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趣味ブロガーに必要なマインドセット

こんにちは!Yoshiです。

自分の好きなことを書こうとブログを始めたけど伸び悩んでいる・・・

この記事を読んでいる方の中にも、こういった悩みを抱えている人がいるかもしれません。

1年半前の僕も、同じように悩んでいました。
渾身の力を振り絞って記事を書いても、1日のPVは100程度。
当然、Google アドセンスの収益も数円あればいいくらい。

でも、ある考え方に出会ってから僕のブログは飛躍的な成長を遂げました
今では1日数千PVの流入があり、たくさんの方に見ていただけるようになりました。
そればかりか、読者の方からメッセージをいただくことも。

この記事では、僕が学んだ「趣味ブロガーとしてのマインドセット」について、僕の経験も交えて紹介していきます。
すなわち、「趣味ブロガーは読者のためになる記事をまず目指そう」ということです。

この記事では、いわゆるブログが成功する方法やPV・収益を増やす方法は全く書いてありません。内容は僕が考え出したものではなく、ごく当たり前のことです。ブログのテクニック等など有益な情報は他の方のNOTEをぜひお読みください。

この記事は私自身に向けた自戒の記事でもあります。あくまで一つの意見としてお読みいただければ幸いです。

趣味ブロガーとは

趣味ブロガーの定義について、最初に確認しておきましょう。
私がいう趣味ブロガーとは「自分の好きな趣味にフォーカスを当てた、知識を共有するブログ」のことです。
いわゆる日記を書いたブログや、アフィリエイトサイトとは異なります。

きっとあなたは、自分の好きなことを友達から聞かれたら、熱く語れる自信があるはずです。その熱意をブログまで昇華させると、趣味ブロガーといえると思います。

何を目的にブログを書くのか

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ブログ初心者にありがちな悩みは、こういったものではないでしょうか。

「Twitterでは●ヶ月で××PVといった人もいるのに、自分は全然及ばない」
「記事を書いても、収益はほぼない・・・」

僕も、1年半前同じような悩みを持っていました。
Twitterを見ては、「自分に能力がないのではないか」と悩み、Google検索で「ブログ アクセス 増えない」と検索していたのです。

その時の自分は、PVや収益といった定量的な評価しかできなかったのです。そして、ブログの記事を書く目的は「アクセス数を増やして収益をどうあげるか」になっていたのでした。

ちょうど伸び悩んでいた時、ある1つの経験を思い出しました。

学生時代のカフェでの経験

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僕は、大学生時代に大手カフェでアルバイトしていました。
私がいた名古屋には何十店舗もあり、当然全てのお店では全く同じメニューを出しています。他のお店との違いは、立地の違いくらいです。

ある日のこと、アルバイトをしていると、先日お店に来てくれた男性を見かけました。「今日も来てくれたんですね!」と話しかけると、その男性は、はにかみながら答えました。「Yoshiさんがいるかな、と思って立ち寄ったんだよ」と。

実は、先日その男性がお店に訪れた際、とても疲れ果てていたようでした。何かしてあげようと僕はその男性に試食のケーキをプレゼントしたのです。男性はちょっと恥ずかしそうな顔で受け取ってくれ、くつろいでいかれました。

この経験は、僕に大きな教訓を教えてくれました。それは「相手を第一に考えた行動は、相手に感動経験(エクスペリエンス)を提供できる」ということです。

経営の神様と言われた松下幸之助氏も、こんな名言を残しています。

商売とは、感動を与えることである。

出典:松下幸之助の名言・格言|癒しツアー

似た多くの店舗がありながら、その人はあえてそのお店を選んでくれたのです。その後、その男性は週に何度も来店してくれるようになり、ビジネスとしてもプラスに働く結果となったのです。

明確な目標があなたを導く

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あなたは、自分のブログに何か目標を持っていますか?
グレッグ・マキューン氏は、著書「エッセンシャル思考」でこのように述べています。

