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コインランドリーと行動経済

日本のコインランドリーの普及率

コインランドリー産業がここ数年、
一気に伸びている
と感じる方は多いと思います。

それでも、
「日本人でコインランドリーを利用したことのある人」
この割合はわずか5~6%程度と言われています。
欧米諸国は20%を超えているそうですので、
まだまだ普及の余地は見込めそうですね。

投資としてのコインランドリー

投資家は手放し経営で資産を増やしたい。
常にそう思って様々な事業を見越しています。

その中でコインランドリー投資が広がっているのです。
「手放し経営」
「融資による資金調達」
のように、
アパート・マンション投資とほぼ同じスキームで、
実施できるからです。

アパート・マンション投資より赤字になる可能性が極めて低く…
それどころか※利回り20%も実現可能だと言うのです。
(※利回りはあくまで営業向けです。
場所や回転率もありますので、
あくまで上限の参考値としてご参考下さい)

ライフスタイルの変化

コインランドリー機器メーカーの調査があります。
コインランドリー利用者ですが…
皆さんはどんなイメージでしょうか?

昔であれば…
アパートに洗濯機が置いていない男性が行く、
少し暗いイメージでは無かったでしょうか?
「暗い」「汚い」「狭い」と言う感覚でしょうか…

しかし!
メーカー調査では※顧客の約7割が主婦だと言うのです。
(※コインランドリー利用者として、
主婦が7割は過大評価だと思いますが…
30%~40%近くは言ってるのではないか?と感じます。)

メインターゲット

確かに昔のコインランドリーイメージとは違っています。
と言う事は?
コインランドリーのメインターゲットは女性ですね。

「暗い」「汚い」「狭い」場所ではなく
「明るい」「清潔」「広々」とした空間となっているのです。
ゆったり過ごせる場所です。
これは最近のコインランドリーを見ると、
確かに!と感じる事があります。

コインランドリー使用の大きな理由

コインランドリー使用率が大きく上がって来た理由は、
夫婦共働きの増加もありますが…
もっと大きな原因があります。

それが…
花粉等によるアレルギー性鼻炎なのです。
アレルギーは年々増えています。
日本人の「約2人に1人」が、
「何らかのアレルギー疾患を持っている」

と言われているのはご存知かもしれません。

アレルギー増加理由の根本は、
「ミネラル不足」
ではありますが、
今回はその話題は置いておきます。

アレルギー症状の原因物質

アレルギー症状の原因は、
花粉だけでなく、
家に住み着くダニもあります。

ダニがついた衣類やお布団…
専門家によるとダニは環境の変化に強くて、
酸素が少なくても生きていける
そうです。
凄いですよね…

ですのでダニは、
洗剤液の中に沈めて2時間経っても死なないのです。
何という生命力…

ダニの弱点

しかし!
ダニは60℃の熱に当てれば…
ほぼ瞬時に死滅する
と言われています。

ダニは高温に超弱いのです。
家庭用の電気ではなく強力なガスを使用する、
コインランドリーの乾燥機の温度は約70℃!
コインランドリーは、
ダニ対策には持ってこい!なのです。

外での乾燥も危険に…

昔であれば問題なかったことが、
今の時代では厳しい
と言う事が多々あります。

アレルギー疾患の症状軽減や予防のため、
花粉が飛散する季節に、
洗濯物を外に干すのは危険極まりない行為
です。

人間が住みづらくなっている原因は、
人間の行為である事は間違いないのですが…

コインランドリーと行動経済まとめ

今ではコインランドリーも、
使う側にしてみれば、
スマホアプリ一つで清算やメニュー選択だけでなく、
残り時間管理やポイント付与や交換も可能です。

経営側からすれば顧客データも管理できる上に、
プッシュ通知も可能ですので集客
へ繋げられます。

たかがコインランドリー
されどコインランドリー
日本の環境変化を考えると…
まだまだ伸びるかもしれませんね。

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