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年頭所感2024

 年始早々、某所にて、今後先細り必至の柔整業界のために力を結集させる案を、柔整師ではない方からご提案いただく。 自分で言うのもなんだけど、留学を終えて以来、そのために走り回ってきた、坂本龍馬のように明治維新のような大きな成果はまだあげられていないけど、来た道を振り返るとそのために仕事してきたとしかいいようがない。自分が儲かるのが目的ならこんな面倒くさいことしてきていないし、そのために我慢を強いられている人も周りにはいる。プロフにある「起業」も柔整師が社会に役立てる道を切り開くことも目的のひとつだったし…。 ただ、もう52歳、子ども達も手を離れた今、そんな気持ちを失ってた。もう若くない、それにこれまでの19年間、それに関してはまったく結果を残せていない。長いもの(そんなにたいしたものでもないけど)に巻かれて、中から改革を訴えてきても糠に釘、暖簾に腕押し、無力感が残っただけだったから。

超音波画像診断の普及もあっという間に追いつかれてしまいました…

 僕には他の人より少し多く海外の情報が入ってくる。「日本の柔整師が外国のセラピストより優れている」との思い込みはすでに本当に思い込みでしかない。でも、ここ数年、本当に微力ではあるけど、柔道整復への追い風が国内だけでなく海外からも吹いているのに気づいた。「これをつかむべきです」と声を上げたものの、「長いもの」は惰眠をむさぼったまま…僕が属しない「長いもの」にいたってはそれを知る人がいるのかどうか、といったところ。柔道整復師を取り巻く環境が日に日に悪化していくのに、このまま「しかたがない」で終わっていいの?

これもオーストラリアで普及が始まってからは10年、知らないのは日本人だけ、になりつつありますね…。

 僕が属する「長いもの」のトップもご本人は柔整師ではないのに、柔整師が大きく飛躍できるきっかけを作ってくれた立派な方だけど、その当時まだ40代だった!で、後に続く僕は50代になってもまだその方を超えられないまま今に至ってる…これじゃアカンわ。 アタマが硬くなってしまう前に結果を残したい、そう思ったこの年始でした。

僕の本業である養成教育の分野でも次々と新しいアイデアが海の向こうで…


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