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コラム 「追悼 桂枝雀師匠と 昔のメモ」

【むかしむかし発行していたメルマガの記事から】 
大好きだった故桂枝雀師匠のことと、昔の手帳のメモが出てきたというお話。(=^・^=)


コラム(BGMはの藤正樹の「忍ぶ雨」をどうぞ)
「追悼 枝雀 と 昔のメモ」

 とうとう枝雀が亡くなりました。


落語家の桂枝雀さん死去  
 自宅で自殺を図り、大阪府吹田市内の病院に入院中だった上方落語の桂枝
雀(かつら・しじゃく、本名前田達=まえだ・とおる)さんが、19日午
前3時1分、心不全のため死去した。59歳だった。葬儀・告別式は故人
、家族の意思により行わない。(略) Asahi.com


 柴犬は落語、というより五代目古今亭志ん生を崇拝しているのですが、中学生ぐらいの時は桂
枝雀師匠が一番好きでした。
 鴨とりごんべいとほとんど同じストーリーの「鷺とり」は、遠くにいる鷺(さぎ)を騙すために、遠くから声をかけながら近づいていく、という場面があるのですが、いつでもげらげら笑うことのできるところでした。彼はもともと英語の先生で英語の落語なんかもやっていましましたが、「笑いは緊張の緩和である」という独自の理論を持っていました。一時期はあの三平に近い凄みがあったのに、残念に思います。
 子どもの頃観たテレビで、枝雀は、「年をとったら、落語をしなくてもそこにいるだけで、お客が納得するような噺家になりたい」というようなことを言っていて、柴犬は子供心にとても感心したものです。
 合掌、、、。

 さて、話はがらっと変わります。(^_^.)
 先日、フリーマーケットに出そうと思って、古い文房具類を整理していたら、昔の手帳が出てきました。転職する前から使っていたもので、7年ぐらい前のメモや住所録が懐かしくて、しばらく読みふけっていました。小さい4穴のファイロファクス(システム手帳)だったのですが、1枚だけワープロで打ったのがあって、そこには細かい字でびっしり文字が書き込まれていました。
 きっとこれは仕事のアイデアなどを書き留めたんだ、さすが自分(^<^)という感じで読むとそこには本当にあほなことしか書いてありませんでした。特別に一部ご紹介しましょう。

・無言ファクス(ビートたけし)
 (^_^) いやがらせで白い紙がどんどん出てくる、、。面白いけど、く
 だらない。

・むくどり姉妹(イッセー尾形)
 柴犬はイッセー尾形が大好きなのですが、これは小松政夫と組んでやった2人の手品師のネタから。もとのこまどり姉妹というのもみんな知らないんだろうなあ。(^_^.)

・犬面人
 これは会社の人が「人面犬というには会ったことないけど、犬面人は結構いるよな」と言っているのを聞いてメモした、ような気がします。

・マスクをして「花粉症は必ず治る」という本を立ち読みしている女の人がいた。
 これも本屋で立ち読みをしていた時にあった出来事、のような気がしま
す。ご本人は本当に切実なんでしょうけどね。


・ものまねも記憶を失った若人あきら(ワイドショー)
 あった、あった、若人あきらの失踪・記憶喪失事件。ワイドショーでやっていて可笑しくてメモ。

・名刺の裏に外見の特徴を記入するとほとんどはげ、でぶ、めがねになる。
 これは新入社員時代に読んだビジネス本か何かにこう書いてあって実際に自分でやってみた話。でも、自分もだんだん近づいていくのが恐ろしい。(T.T) 
(はげ、だけはまだ大丈夫か、、、。(^^.))

・深谷駅前の渋沢栄一像の頭は異様にでかい。
 これ本当です。仕事でたまたま駅前に降りて驚いたんすから、奥さん!(^^.)

・「何故氷は冷たいか?」 「冷蔵庫に入っているから」
 これはなんだろ、何か本で読んだんだろうか、、。でも、面白い!(^^.)

 でも自分でメモしたことながら、いったい何の目的で? (??)


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週刊メールマガジン 浜松ショッピング&ダイニングガイド「浜州鳥」
発行日: 99.4.25 発行 第46号

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