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【カナダ】ネットで拾ったニュースの“屑籠” その3 『恒例お笑い911コール特集』

カナダで年の終わりに「今年のお笑い911コール特集」みたいなのを定番でやっているようです。911コールというのは、日本で言えば「110番コール」あるいは「119番コール」のことです。カナダでは警察も消防も同じ911コールです。911コールは全部録音されているようですから、お笑い特集で紹介されているコールは本当に一般市民などからかかってきたものです。

*カナダ中部のマニトバ州ウィニペッグ市警察にかかってきた911コール。
「新しいスマホを買ったんだけど、ちゃんとつながってるかどうか確かめたくておたくにかけてみたんだけど。。。」(このバカげた911コールに応対した救急コールセンターの人は怒らずにやさしく「大丈夫。ちゃんとつながってますよ」と答えたそうです。

*トロントのティーンエージャーからかかってきた911コール。
「私の母さんがワイファイ(wifi)アンプラグしちゃったの」
*別のトロントの女性は、
「窓の外でリスが怒ってわめいているから怖いので助けて!」
*トロントのユニオン・ステーション発の郊外行き最終電車に乗り遅れそうになった女性でしょうか。
「大至急、ポリス・カーでユニオン・ステーションまで連れてって!」

*カナダ中部、サスカチュワン州で連邦警察(RCMP)が受けたお笑い911コールは。。。
「店に注文して持ってきたコーヒーが冷たかった」とか
「スマホのミュージック・プレイリストがどうしても見つからない」とか、
「知らない街に初めて来たんだけど、どこかおいしいレストラン教えてくれない?」etc.

再びウィニペッグ市警察の911コールセンターにかかった電話。
「オンラインで注文した品物が届かないんだけど。それと、この値段が米ドルで140ドルっていうんだけどカナダドルに換算するといくら?」

緊急事態でも何でもないのに不必要に911コールをかけると、場合によっては法律で罰せられ、罰金刑を科せられる可能性もあるそうです。サスカチュワン州で起きた実際の話ですが、この罰金刑を科せられたある人物がそのことについて苦情を言うために、また911コールしたそうです。世の中には「懲りない人」がいるもんですね。


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