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【星読み】牡羊座新月(皆既日食)「恐れを超えて自分らしさを追求する」

4月9日3時21分ごろ、牡羊座で食を伴う新月です。

今回の日食は日本では見ることはできませんが、皆既日食です。

前回の満月は月食でしたが、かなりパワフルでしたね。心を揺さぶるような出来事が降りかかった方もいたのではないでしょうか。と同時に「動け!」のサインが来た方もいたのではないでしょうか。

今回の日食もまたパワフルです。

日食月食は強烈なリセットをもたらすと言われています。

日食月食の影響はここから半年ほど続きます。

太陽と月は牡羊座19度で2ハウスにあり、キロンとピッタリと重なっています。

2ハウスは目に見える形での「その人」を表す場所です。

1ハウスはその人が持って生まれた本質の場所で、魂の場所とも言われています。
その魂が体に入り、体と魂が一体となる場所が2ハウスです。

1ハウスは魂や本質など、まだその人らしさが漠然としていますが、2ハウスで魂と体が合わさることで、目見にえる形で分かりやすく「その人」が形成されます。
例えば、収入などの資産もそうですし、持ち物や見た目などもそうです。

この2ハウスで日食が起こるので、体と魂がうまく噛み合っていないものに対してリセットが起こると思われます。本来持つべきものではないものに対しての手放しや、自分に合っていない方向性への見直し、もしくは本当は必要だと思っているのに諦めている事柄に対しての気づきなどがあるでしょう。

そして、太陽・月・キロンの度数は「目的に向かってコツコツと努力することで、揺るぎない精神性が身に付く」という意味があります。

牡羊座19度は、目的を何個も持つというよりは1つに集中すると良い度数です。
「これで行く!」という1つに絞るためのリセットもあるでしょう。

キロンは「傷や苦手意識」を表す惑星です。
傷や苦手意識というとネガティブですが、キロンの「傷」を積極的に乗り越えようと努力すれば、新たな道が生まれると言われています。

目的が決まり、いざ行動しようとすると苦手意識や自分には無理といった気持ちに苛まれるかもしれません。

それでもやはり、この新月はそこを乗り越えることが大切です。

前回の満月ですでに「目的」に気づいた方もいるでしょう。

誰にも応援されないかもしれないし、すぐに結果は出ないかもしれません。それでも、自分の中から湧き上がる情熱の炎を信じてコツコツとやり続けることが大切です。

そうすることで、抱えていた傷が癒え、そして自発的にモチベーションが保たれる精神力と体になっていくでしょう。

結果、無駄なものが削ぎ落とされ、自分らしさにさらにさらに磨きがかかっていくはずです。

今回の新月は、ほとんどの星が1ハウスから2ハウスに集中しています。

他者と交わって自分を開いていくというより、自分に打ち勝てるかが鍵となるでしょう。

自信がなくて心が揺れ動いても、行動の歩幅は小さくても、コツコツと歩みを進めることが大切です。

迷いが生じたら、自分の中に生じた情熱の炎を感じてみてください。








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