見出し画像

トロントは”田舎”じゃないと証明!

私の 今までの note 記事は、「トロントというのはずいぶん山林原野だのハイキング・トレイルだのがあって、全然、都会らしくない所なんだな」という印象を与えるものが多かったので、今日は立派な都会なんですと書きたいです。

私たちが住んでいるのはトロント市北郊のマーカム(Markham) という街で人口約35万人。たぶん人口の半分以上は中国系の人たちだと言われています。ここと西隣のリッチモンドヒル(Richmond Hill)という街は、30年ぐらい前から大々的に開発されたトロント近郊の衛星都市で、そのころから中国、香港などからの両市に対する投資、移住が盛んになり現在に至っています。私たちの日常生活に関するほとんどの用事は地元で事足りるのですが、私たちが長年お世話になっている歯医者さんは、トロント・ダウンタウンにあるため、そこに行くときだけははるばるダウンタウンに出かけねばならないのです。車でおよそ30分かかりますが、これはハイウエーが空いている時間帯で、ラッシュアワーの時はそれよりもだいぶ長くなります。

画像1

上の2枚の写真の潜水艦みたいな形の建物は、オンタリオ州立美術館です。私たちの歯医者さんはこの美術館の真ん前にあります。この通りはダンダス(Dundus) ストリートでトップの写真にチラッと写っていますが、ストリートカーが走っています。この美術館のすぐ裏にオンタリオ州立芸術大学があります。

画像2

右側中央の茶色の建物も大学のものですが、その後ろの空中に浮かぶギフト・ボックスのようなユニークな建物も大学のキャンパスです。手前の木のためによく見えませんが、このボックスの四隅は鋼鉄のパイプを組み合わせた柱です。建物のセンター部分はコンクリートの建造物で支えられています。トロントは(というかカナダは)地震の心配というのはほとんどないと言われていますから、こういう冒険もできるのでしょう。

この写真のずーっと後ろに立っているのがCNタワーです。トロントでも有名な観光名所で、高さ553.33メートル、開業から2007年までの32年間は自立式建築物(支持構造のない独立した建築物)としては世界で最も高いタワーだったそうです。地上から356メートルのところに世界で最も高い遊歩道とか言われている「エッジウオーク」というのがありますが、私は絶対にそこを歩きません! 私はトロントに30年弱住んでいますが、まだCNタワーにさえ行ったことがないのです。

好き勝手にやっていますので、金銭的、経済的サポートは辞退させていただきます。ただ、スキ、コメントは大歓迎させていただきますので、よろしかったらお願いいたします。望外の喜びです!