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地に落ちた「Lufthansa」の信頼性

今日の Le Vésinet は・・・と言いたい所だが、昨日の午後にパリからドイツ・ミュンヘンに移動し、ドイツでの仕事が終わって、今は、フランス・マルセイユに移動するためにフランクフルト空港で飛行機を待っている。
なので今日のフランクフルトは快晴。気温も高くなく低くもなく非常心地よい気候ではある。

今回の出張は訳あって、パリ→ミュンヘン→マルセイユ→パリ と言う経路での出張となった。
出張の際の移動やホテルは自分で手配しなければならず、色々と調べたのだが時間の都合で今回の飛行機は全て Lufthansa を使うことになってしまった。決め手は「ミュンヘン→マルセイユ」と言う経路で直通便を運行しているのが Lufthansa だけだったことである。逆に帰りの「マルセイユ→パリ」はミュンヘン経由なので、ちょっと時間的には無駄な経路になってしまったが、まぁ、仕事が全部終わった後の移動だし、次の日は土曜日でお休みなのでそれはそれで良しとした。

ただ航空会社が「Lufthansa」と言う点は若干気にはなっていたのだが、結局、その不安が的中してしまうことになった。

金曜日の夕方、仕事も終わり月曜からの出張の準備をしていたら、携帯電話にショートメッセージが届いた。
金曜日の夕方なので、日本人スタッフからの「呑み」のお誘いかと思い確認してみたところ、送り主は「Lufthansa」で一行目には「Your flight was canceled」と言う文字が並んでいた。よくよく読むと「ミュンヘン→マルセイユ」の直通便がキャンセル(欠航)になったらしく、代替の航空券を自分でWEBページで探して予約し直せ!とのこと。
おいおい、ちょっと待てよ!今回「Lufthansa」を選んだのはその直通便があったからなのにと怒りがこみあげ思わず「ぅざけんなよぉ〜」と携帯電話に向かって叫んでしまった。
近くにいた若手日本人スタッフが驚いて「どうしたんですか上田サン?」と話しかけけてきたので、「かくかくしかじか・・」と詳細を説明したところ、「そんな事、あるんっすねぇ〜、大変っすねぇ〜」と驚きながらも、他人事感一杯で同情してくれた。

まぁ、そうは行っても出張をやめるわけにも行かないので、渋々、指定のWEBページにアクセスし代替のフライトを探して見たところ「ミュンヘン→フランクフルト→マルセイユ」と言う経路でマルセイユ到着が夜の10時過ぎ。フランクフルトでの待ち時間が4時間以上と言う便が見つかった。
おいおい、そんなことなら「Airfrance」便の「ミュンヘン→パリ→マルセイユ」方がマシだし、帰りの便が「マルセイユ→パリ」の直行便を選べるし、あえて「Lufthansa」選ぶ必要なんてなかったのに・・・と、はっきり言って「詐欺」にあった気持ちになってしまった。

去年の4月から欧州で仕事しているが、ぶっちゃけ Lufthansa には「悪い印象」しかない。
前回のフランシス駐在時代にも Lufthansa は何度も使ったが、当時の Lufthansa は、On Time の出発、効率の良いグループ分けの搭乗で待ち時間の短縮など、非常に信頼のおける航空会社だったけれど、今の Lufthansa にはそれらを求めることは出来ない。
これまでの出張で4、5回 Lufthansa を使っているが、問題なく運行した事は1度もない。出発・到着が遅れるのはほぼ毎回の話、おまけに乗り継ぎ便の最初の便が遅れて乗り継ぎ便に間に合わなかったり(乗り継ぐべき便は、何故か On Time で出発するのが不思議)、今回は予定便が意味もなく「欠航」。昨日の「パリ→ミュンヘン」便も出発が1時間遅れた上に出発ゲートがなんの連絡もなく変更されていたし、ついさっき乗ってきた「ミュンヘン→フランクフルト」便も出発が遅れた上にやっぱりゲートが変更になっていた。それを知らなかったボクはスンデのところでゲート変更に気づいて乗り遅れずにすんだけれど、Lufthansa 便を使う時はホント気を抜けない。

今回の出張は、まだ工程半ば。
この先何も起こらない事を願わずにはいられない今日この頃なのです(そりゃぁ、ビールでも飲まずにはいられないっちゅーの)。

P.S.
この文章を書いている最中にも「フランクフルト→マルセイユ」便の出発便のゲートが変更になったとの連絡が・・・、ったく!)

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