目的が明確でなければ、人を動かすことはできない。(中略)目的が明確でないとき、人はどうでもいいことに時間とエネルギーを浪費する。

出典:グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』P152

この目標がブレてしまえば、読者の動かすことはできません。そればかりか、自分も簡単に他の人の意見などで流されて迷走してしまうでしょう。初心に一度戻ってみてください。あなたは、なぜブログを始めようと思ったのでしょうか。

収益を考えれば、アフィリエイトサイトをつくれば早いでしょう。PV数を得たいならトレンドブログを作ればいいはずです。

僕は、趣味ブロガーの存在意義は「自分の経験を後進に伝えること」だと思います。

ギターの弾き方を教えるサイトを長く運営されているa-kiさん(@akisfactory)の著書「情報サイトでオーソリティーを目指そう!」では、こういった一節があります。

個人の小さな知を後進に伝え、長く愛され尊敬されるサイトを運営する

出典:『情報サイトでオーソリティーを目指そう!』

個人としては企業メディアには勝つのは容易ではありません。
しかし、自分の経験に基づいたエピソードは他の人には書けませんし、将来同じ悩みを持つ人には役に立つに違いないと思うのです。
読者に寄り添うコンテンツが、読者の心を動かさないはずがありません。


趣味ブロガーとして有名なクロネさん(@kurone43)も、このように述べています。

稼ぐことはスッパリやめて、ブログを通じて価値ある情報を提供したり、同じ好き・得意・趣味を持つ仲間を集めるのも楽しいですよね。
ブログは自分の好き・得意・趣味を情報発信できるとても素敵なツールです。
出典:自分の好き・得意・趣味を活かしてブログでお金を稼ぐ必要があるの?|クロネのブログ講座

読者のためになる記事作り

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カフェでの経験を踏まえて、僕は記事作りの方針を変えました。PVや収益を追うことは一旦止め、「どうやったら読者の人に良い価値を提供できるのか」という視点を持つようにしました。

読者に役に立つコンテンツは、言い換えるならば、読者の手間を省いてあげるコンテンツです。読者が何を疑問に感じ、何につまずき、どう解決してあげればよいかを指南します。場合によっては、読者が気づいていないことを気づかせてあげる必要もあるでしょう。

当然、読者の手間を肩代わりするので、記事を作るために相当な作業と負担が発生します。自分の知識を他人に説明できるように咀嚼するのは簡単なことではありません。

しかし、読者の期待を超えたコンテンツをつくることが相手に感動経験(エクスペリエンス)を提供することになります。きっと自分の知りたかった以上を得た読者は、「このブログを見に来てよかった!」と思うに違いありません。そのように感じたら、きっとファンになってリピートしてくれるはずです。

誰かの人生を後押しする

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僕はバックパッカーとして旅した経験を元に、海外一人旅をしたい人を後押しする記事を書いています。そして、その記事が誰かの人生を後押しする経験をしました。

2018年の1月、所用で東京へ訪れた際に、フォロワーのある大学生の子からDMをもらいました。DMには「もし可能だったら、旅のお話をしたいです」と書かれていました。直接会うと、彼はこう語ってくれました。

海外一人旅に漠然と憧れて、偶然検索でYoshiさんのブログを見つけました。ブログいつも読んでます!いろいろと記事を参考にさせてもらって、この初休みにタイに行く予定です。

僕は誰かのために書いた記事でしたが、実際その大学生は僕の記事を読んで実際に旅に出かけたのです。後日、「無事に旅から返って来ました!」といったDMをくれました。

趣味ブロガーのマインドセット

僕が思う趣味ブロガーのマインドセットは「後進に自分の経験を伝えるために、良い価値をコンテンツを通して提供すること」です。良い価値を提供すれば必ず後からPVや収益は付いてくるはずです。

良い価値をもっと広く伝えるには、SEOやライティング、マーケティングといったテクニックも必要になるでしょう。実際、僕も日々いろいろな方から学ばせていただいています。

しかし、土台がなければ建物は立ちません。いくら立派な建物を立てても、それが誰かに価値をもたらさなくてはいつか朽ちてしまうはずです。

読者にコミットしていくときに、本当に必要とされるサイトとなっていくのではないでしょうか。

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