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中田考「みんなちがって、みんなダメ」で自分の人生の意義について考えよう

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受験や仕事の失敗が怖いのは自分が「バカ」なのがバレるから

 自分の意思で受けていない人ほど合否や仕事の結果が気になる。
 誰でも自分は頭が悪いと再確認するのが怖い。

 だから指摘されると怒る、自分の弱点がバレると面前にいられなくなる。

「最初からその程度しか出来ない」という認知をすべき

 人はバカでも好かれる。バカなのに頭が良いふりをするから嫌われる。
 人は何かができなくても好かれる。できないのにできると幻滅され、嫌われる。
 「最初からその程度しか出来ない」という認知をマジですべきである。

知るべき事を知らない者が「バカ」である

 自分を自分より上だと勝手に認識している人はもれなく生活が破綻するか自死している。

 例に挙げると、「働きたくない能力がない方」がいた。
貯蓄を切り詰めているのにも拘わらず、働きたくない。
 困ったら派遣でも工場勤めでも何でもある(自分は大学院時代、あまりにお金がなかったので両方経験があります。)

 自分に見合った仕事しかしたくない、というのは自分を上に見積もっているだけです。
 死ななきゃ何でもなるのですから何でもしましょう。
「働きたくない」というのは疲れる、というより人から傷つきたくないという意味合いが強いでしょう。

『何をしたいか』『何ができるか』『何をすべきか』を知っているかどうか

 下記引用します。

 「賢さとは次の3つを知っているかどうかです。『何をしたいか』『何ができるか』『何をすべきか』。
 この3つを知っているのが賢い人間です。自分の能力をちゃんと理解しているのが賢いということです。」

 「人間には生きる権利なんてないんです。たまたま生きているだけです。
皆承認欲求が高すぎなんです。」

「自分がバカであるか知ることが、バカでも不幸を逃れるかどうかの鍵なんです。」
「バカとは、自分をヘビだと勘違いしたミミズ。ミミズなのにヘビだと勘違いしているから不幸になる。」
【引用元】中田孝「みんなちがってみんなダメ」

「気づき」は救済とは関係ない

 では、自分がバカだと気づくにはどうしたらいいのか。それには「あなたならできる」とか「あなたはミミズではなくヘビだ」といった囁ささやきに耳を傾けないで、バカな自分をバカなままに見つめることです。

「バカ」は死んでも治らない

 別にバカでもいいんです。「バカは死ななきゃ治らない」といいますが、イスラーム的にはバカを治す必要はありません。
 大抵は治りませんから、むしろ「バカは死んでも治らない」が正しい。
 でも、バカだからといって天国に行けないことはありません。
 逆に、あんまりバカだと責任無能力者になるので、無条件に天国へ行けます。

知識とか賢さも含めて、すべては預かりもの

 イスラームでは、基本的に知識とか賢さも含めて、すべては預かりもの(アマーナト)なのです。
 但し、それを正しく使わないと、むしろ地獄に行くことになります。
 どんな力もすべてもっていればもっているほど責任が重くなります。
 責任と能力はそのまま比例する。能力が大きいほど責任が重くなるというのが基本的な考え方です。だから何もないのが一番良いのです。
 貧しいほうが責任が少ない。預かりものが少なければ、責任もあまりない。そのほうが気楽に生きられるのです。
 但し、この場合の責任というのは、社会的な責任ではなくて神の前での責任です。
 イスラームでは最後の審判で、与えられた能力を何に使ったかを問われることになっています。

貴方は「与えられたこういう能力を何に使いましたか」と聞かれる


 貴方は「与えられたこういう能力を何に使いましたか」と聞かれます。
 正しく使っていれば一応天国に行けるし、間違って使っていれば地獄に落ちます。

「貴方は人生の上で何をすべきか分かっていない」というシンプルかつ最も重要な事を大半の人間が認識していない

 「貴方は人生の上で何をすべきか分かっていない」というシンプルかつ最も重要な事を大半の人間が認識していない。

 まあ、生きていればそんな事はどうでも良いかもしれません。

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