【裏話】本を書いた時に体験した出版エピソード3 〜ファンを作る(心理)
【出版エピソード3】
《ファンを作る(心理)》
私は、中学の頃、いや小学生の頃から音楽が好きでいつも聴いていました。
小学生の時は、中古レコード店に行き、中古のEP盤(ドーナツ型のシングルレコード)を少ないお小遣いの中から買うのを楽しみにしていました。
確か、物にもよりますがEP盤1枚で50円だったと記憶しています。
小学生の時は映画は、親に連れて行ってもらいましたが、中学になると映画好きの友達と映画館に映画を観に行くようになりました。
確か友達と1番初めに見た映画は、『レイダース〜失われたアーク』でした。
この映画は、スターウォーズのジョージ・ルーカス総指揮、ジョーズのスティーブン・スピルバーグ監督、主演はハリソン・フォードでした。
この面子で面白くない訳はなく、私は衝撃を受け、何て映画って面白いんだと一気に映画の虜になってしまいました。
私は、新作だけでなく、古い映画の三本立ても観に行きました。
ある三本立てを新開地にある新劇会館と言う映画館に観に行った時に『愛と青春の旅たち』がかかっていました。
それ以来、『愛と青春の旅たち』は、僕の好きなベスト10に入る映画で何回も何回も観て、そしてサントラ盤を持っているので音楽も何回も何回も聴きました。
私は、事前に前知識を入れずに映画を観に行くのが好きで、どんな映画だろうとワクワクしながら観に行きます。
神戸三宮にビック映劇と言う映画館があり、そこもよく三本立てをしていたので観に行ってました。
私が高校生の時にVIVAチャップリンと言ってチャップリンの映画を連続して三本立てで上映する時があり、どこの映画館だったか忘れましたが観に行き、チャップリン映画にもハマりました。
私には好きな俳優や映画監督がいて、その人達の作品は必ず観に行ってました。
過去の作品ならビデオやDVDを買ったり、借りたりして観ました。
私は、音楽も好きなミュージシャンがいて、同じ様にアルバムを全作品買い揃え、コンサートがあれば観に行ってました。
実は、私のこの行動が「自分ブランド」への発想と仕組み作りのヒントになったのです。
それは、私はこの人達の「ファン」だと言うことです。
ファンは、自分の好きな人の作品を無条件で買います。
新作やコンサートのアナウンスがあれば、直ぐに予約します。
また、ファンはファンクラブに入会したり、専門雑誌等から新作やコンサートの情報収集をします。
つまり、ファンは自ら自分のお金と時間を使い、自分が好きな人のために購買行動を取るのです。
これは、まさにブランド化だなとパッと閃き、そこから『自分ブランド』やブランド化のためにはファン作りが必要だと気づいたのです。
次に考えないといけないのは、ではどの様にしてファンを作っていくかです。
そのことを私は、ファン心理や行動科学、心理学から紐解き論を構築していこうと考え、研究していきました。
また、私がブランド化を思いついた、もう一つのベースとなる考えがありました。
次は、このもう一つのベースとなる考えについて書いていきたいと思います。
つづき
人と組織の専門家
心理分析家、著者
起業プロデューサー、ブランドプロデューサー
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