IT系のスキルで起業して安定的な収益の柱ができるまでの体験談note

こんにちは。
業務自動化エンジニア養成講座の宮内です。

さて、ITスキル系の個人事業主やフリーランス、ひとり社長など、自分のスキルを活かして活動する方、またはスキル習得から起業を目指す方にとって、月額で法人契約できることは自分の収益を安定化する上で、特に重要な課題ですね。

例えば、1件50万円のWEB制作で起業して活動しようと考えたとして、年間通じて収益を考えると、少なくとも毎月1件は新規案件を獲得するくらいのペースで営業していかなければなりません。

僕自身、起業して最初の頃は、1ページ1000円の資料制作などの単発案件からスタートしていました。

実際の案件としては、たまたま繋がりのあった歯科の先生の学会で使う50ページの資料や、古物商を経営する社長の15ページほどの社内マニュアル資料とかです。

案件があることはありがたいですが、売上としては1ヶ月で必要な分にも満たなかったです。

そこからどうしていったのかというと、デスクワーク(Excel、PowerPoint、Wordを使うくらいですが)は人一倍得意だったので、身の回りの仕事が忙しい社長のデスクワークを手伝います!と手探りで人に会っていきました。

最初にもらえた案件は資料作成もさせてもらった古物商の社長で、でも僕ができることも少なかったため月に3~8万円ほどで、新卒の初任給にも全く届かないどころかアルバイトするよりも少ない売上でした。

この時期は「本当にどうしよう…」と毎日のようにお腹が痛かったですね…

大きくこの状況が変わったのが、知人から紹介していただいた中小企業の社長の仕事の手伝いで、「事務代行&IT支援」をするアシスタントとしての案件でした。

業務委託として月額のまとまった金額で契約をいただけた時には、すごい安心したのを今でもはっきりと覚えています。

そこから3,4ヶ月くらい経って、また別の企業でITツールを使いながらバックオフィス業務の事務代行を行える人材がいないと困っている企業を紹介していただいて、新しく契約をいただくことができました。

起業してなんとか自分個人として生活するための収益としては、かなり安定してきたのですが、ここまではただ流れのままに進んできたこともあり、何か自分の専門性となるスキルを持って案件を獲得できるようになりたいと考えるようになってました。

目の前の案件を一生懸命対応しながら、実践経験の中で必要なITスキルや専門性を考え、「このスキルがいいのか?」「こっちの分野はどうか?」と手当たり次第、ITツールをアカウントを作っては試しに使ってみてと数えきれないくらい試してました。

で、結局どこに辿り着いたかと言いますとGoogleを活用したバックオフィス業務の自動化オンライン事務代行を組み合わせた実働型コンサルティングでした。

なぜかと言えば、企業からのニーズがあるから
もちろん仕事としてやりがいや楽しさもありますが、それだけでは案件にらないという経験もたくさんしてきました。

「企業ニーズ」と「自分が得意でやりがいを感じること」のバランス

これが大事です。毎日お腹が痛い思いをしながら学んだ教訓です。

実働をする中で、企業の中でほぼ確実にExcelやスプレッドシートを使っていて、さらにその業務を効率化したかったり、誰かに事務代行として運用してもらいたいというニーズがあることを知ったことが大きな気づきでした。

「Excelもスプレッドシートも使ってないよ」という会社は僕が経験した中では1社もなかったですし、皆さんの周りでもないかなと思います。

さらに今は特にIT化の必要性がこれまで以上に認知されたり、人材不足の課題BPO市場の伸びなど、環境が後押ししていることも大きな要因です。

僕自身ITスキルを身につけることは楽しくてずっとできるので、それが案件に繋がるのがバチっと一つになったのがここでした。

自分のバックオフィス業務の自動化と事務代行を組み合わせた提案ができるようになってからは、営業ツールとして提案資料を作り、医療やメーカーなど色んな企業と仕事をさせていただくことができました。

もし今、スキル習得からその先の収益の柱を作ることに悩まれている方は、「企業ニーズ」と「自分が得意でやりがいを感じること」のバランスについて一度考えてみてください。

僕の体験談があなたが大きく前進するきっかけとなれば幸いです。


おわり。

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