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アートフェアに出すこと

今年の「KOGEI Art Fair Kanazawa 2021」に応募しました。
昨年は中止になったので、今年出展すれば3回目となります。
今年のアートフェア出展はこれだけになります。

今年も神戸アートマルシェは中止。
アートフェアアジア福岡は日程が合わず断念。
それ以外は、元々出展する気がなかったので、予定していた3フェアのうち今年は1つだけとなりました。

アートフェアに出し始めたのは、2016年の神戸アートマルシェが最初です。

なぜアートフェアに出すようになったのか。

まず第1は、芝田町画廊の名前を広く知ってもらう為、そして作家さんを知ってもらう為。

第2は、画廊の信頼度を上げるため。お客様に対しても、作家さんに対しても、アートフェアに出している画廊ということで、信頼と安心感が生まれるかなと思うからです。

第3は、作家さんに経験を積んでもらうため。うちでは若い作家さん中心なので、他の一流の作家さんたちと一緒のフェアに出すことによって、沢山の刺激受け、貴重な体験を通して、また一皮むけて欲しいからです。
それに、うちの作家さんたちがアートフェアという場で、どれくらい通用するのか、どんな評価を受けるのか、を見たいという気持ちもあります。

第4は、自分自身の経験、勉強のため。やはり、日本でも有数のギャラリーさんやギャラリストの方、海外のギャラリーさんなどと一緒に出来る訳ですから、色々と勉強になります。



若い作家中心で作品の価格自体がまだ安めなので、正直相当売れないと儲けは出ません。
まぁ、赤字にならなければいいかなぁというくらいで出してます。
それでも出すのは、上の4つのことがあるからです。

でも、毎年出してるうちに、作家さん自体のレベルも上がって来ますし、お客様にも覚えてもらえるしで、やはり続けて行くことが大事です。

また、フェアの会場では売れなくても、画廊や作家さんのファンになってくれた方が、後日画廊での展示にも来てくれたり、そこで買ってくれたりということもあります。



他のファアにももっと出してみたい気もありますが、あまり「現代アート」でくくられてるとちょっと抵抗があって・・・。
私は、あまり現代アートということにこだわって展示をしたり、作家さんを選んだりはしてないので。

ともかく、アートフェアに限らずですが、作家さんとともに成長していける場を探して、色んなことや場にチャレンジはしていきたいと思っています。

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