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「カナダ・ニュースの屑籠から」オンタリオ州ファーガスのカップルが家を売って、フランスのお城の城主になったお話

心揺さぶられるような悲しいニュース、衝撃的な出来事が相次ぐ世界情勢の中、少しでも気分が和らぐような話をお伝えしたいという願いから、カナダの公共放送、CBCが報道したニュースの中より選んで、不定期で掲載しているのが「カナダ・ニュースの屑籠から」シリーズです。

さて、今回は、先頃、オンタリオ州ファーガス(トロントの西、車で約1時間半、人口約2万人)という小さな町に住んでいたカップル、スティーブン&サラ・コールさんたちが、自分たちの4ベッドルームの家を売却、そのお金でフランスの500年前に建てられたお城を買ったというお話です。

以下のURLをクリックしていただくと、記事原文と動画、写真などを見ることができます。

https://www.cbc.ca/player/play/2274134595550

1軒の家を売って一つのお城が買える??? まるで夢のようなお話ですが、まだ中年と言えるほどの年齢にも達していないようなカップルが、にこやかに笑みを浮かべながら、さも簡単そうに話しています。

私もファーガスの不動産市場がどのくらいなものなのかググってみました。確かにこの町は都会の喧騒から離れた、高級志向の新築住宅が多く建てられている地域のようで、住宅の価格もかなり高めで100万~120万ドル(大雑把に言って約1億円前後)の物件が多いです。

コールさんたちの家がどのくらいで売れたのかはわかりませんが、フランスのサン・ジュルマン・デュプレ(と言ったように聞こえたのですが?)の500年前のお城が、そのお金で買えるんですね!

スティーブンさんが「お城には37エーカー(約1万5000平方メートル)の庭があって、この芝刈りをするのに6時間かかります。それから、城の中には13の暖炉があるので、相当の量の薪が必要です」と笑いながら話しています。

フランスに移住するのが簡単なことなのかどうかとか、細かいことには触れていませんが、彼らは「別にカナダが嫌いでフランスのお城を買ったというわけではないんです。カナダは大好きですが、この機会にライフスタイルを変えてみよう、新しい体験をしてみようと思ったんです。仮にすべてがうまくいかなかったとしても、私たちはお城に住んでいるんだと言えるのはクールじゃないですか」と笑っています。

動画の後でキャスターも言ってますが、お城の維持費、経費、手間などが大変ではないかと。。。でも、カップルには、お城をビジネスチャンスに活用して行こうというプランもあるようです。


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