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TOEIC勉強を開始する前にやって欲しい3つのこと

 私の公式なTOEIC点数は海外に駐在する前の、今から約6年前に取得した865点です。よって、TOEIC本を出しているような方々のように満点取得はまだ達成しておりません(今は駐在経験を経てもう少し高い点数かもしれませんが)。

 しかし、私が当時480点から865点まで8ヶ月で取得しましたと言えば、少しはその勉強法に興味を抱いて頂ける方や、会社からの要望で短期に点数を伸ばしたい方にとって何か気づきがあるかもしれません。そういう人達に向けて書いてみたいと思います。

TOEIC点数の履歴について

 私の元々のTOEIC点数は480点でした。そこからの履歴は

 480点⇒530点⇒645点⇒635点⇒795点⇒745点⇒795点⇒865点

 となり、結果だけみると比較的順調に点数が上がったように見えると思います。本日は、高得点を取得する為のHow to を述べる前に、TOEIC開始前にやって欲しい以下3つのことについて述べたいと思います。

1.勉強期間は長期ではなく短期で設定する
2.断捨離敢行。やらないことを決める
3.勉強仲間を見つけ、切磋琢磨する

1.勉強期間は長期ではなく短期で設定する

 TOEICを勉強している人に「目標点を取得する為の勉強期間」を尋ねてみると、「1年で100点UP」や「3年以内に800点以上」など、比較的「長期」で設定されている人が多いですが、当時の私のように500点付近で彷徨っている人達は、完全にマインドセットして、「3ヶ月で300点UP(1ヶ月100点UP)」くらいのストレッチした目標設定が良いと思います。

 なぜなら「TOEICの勉強はつまらない」のです。私も勉強していて、面白いと感じた事はなく、いつも心折れそうになっていたのを覚えています。特に当時の私もそうでしたが、会社から半強制的にTOEIC高得点を求められている人達は、そのような無駄なプレッシャーからさっさと開放されるためにも、短期間で高得点を目指すのが得策と思います。

 長期間で目標設定している人は、その退屈さ故、途中で挫折しているケースが私の周りにも多かったです。私自身が長期で目標設定をしていた期間は点数もずっと伸び悩み、結果勉強を途中でやめてはまたスタートさせる悪循環の繰り返しでした。

2.断捨離敢行。やらないことを決める

 とは言え、TOEIC高得点はそれ程簡単に取得できるものでもありません。ある一定期間TOEICに集中する為にも、「断捨離敢行」、つまり「やならいことを決める」が必要になります。

 具体的には、勉強時間を確保する為に「無駄と思われる事」をどんどん減らして行くのです。例えば、「社内の飲み会」「SNSの閲覧やネットサーフィン」「お付き合いゴルフ」、数ヶ月であれば「読書」や「新聞の流し読み」も犠牲にしても良いかもしれません。

 他人に「付き合いが悪くなった」と言われても全く気にする必要はありません。断捨離に関しては、桜木花道ばりの「断固たる決意」が必要で、これが出来る人、出来ない人で凡そ勝負は決するように思います。

 但し、「家族行事」や「家庭内での役割」を断捨離する場合は、家族の絶対的理解や協力が必要になるので、ここはしっかり話合う時間を設ける事が重要です。私はここに関しては失敗した感があるので、アドバイスは出来ないのですが(笑)。

3.勉強仲間を見つけ、切磋琢磨する

 上述したように「TOEICの勉強はつまらない」のです。特に会社から半強制的に高得点を要求されている場合、その「やらされ感」は半端ないと思います。

 少しでも勉強を楽しくする為に「勉強仲間」を作るのが良いと思います。そして、全員で「必ず短期間で高得点を取得するんだ」という決意を持って、互いに健全な進捗管理を出来る環境を構築する事がモチベーション維持にも必要だと思うのです。

 一人で黙々勉強している人は、勉強仲間を探す、もしくは自分自身で立ち上げてみることをオススメ致します。私も当時の勉強仲間に刺激を受けたり、助言をもらったり、この仲間の存在なしに目標は達成し得なかったと断言できます。

 さて、今回はTOEIC勉強開始前にやって欲しい3つのことを書いてみました。特別な事は何一つ書いていないので、拍子抜けした方も多いかもしれませんが、当時の私にとっては非常に重要なことばかりでした。

 どれか一つ欠けていても、短期間で点数は上がらなかったと思います。同じような境遇の人にとって、なんらかの気づきとなれば幸いです。では、次回以降は「リスニング編」「リーディング編」について書いてみたいと思います。

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