『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』 (2022)

いまだかつて、こんなにミニスカートを履きたくなったことは、ない。

ミニスカートを履きながら、乗り遅れてしまいそうなバスに飛び乗る。

そんな私を見て、おじいさんはしかめっつらしてる。ふふふ。かわいそうなおじいさん。こんな楽しいことを、知らないんだから。

ギリギリ間に合ったバスに乗って、向かう先はBAZAAR。自分だけに特別に似合う一品を掘り起こす。

お気に入りをgetして、サイコーにごきげんきぶん。そんな夜は、ダンスホールに行かないと。とびきりのおnewをおろしてね。

ダンス!ダンス!ダンス!
ミニスカートなら、どこまでも踊れる。自由に、自分らしく。

私ほど人生を楽しんでる人は、いないんじゃないかしら。
こんな日々は、いつまでも続かないって?
まさか!

これは私の青春の1ページなんかじゃない。私は、ずっと、いまの私のまま。

きっとね。

って、妄想が止まらないです。
永遠のスウィンギング・ロンドン。
若者と、労働者階級と、ミニスカートが支配した時代。

手のひらの中で、なんでもわかったような顔してないで。さぁ!ミニスカートをはいて踊ろうよ。

ps.
私はこの映画を見て、心のミニスカートをはくことを決めました。



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