和田 嘉弘 / INI

「やさしく、つよい会社を増やそう。」という経営理念のもと、デジタルマーケティングやWe…

和田 嘉弘 / INI

「やさしく、つよい会社を増やそう。」という経営理念のもと、デジタルマーケティングやWeb制作をやっているINI株式会社 代表取締役、WebプロフェッショナルのコミュニティWebSig代表を務めさせていただいています。

マガジン

  • 個人的な幸福論の探求

    幸福について考えたり、メモしたり、クリップしたりします。「個人的幸福論」を考えることが目的なので自分にとっていいなと思ったものを取り上げます。

  • 内省または壮大な自己紹介 #和田 嘉弘

    自分に向けた内省であり、壮大な自己紹介であり、会社や同じコミュニティを共にする仲間への価値観の共有

最近の記事

個人的幸福論のアップデート

最終アップデート:2024/03/03 個人的幸福論の探求をしながら、自分自身の価値観としての幸福論で「いま」筋が良さそうと思っていることを随時更新しながらアップデートしていく。自分のためのメモなので、詳細には書かないが、いくつかは個別でも書いてみたいと思う。 幸せに「なる」のではなく幸せな「状態」の連続性 西洋的なはしごに登るようなアプローチではなく、瞬間的価値の積み上げ。東洋的なアプローチともいえる 仏教的アプローチが筋が良さそう 「苦をなくす」というアプローチ

    • タロットで大笑いした話

      蜃気楼大学で田畑 智子さんと1年ぶりにお話できた。ふとブースに目をやるとタロットをやっているという。人生で2,3回は遊びでやってもらったことがあった気がするが、もうそれも何十年も前。 田畑さんがやるタロットということで興味が出てやってもらったのですがあまりに自分らしくて大爆笑したので思い起こしながら書いてみる。記憶で書いているのでカードの意味だったりコメントは正確じゃないのであしからず。 なにをテーマにしましょうか、ということで、ずっと幸福論がテーマなんです、というような

      • インターネットとよはとつ図形

        よはとつ図形とは、橘川幸夫さんが『企画書―1999年のためのコンセプト・ノート』1997/6/1で書いたものだ。2024年になって、改めて橘川さんの講義を受けて感じたメモとして感じたことを残しておく。 最初に「よはとつ図形」に触れたのは20年ほど前だろうか。そこから幾度となく思い返してきた。 そうか、とどまり、つながるのかとというメタ認知に近い気づきを得ながら、90年代後半から2000年代初期のインターネットもそこに関わる人の初期衝動に触れているとそんなつながる時代が来る

        • 第2回蜃気楼大学

          第1回に引き続き、第2回蜃気楼大学に参加してきた。 参加した講義公開対話「KitCoinを巡る未来のお金と、お金の未来」(斉藤賢爾 早稲田大学 大学院経営管理研究科教授、橘川幸夫『イコール』編集長、高野雅晴 株式会社ビットメディア 代表取締役社長) 「「当事者」としての組織作り:縁起的な組織観に基づく実践のアプローチ」(山田 裕嗣) 声と目が身体性ワークで1時間でどこまで変わるか参加型極限セッション」(宮崎要輔) 「日本人論」~「日本人の幸福論」PJCTの発表(久恒啓

        個人的幸福論のアップデート

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          1本
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          3本

        記事

          『冒険の書 AI時代のアンラーニング』 - 同世代の冒険者 孫泰蔵さんとのシンパシー

          同年代であたりまえに違和感をもった冒険者孫泰蔵さんは2023年現在、50歳で私の3つ上。96年にYahoo! Japanの立ち上げに参画。インディゴ株式会社でYahoo! Japanの運営をされていたり、その後は「パズル&ドラゴンズ」をリリースしたガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社に携わり、その後は、MOVIDA JAPAN株式会社スタートアップ・アクセラレータをされたいたり、いまは、Mistletoe株式会社で起業家の育成、ベンチャー企業への投資をされたりと連

