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ソトゴモリに非登校

私は昔に引きこもりの当事者会とかに行ったことがあるのですが、どうも会話しても合わないことが多くて結局行かなくなったというのはありますが。

まず私は不登校ではなく、「非登校」でしたね。登校はしてたのですが教室には入れず、30数年前の話なので保健室の先生も「教室に行け」、家帰っても親が学校に媚びるためかPTAの役員かなんかで「学校に行け」と。

兄弟友人が居なかった私は孤立してたわけで、誰にも相談出来ず、とか言って自分で何とかするしかなく、小学生のころから生きてることが地獄でしたね。

その頃から外に出始めたんですよ。あの時代はテレビしか癒やしがなかったのでABCのエキスタに行ったり、パペポの公開収録行ったり。小学生でしたが体が当時から大きかったので違和感なかったようで。そういうのが唯一の癒やしでしたね。会話とかもテレビに出ている落語家やお笑い、パペポの上岡師匠から学んだところは大きかったのかも。

その影響で中学や高校時代も友人は居ず、誰も信用できず。ずっと窓から空を見てました。一人でも信頼できる人ができたらちょっと違ってたのでしょうけど、できるわけもなく学校には行ってて授業は受けてたもののつまらなくて休みの日は家出したりしてました。心知らずの親はPHSを持てとイヤイヤ持たされてました。人生初のモバイルでした。

そういう感じの幼少期だったので地元にいても誰に会うこともなく、世間ではよく近所の人に見られるのは嫌とかいうけど、私は逆に声掛けてほしいなといつも思ってました。家で引きこもってるのと外にいるのと孤独感は変わらないのです。その辺が兄弟友人いる人と私との異常なまでに大きな違いでした。

ひきこもり界隈では「人間関係が嫌」「兄弟関係が鬱陶しい」「正月親戚に会うのがいや」とか会話で出てくるのですが私にはそれが全くなくてむしろそういう刺激が欲しかったぐらいなんですよね。笑 外には出てるけど関係性がなくて家で引きこもってるのと同じ感覚。それが誰にもわかってもらえない。それがソトゴモリ。たぶん一人旅にでるようになったのも高校生ぐらいでしょうか。

最初の友人(今はもう続いてない)ができたのは20代後半ぐらいのmixiです。学生時代に戻りたいみたいな世間の何かにはついていけず、たぶん私にとっては今のほうが楽しい(といってもお酒の席に呼べそうな友人はまだいませんけどね)。絶対に過去には戻りたくないなあ。

余談ですが、私はお酒好きなんです。治安の悪い立ち飲み屋で知らない人とうざ絡みしてワイワイ?してるのがものすごく楽しくて週1ぐらいで行ってしまうのですが、そういう「人間関係で鬱陶しい」感覚を求めて行ってるのかもしれません。人間大好きなので、自分では無意識のうちに行ってしまってるので改めて考えみるとそうなのかな。一人で居るのが嫌なんです。何もしなければ自ずと一人になってしまうのでね。

人間関係のない「おひとりさま」は悲惨なもんですよ。

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