今日の作業は伏せ込みアスパラの撤去。
伏せ込みアスパラは普通では採れない１１月から２月までの間もアスパラが収穫できるようにした栽培法だ。

この時期にアスパラが採れるのはとても珍しく、味も良いためプレミア価格で販売されている。
『冬姫』という洒落たブランド名もつけられている、美幌の名産だ。

今日はそんなブランドアスパラの栽培施設の撤去だった。
スコップを片手に５人がかりで、ザックザックとアスパラの根株と土を解体していく。
加温するための電熱線を這わした、即席の巨大な花壇のような栽培区画にはぎっしりとアスパラの根株が詰められている。
アスパラは普通１０年以上、同じ根株から収穫を繰り返すのに、この栽培では一回しか収穫しない。
とても贅沢な作り方だ。

上の写真はアスパラの根が植えられているところの断面。
こんな感じの根からアスパラがどんどん出てくることになる。
オレンジ色の線が電熱線。

朝７時半から作業を進めて１０時頃には作業終了。
短い時間ではあったけど、かなりの重労働で明日は筋肉痛になりそうだ。
下の写真は解体後のアスパラの根株と土。

今日は、明日にかけて吹雪の予報なので、午後からは研修もお休みに。
さて、どれくらい積もるかなぁ。