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UCI Class-2 Nobeyama Cyclocross


レース前

野辺山シクロクロス2日目。
前日と変わって、雲ひとつない天気。
八ヶ岳連峰もよく見え、これぞ野辺山という景色。

八ヶ岳連峰をバックに

計画

前日とコース設定は同じだが、修正も加えて再度撮影ポイントを確認していく。
キャニオンは前日のミスにあったように、コーステープの外側から撮影する以上はライン取りに左右されることと、他のエリアから少し離れているので、熟考した結果撮らないことに。
あとはバイクから降りてランになる可能性が高い区間は何枚もいらいないと考えて、減らした。
コース後半区間は前日行かなかったので、コース前半部分と組み合わせて、同一周回で撮る。

その他、午前のレースで改めて下見しながら、細かいところをイメージして、まずは女子レースで立ち回り含めて試してみた。

レース写真

UCI女子エリート(UCI-WE)

自分はMEに出る宇賀選手に依頼をいただいて撮影に来ているので、女子エリートは撮っても撮らなくてもいい。
ただ、前日のレースが終わって宿でいろいろ考えた結果、単純に撮る回数を増やしていく必要があるなと思って女子エリートも撮ることにした。


オープニングラップ
渡部 春雅 / 明治大学
小林あか里 / 弱虫ペダルサイクリングチーム
石田 唯
安藤 沙弥 / SHIDO-WORKS
竹村 舞葉 / SHIDO-WORKS
SHIDO-WORKSの2人

いろいろ考えて女子エリートで試した場所が基本的にはいい感じだったので、それをベースに男子エリートも撮影することに。

UCI男子エリート(UCI-ME)

前日に続き、宇賀さんのみを撮影。
オープニングラップのごちゃごちゃもなんとか抑えて、コース後半区間へ。

宇賀 隆貴 / Vélo sport Valletais

序盤の予定通りランの区間も最低限にして抑えたが、ここは選手フォーカスと泥まで写るカットも撮るべきだったように思う。

レース後

野辺山2日間を終えて

前日と比較して立ち回りは改善されたので、撮れ高はあったが、全体的に汎用的というか、なんとなく自分の中でこれ!っていうのがないのが正直なところ。
もちろん、選手には責任を持って提供できるクオリティは担保できていると思うし、その日、その瞬間で最大限思考して、足を動かして、撮影しているので、微妙な写真を量産して納得のいかない写真を提供しているわけではない。
ただ、なにか自分に足りていないというか、もっと良い写真を撮るためになにか欠けているそんな感じがした。

特にいまの環境下ではレース写真を50枚提供して50枚使われるのではない(せいぜい5〜10枚ぐらい)ので、量があればいいという訳では無い。
その前提条件であれば、50枚撮って合計得点が4000点の平均点80点よりも、30枚撮って合計得点2700点の平均点90点にしたい。
合計得点は低いけど、平均点は高い。ふと、そんな状態を目指したいと思った。
その先に平均点90点で50枚でも100枚でも撮れる気がする。

そう思うと次また早く撮りたいと思いはじめ、行くつもりのなかった翌週の琵琶湖グランプリ、しかもUCIレースってことだったので、琵琶湖に行きたくなる。
宇賀さんに「琵琶湖行こうかなと悩んでます」と伝えたら、ちょうど宇賀さんも「サポート兼撮影でお願いしようと思ってました」とのことで、琵琶湖行きが決定。

琵琶湖までに自分が次になににチャレンジすべきかを整理して、次回琵琶湖グランプリに挑みます。

ちなみに

このシクロクロスシリーズ、なんのために書いているのか迷走していて筆が進まないんだけど、とりあえずのテーマはこんな感じで考えている。

振り返りと備忘録

振り返りは大事。これはどんな撮影においても。
その中でも少し特殊な自転車競技という撮影で、しかも周りのメディアビブを着て撮影しているフォトグラファーの方と比べれば自分はまだまだ経験が浅い。
noteを書きながら自分の写真と向き合い、そして次に活かすための備忘録にしていきたいと思う。

書く力を付けるためのコンテンツ

書く力を付けていきたいと思ったときにやっぱり書かないと始まらないのは当然のことで、それでも何について書けばいいかわからず、なにも行動していなかった。
そんな中で2022年シーズンのロードレースを最後に自転車競技の撮影から離れていたところ、幸運なことに今年のシクロクロスシーズンでまた撮影を再開することができた。
それならシクロクロスのこともコンテンツのひとつとして書いちゃえということで、続けていきたいと思う。

本当はシクロクロスを含め、ロードレースなどの自転車競技の面白さをフォトグラファーとしての立場から伝え、たくさんの人に知ってもらいたい、みたいなことが言えたら理想だけど。

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