生きろ。

久々に映画館をしました。オープニングから何故か涙が出ました。

最後に劇場で映画を観たのが、3/5。約4ヶ月半ぶりの劇場での鑑賞となりました。久々の一本として「もののけ姫」を選びました。

「もののけ姫」は自分にとって特別な一本です。私の記憶の中では、初めて劇場で観た映画です。(公民館のプロジェクターなどではもっと以前にある気がする)
そして、そのような情抜きにしても今までにダントツ1番回数を観た作品。(VHSが擦り切れるほど)

ジブリ映画で一番好きですし、「私的好きな映画トップ10」を決めるならばきっとその中にも入ってくる。
映画の中に出てくる曲「アシタカせっ記」はプレイリストに入れて定期的に聴くほど好きな曲でもあります。

逆にいえばほとんどストーリーを忘れていないであろう作品をまた映画館で観ることにしました。感想は、、

本当に観てよかった

素晴らしかった

なんといっても音です。
何度も何度も観ていたはずなのに、自分の知らない音がありました。
映画館の音響でしか感じられない自然の音や戦いの効果音、オーケストラの音が鮮明に聴こえ、
映画館のそれは、自分の知っているのとは全く違った、もっと壮大な作品でした。

もちろん映像も。特に印象に残っているのは赤色です。
サンが初めて顔を見せるシーンでの口についた血、エボシ御前の口紅もそう。対照的な2人の赤はどちらも美しく綺麗な色でした。

「風の谷のナウシカ」でも王蟲の戦闘色であるように、ジブリ映画の赤色は強さのようなものを感じさせてくれます。(そういう意味でジブリの青と緑は優しさと自然の色、赤は強さ(暴力)と命の色と感じています)

きっとあの時立ち見で観た「もののけ姫」でも小学生の私なりに凄さを感じたからこそ、いまだにあの光景を覚えているんだと思います。

今回、新型コロナの影響ではあるものの「もののけ姫」をまた映画館で観られたことは、私にとって間違いなく宝物であり、忘れられない映画体験でした。

「黙れ小僧!」

モロ、シビれました。

おわり


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