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パッケージアカデミーへの受講(第2回)

第1回目の講義はアーカイブ動画の視聴でしたので、正式に講義へ参加したのは今回の第2回目からでした。

講義の雰囲気は動画で拝見していたので、少し緊張しましたが簡単に自己紹介だけしてそのまま講義スタート!


身蓋一体型組箱の作成

今回は「手組み付きN式ケース」をまずは作成。
組箱(トムソン箱)の一種で、一体型、ワンピース箱と呼ばれるもので、蓋と身が一体となっている形状の箱です。
蓋が上から覆い被さってくるような作りになってます。

洋菓子や生菓子の箱として使用されるようなイメージの箱です↓

第1回目の講義動画を直前で見ながら箱の組み立てなどやっていたおかげで、第2回目の講義もすんなりと内容についていくことが出来ました。

早速全体の寸法を測ったり、展開図の作成。

展開図
組み立て
一応完成!
蓋の閉まりが甘い💦

勿論、完璧とまではいかないけどなんとか形にはなりました💦

前回同様、1mmの微調整箇所が綺麗に切りれなかったりなどで、なんとか形になるものの細かな箇所で改善の余地有といった感じでした。
勿論、実際には機械で作成するとは思いつつも、自分の手で組み立てることによって、「どこの箇所がどこの面になるのか?」とか「この箇所は全体の箱の中でもこんな役割があるのか!」といった気づきを実感することが出来ます。

手を使わずに機械でサクッと出来てしまえば楽だけど、そのような気づきを得る為にもパッケージ初心者は自分で箱を作ったり展開してみる事で初めて分かることがあるんだなーと感じました😊

地獄底ケース

「手組み付きN式ケース」作成の後は「地獄底ケース」の作成。

地獄底は、底面に強度を持たせた形状で、『地獄底』という名前の由来は、
「地獄の底へ落ちたら抜け出せない。抜けられない状態になる。」
とのことです!
組み立てに少し手間がかかりますが、強度の高い形状であることが特徴です。

地獄底!

今回は既に出来上がった状態の展開図を基に、どのような作りになっているのかを講師よりご説明を頂きながら実際に組み立てを行いましたが、仮に自分で設計するとなったことをイメージすると、長さをきちんと考えて作らないといけない箇所が多く、少し複雑な印象でした💦

地獄底の展開図

課題への取り組み

「手組み付きN式ケース」を身の回りにある物を入れて実際に作成してみる。
というものでした。

自分は財布を入れて作成をしたのですが、ふと冷静になって考え直すと財布にN式ケースを使うことってあるのかと疑問が多く、実際にあり得るようなケースに近い想定の基で課題に取り組まないとダメだったなと反省💦

初心者的なミスということですみません🙇笑

展開図
完成(毎回蓋の閉まりが甘い)
財布入れるとこんな感じ


パッケージデザインのオススメ本

講師の三原さんが紹介して頂きました、パッケージデザインを学べる本の紹介です😊

自分は即購入させて頂き、時間がある時にパラパラと眺めてます。
デザインの仕方とかを学べる本ではなく、パッケージに組み込まれた制作としての工夫が分かりやすく掲載されてます。

実際に読んでみて感じたことは、パッケージデザインに限った話ではないけど、いかにユーザー視点の「不満」を解消することが出来るか、その問題解決の視点を常に持つことが仕事の本質的な部分なんだなということです。

消費者が商品を購入した後に「なんかこの商品の箱、使いずらい」といった声に寄り添い、その問題を解決すること。
何か大きく世界を変えてやる!みたいなことではなく、身近にある小さな「不便、不満」を解決しようとすることから仕事が生まれ、お客様に感謝して頂き、その対価としてお金が生まれる。
という仕事の本質的な部分にも触れることが出来る本だと感じました!!


ということで第2回目の講義については以上です!
お疲れ様でした😊

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