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飲食チェーン店で働くということ

コロナウイルスの影響で内定取り消しが相次いでいることが問題となっています。内定取り消しされた学生を救済する動きが出ており、その中で飲食チェーン店が学生を採用する動きがあるとニュースになっていました。

内定取り消しされた学生を救済することは素晴らしいと思います。また、コロナウイルスの影響で内定取り消しになるような会社に行かなくて良かったと思います。所詮その程度の会社です。

ただ、救済されたからと言って考え無しにホイホイついていくのは危険です。よく考える必要があります。

私も新卒は飲食チェーン店で働いていました。当時はブラック企業の代名詞と呼ばれるような会社で、何人もの同期が心を病み辞めていきました。今の時代はそんなことは少ないと思いますが、飲食チェーン店メリットデメリットを書いていきたいと思います。

メリットその1。将来個人の飲食店を持ち独立するために勉強ができる。

これは店長になってからの話ですが、店長はほぼ1人で1店舗を管理します。よく言う、人、物、金の流れを学ぶことができます。多少分からなくても本部からの支援があるので、店舗運営に関して様々なことを学ぶことができます。

メリットその2。新入社員にしては給料が良い。

私は入社3年目で店長職、月50万貰っている時がありました。能力給でしたが、簡単に就職でき、上手くいけば良い給料を貰うことができます。また、新卒でも他より給料を高めに設定しているので、入社して数年は他の会社より多く給料がもらえます。

メリットその3。シフト制なので、休みが自由。

平日に休むことが出来ます。最近の飲食店は土日も休むことができると聞いていますが、よく調べてみてください。これはデメリットにも繋がります。

デメリットその1。自分の時間が持ちにくい。

多くの飲食チェーン店はシフト制365日稼働です。学生アルバイトが多く在籍していているため、シフトの調整に難航します。なぜかと言うと、当然ある程度の人数がいないと店はまわりません。しかも学生アルバイトはすぐに休みます。休まれると、他の人に出勤要請をしたり、最悪は自分が休みの時に出勤せざるを得ない場合があります。これはかなり心が削られます。

デメリットその2。自分の時間が持ちにくいその2

前述で書いた365日制はかなり曲者です。まずお盆正月は休めないものと思ってください。休みの日でも、クレーム等発生すると対応しなくてはなりません。休みの日でも気が休まらないことが多いのです。これも心が削られます。

デメリットその3。ブラック気質の会社が多い。

ブラック気質の会社はまず何をするか?と言いますと洗脳します。聞こえは悪いですが、そのように仕向けます。飴と鞭をしっかり使い分け、どん底に落としては上げ、それの繰り返しでなんでも言うことの聞く部下を作り上げます。それが管理するのに一番楽だからです。何も知らない学生たちはどんどん洗脳されていきました。

デメリットを上手く解消し、ブラックを上手く扱えるようになると楽な仕事だと思います。ただ休日だけは何とかして欲しいのが本音でした。少しガマンして独立するか、それしかないのかと思います。

飲食チェーン店にこれから就職する人はよく考えてみて下さい。他もたくさんあります。

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