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孫のために汽笛を鳴らしてくれた地下鉄運転士

私たちは、私たち夫婦と息子一家(夫婦と男の子一人、今2歳)の計5人の3世代でトロント北郊のマーカム市(人口約35万人)の家に一緒に住んでいます。トロント市と周辺地域(グレーター・トロント・エリア)の人口を全部合わせると約450万人ぐらい。まあ、カナダでいちばん大きい都市ということになります。日本人および日系人人口はいろいろな説がありますが、大体2万~3万人ぐらいではないかと言われ、バンクーバーと同じくらいだとも言われますが、はっきりしたことはわかりません。これに、ワーホリ、留学生、研修生などの短期滞在者を加えると当然、もっと増えるわけですが、今はコロナ・パンデミックですっかり様変わりしています。

おとといでしたか、息子一家がトロントのほうにドライブに行ったついでに、今2歳2か月の息子に本物の電車が走っているところを見せようと、こちらでTTCと呼ばれる公共地下鉄線の電車が地上部分を走っているところの高架橋に連れて行きました。

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ちょうど下り線の電車が高架橋に向かって近づいてきましたので、息子の嫁さんが一生懸命手を振り、孫が一心不乱に近づく電車を見つめていたら、何と電車の運転士さんがプ、プーッと短く汽笛(というんですかね)を鳴らしてくれたそうです。なんと心やさしい運転士さんではないですか。

私が10年ぐらい前からリモートワークに切り替わるまでは、通勤で日常的に利用していたTTC(Toronto Transit  Commission) の地下鉄は、よく走っているうちにトラブルを起こして、突然、有無を言わさず乗客全員を下車させ、地上の代替バス(シャトルバス)に乗り換えさせたり、しばしば値上げを強行したりであまりよく思っていませんでしたが、孫のためにわざわざ汽笛のサービスをしてくれるようなよい運転士さんもいたかと思うと少しうれしくなったのでした。


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*センター・アイランド(オンタリオ湖)から見たトロント・ダウンタウンの摩天楼と孫とアヒル。




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