コミュ障のミュージシャンがミュージシャンとして生きていくために…

コミュ障と言っても、色々な症状の方が
いると思いますが、 

ここでは軽い対人関係が苦手な人を指すことにします。

全ては僕の感覚、経験で
お話しするので中には
不快に思われる方もいるかもしれませんが、

あらかじめご了承下さい。


コミュ障になる原因って、
自分に自信が無い というのが
非常に大きく関わってくると
思うんです。

少なくとも僕はそうでした。

だから、
自分の本音を言うことが出来ない。

自分の感覚を信じることが
出来ない。

その結果、
思い浮かぶ言葉があっても

口に出さずに
そのまま自分の中に留めてしまう

ということが多く発生してしまいます。

そして、
そういう状況が
積み重なってしまうことに
よって、

コミュ障という状態に
陥ってしまう ような気がします。

いつでも感覚、感情を
押し殺して生きてきたせいで

話すのが苦手、
空気を読むことが苦手という
状況になるのです。

というか、
空気は読めているけど
読んでしまうことにより
傷つくことが多いために

読むことをやめてしまったんですね。


心の力が直接反映される
ミュージシャンという職業において
自分の感覚、感情を押し殺す
というのは非常に良くないです。

ですが、

普段から
押し殺している分
その感覚、感情に
正直になった時に
すごい力を発揮するんだと
僕は思います。


コミュ障であるということは
ハンデであり、強みでもある。


それを強みにするには
自分を心から
認めてくれる人の存在が
必要不可欠です。

なおかつ、

自分を心の底から
認める ということが大事に
なってきます。

重要度が高いのは

自分を心の底から認める

ということですが、

これが出来ないから自信が
無いわけです。

他人の褒め言葉を
素直に受け取れないわけです。


そこで、
そんなミュージシャンが
ミュージシャンで生きていくには
どうするか?

ということですが、


僕がオススメするのは
ストリートライブを1人でする。

ということです。


コミュ障のあなたは人を誘ったり
するのが苦手なはずです。

他人を動かすのが苦手なはずです。

なら自分が動くしかありません。

今はネットでの発信も
出来るので

必ずしもストリートをやる必要は
ないのかもしれませんが、

やはり生の感動はすごいです。

1人なので
賞賛も通報も無視も
全て自分のものです。

自分のパフォーマンスに
人が立ち止まってくれる

自分のパフォーマンスに対して
拍手をくれる人がいる

自分に声をかけてくれる人がいる

自分のパフォーマンスに対して
お金を払ってくれる人がいる!!


これが非常に重要です。

自分のパフォーマンスだけでも
お金を稼ぐことが出来る。

この経験が
徐々に自分に自信を
取り戻させ、

自分を心から認められるようになり、

いずれ、
コミュ障という壁を
ぶち壊せる日が来るのです。



ミュージシャンにとって
必要なことは
全てストリートに詰まっている

僕はそう思っています。

空気を読む力、
街を読む力、
人を読む力、

自分とは何か??

社会とは??


音楽で生きていくことを
あきらめるのは

ストリートをしてみてからでも
遅くないかもしれません。


自分に希望を
見出すか、

そのまま、

やっぱり無理だと思うか、、

どちらにしても

あの怖さを知ることは
とても良い経験だと思います。


最後に、
これだけストリートを勧めておいて
アレですが、

ストリートは現在の日本では
非常にグレーな位置に存在します。

でも、

僕はストリートに
助けられたし
ストリートによって
道が開けました。

この活動を
約9年やってきて思うことは、

ストリートライブのことを嫌いな人も
いれば、好きな人もいる。

僕達の活動を影で認めてくれてる
警官もいれば、そうでない警官もいる。

無関心の人もいる。


通報が入れば

警官は来るしか無い!!


通報が入らないようにするには
どうしたらいいか?

通報を入れる人達に
ストリートミュージシャンは
街にいて良いんだと思わせることが
肝心。


僕達は通報が誰から入っているか
わからない。


ということは、

誰が見ても良いことを
する必要がある。




ゴミ拾い!!!


ということで、
少しでもストリートミュージシャンの
印象を良くするために

半年ぐらい前から
演奏前にゴミ拾いをするように
なりました。


法律は変えることが出来なくても

人からの印象は
変えることが出来る

そう思ってやってます。

いずれは、
みんなの中で

ストリートミュージシャンという
職業もある

ということが
当たり前になれば
だいぶ僕達も
生きやすくなるのになー

コロナウイルスのせいで

街から人が少なくなり、

前ほど
ストリートで稼げることも
出会いも
そこから仕事に繋がることも
少なくなくなりましたが
(ちゃんと確定申告してます)


僕達いることで
街を歩いている人達に
日常を感じてもらえたら
良いな と思い、

コロナ禍でも頑張ってきました。

そろそろ桜の時期ですね。


今年の街の様子は
どうなるでしょうね?


京都のストリート事情については
ちょっと詳しいので、

聞きたいことがある方は
気軽に聞いて下さいねー!!!


僕の記事を見て頂き、ありがとうございました。

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