Bリーグ「同一アリーナで8割・6割」の意味

レバンガ北海道が1月28日、「通算入場者50万人達成」の公式リリースの発表。

この中にシーズン別の入場者数が載っていたのだがこれがなかなか興味深い。

自分のイメージではBリーグが開幕した16-17シーズンから入場者数が伸びたと思っていたのだが、実際は前年の15-16NBLラストシーズンから一気に伸びている。それも前年比約2万人増という驚異的な数字だ。
この要因は一体なんなのか。
レバンガ公式HPのチーム年表にシーズン別のホームゲーム数と開催地が載っている。

ここから観客数が伸びた15−16シーズンと前年の14−15シーズンのデータを比べてみると...

アクセスが良くキャパシティも多い北海きたえーるでのホームゲームが前年の7→17と10試合も増えている。
Bリーグになってからはホームゲーム30試合のうちB1で8割、B2で6割を同一のホームアリーナで行うことが義務付けられているがレバンガの15-16シーズンはそれを一足早く実践したシーズンだったようだ。

個人的に、以前からフットサルFリーグ・エスポラーダ北海道のホームゲームに行こうとずっと思っていたのだが道内転戦が多く思い立ったタイミングで調べたら札幌でのゲームがしばらく無い、なんてことが重なって初観戦まで随分時間がかかった。

Bリーグの中でも三遠ネオフェニックスのように愛知県豊橋市と静岡県浜松市という県境を跨いでダブルフランチャイズを名乗るクラブや同じ県内でも津軽と南部の地方間で対立を抱える青森ワッツのようなクラブもありそういったクラブの関係者・ファンからは「同一アリーナで8割・6割」というルールに対して批判もあるが、同じアリーナでできるだけ多く試合を行い「あそこに行けばゲームをやってる」と思わせるのは観客増を狙う上でとても重要なのではないだろうか。

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