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【星読み】冬至「これからの3か月予報〜新しい世界への旅立ちと次へ持ち越さないものの浄化」

12月22日12時28分ごろ、太陽が山羊座入りし、冬至です。

冬至は太陽が出ている時間が一番短い時で、陰極まる時です。ここから陽に転じて徐々に日が伸びていきます。

西洋占星術での一年のスタートは基本的に春分ですが、冬至は太陽が生まれる日とも言われており、冬至がスタートだとおっしゃる方もいます。

春分・夏至・秋分・冬至を農作業で考えると、春分は種まき、夏至は間引き、秋分は収穫、冬至は収穫物の加工、翌年の準備です。

春分でスムーズにスタートを切るためにも冬至からの準備が大切なのでしょうね。

さぁ、冬至から春分までの3か月予報です。

月の満ち欠けごとの星読みでは、月と太陽を中心に読んでいきますが、四季図と呼ばれる春分・夏至・秋分・冬至では太陽を中心に読んでいきます。

この冬至では、太陽は9ハウスにあります。

9ハウスは、今いる場所から広い世界に出て、新しい価値観などを知る「旅」のようなハウスです。

イメージとしては、地元から出たことがなく、地元の世界だけが全てだったところから、違う土地に行ってみると全く知らなかった文化や価値観が広がっていて、最高に好奇心が刺激され、もっと知りたいと思い行動する!こんな感じです。

大学や海外なども9ハウスのイメージです。

そうなると、これからの3か月のテーマは、
「今いる場所から思い切って外に出て、新しい世界と出会う」
となるでしょう。

この太陽に水星と火星が重なっていますので、情報収集力や行動力も後押しされるでしょう。

そして太陽は土星と木星とも調和的な配置です。
思い切って新しい世界に飛び出すことで、自分の核となる価値観に気づき、それを地に足をつけて大切に守り育てようと決心するでしょう。

ただし、ここに魚座海王星が葛藤の配置です。

魚座海王星は浄化の星です。汚れや悪いものを取り除いてクリーンにします。ですので、まずは汚れや悪いものが浮き彫りになりやすいのですが、やはり表面化した時や決別すると決心し行動する時などにメンタルが揺らぎやすくなります。

辛い決断もあるかもしれませんが、次の春分を気持ちよく迎えるためにもここでしっかりと浄化することが必要なのかもしれません。

他の星も見ていきましょう。

月は木星と重なり、太陽とは調和的な配置ですが、破壊と再生の星・冥王星と葛藤の配置です。

月と木星が重なるのは気持ちが大らかになりやすくとても良いのですが、それ以上に冥王星の力が強いので、うまく行っているな〜と思ってもそれがひっくり返るような出来事があるかもしれません。

冥王星の影響は集中的であり徹底的ではありますが、壊されても必ず再生としても働きます。何かあったとしてもそれを忘れず諦めないでください。

最後に、恋愛や人間関係を表す金星の真向かいに天王星がいます。

真向かいの配置は必ずしも悪いことだけでもなくて良い方向に行く場合もあります。

天王星の影響は突然なので、突然の別れの場合もあれば突然の出会いの場合もあるでしょう。

天王星・海王星・冥王星は個人的な星ではなく、集団的無意識の星です。

この地球の向かう方向に合っていれば、良い結果として表れますし、違う場合は苦い結果として出てしまうかもしれません。

「新しい世界に思い切って飛び出す」というのはとても前向きなことで、2024年春分からの1年のためにも必要なことですが、一方で、次の春分を迎える前に「しっかりと終わらせるものは終わらせる」ことも同じように大切なようです。

気持ち的に揺らぐこともあるかもしれませんが、そんな時はどうぞ五感を満たしてください。好きなものを食べたり、好きな音楽を聴いたり、好きな香りをかいだり、インテリアに凝ってみたり、好きな映画を見たり、オシャレを楽しんだり…
それらがあなたの心を癒し満たしてくれるでしょう。

あなた自身も大きく成長する3か月となるはずです。

それではどうぞ、3か月間の素敵な旅を!







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