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流行り病闘病記 6

一般病棟に来て2日目。

相変わらず肺が痛い。

正確には肺の両方の外側の背中側がズキズキ痛む。

入院初日からずっと抗生剤の点滴をしている。

歯の治療で良く抗生剤を飲むが、2、3日分だ。

だいぶ悪いのだろうか?

看護師さんに聞いたところ、
それ以外の病気は1週間は続けるのが
普通と聞いて安心した。

微熱も続いているし、早く良くなって欲しいが、
意外と時間がかかる。

友達も重症化して肺炎になり入院してたが、
やはり肺炎が良くなるまで
時間がかかったと言っていた。


死亡率は低いが、結構しんどいし、
人生の貴重な時間が失われる事を考えると
馬鹿に出来ない。

これを読んでくれている方々には
くれぐれも注意してもらいたい。

リスクとリターンを考えて後悔しない様に。


2日目は甲状腺のエコー検査と
睡眠時無呼吸症候群の検査。

無呼吸の検査は、寝る時に鼻にちょんちょんとした
管をつけて、機械に繋がっているのでスイッチを押す。

後は寝るだけ。

しかし気になってあまり良く寝れなかった。

どういう結果になることらや。


心臓の大がかりな検査は来週になった。

身体の回復を待って行うからだ。

入院して7日目にしてようやくうんちっちが出た。

水分を抜きまくったので硬かったが、
ようやく出て気分は良い。

点滴も抗生剤を打つ時以外は無いので
自由に動き回れる。


ようやく全ての管から解放されて寝返りも打てるし、
点滴棒も使わなくて移動が出来る。


良くなって行く喜びが湧いてくる。


やはりおちんちんの管が取れた事が大きい。

バルーンというらしい。

本当に痛かった。

抜く時も痛かった。

おちんちんは挿すものであって、挿される物では無い!


もう2度とごめんだ。


医療が発達して痛みが無い様になれば良いと思う。


自販機まで普通に歩いて行って
水を買いに行ける様になった。

ゼェゼェも言わなくなった。

立ちくらみも無い。

社会復帰までもう少しだ。

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