          『冒険の書 AI時代のアンラーニング』 - 同世代の冒険者 孫泰蔵さんとのシンパシー

          第1回蜃気楼大学に参加して-別個に進みともに撃て

          橘川幸夫さん、田原真人さんが中心に参加型社会学会の皆さんが立ち上げた蜃気楼大学の第1回に参加してきた。八王子にある大学セミナー・ハウスで週末土曜日の朝9時からというなかなかのハードルだ。 この文章を書いていて、そもそも蜃気楼大学とはなにで、大学なのに第1回とはどういうことなのか読んでいる人はさっぱりだと気づいた。蜃気楼大学とは1日だけ開催されるイベント的なもので、解説ページには講義フェス&講義フリマとある。 これでもやはりよくわからないと思うのだけども、橘川さんが仕掛ける

          第1回蜃気楼大学に参加して-別個に進みともに撃て

          野村訓市 TRAVELLING WITHOUT MOVINGとあの頃

          いままでラジオを定期的に聞くという習慣がなかっただが、ここ4,5年ほど毎週欠かさず楽しみにするラジオ番組がある。 野村訓市さんがナビゲートする「TRAVELLING WITHOUT MOVING」。聴き始めたきっかけは思い出せないけれど、おそらく出かけた帰り道の車の中で何気なく聞いたのだと思う。それ以来、この番組自体でもだいぶ思い出が出来てしまった。 あまり誰かとこの思いをシェアしたいというより、少し大切なものとしてそっとしておくような思い出だ。 野村訓市さんは年は少し

          野村訓市 TRAVELLING WITHOUT MOVINGとあの頃

          Web3とはなにか - インターネットの変化、実世界の変化から考える(3):資本主義、民主主義の変化とWeb3

          Web3について、インターネットサイドから考える第1回、10のポジションと言及に触れた第2回、今回は、主題にもなっている実世界、インターネットと対比した、実社会の変化からWeb3を考えてみたいと思います。 10のポジションと言及で触れたようにそれぞれの言及はあれども、Web3はWeb2に対するカウンターカルチャーとして生まれてきたものである。「Web3とは」で検索すると概ねこのような言及にたどり着くと思います。 今回は、Web2のカウンターカルチャーではなく、実社会の変化

          Web3とはなにか - インターネットの変化、実世界の変化から考える(3):資本主義、民主主義の変化とWeb3

          Web3時代の実世界ABテストとパーソナルデータの未来

          こころに傷を生む実世界のABテストABテストという言葉をご存知でしょうか?インターネット上ではポピュラーに実施されている手法なのですが、たとえば、同じWebページを見ていても、ある人にはAパターンが表示され、別な人にはBパターンが表示されるといった仕組みです。 あたりまえといえばあたりまえなのですが、これはデジタルだからできるもので、リアルな実世界だとABテストはとてもやりにくいものです。 ◆ 小学校中学年くらいのとき、ひまわりを一人ひとり育てることになりました。2クラ

          Web3時代の実世界ABテストとパーソナルデータの未来

          Web3とはなにか - インターネットの変化、実世界の変化から考える(2):Web3を読み解く10のポジションとその言及

          Web3を読み解く10のポジションとその言及前回はインターネットの変化からWeb3を考えてみました。このように、2022年4月現在、Web3全体像を捉えることはなかなかに困難です。 ある人はリブランディングといい、ある人は次世代インターネットといい、ある人は思想であるといいます。 これは、まだWeb3らしいという実装されたサービスが後述する金融、ゲームの一部と少ないことにも起因しています。そして、サービスが増えていくまでにはもう少し時間がかかりそうです。 今回はWeb3

          Web3とはなにか - インターネットの変化、実世界の変化から考える(2):Web3を読み解く10のポジションとその言及

          Web3とはなにか - インターネットの変化、実世界の変化から考える(1)インターネットの変化から

          Web3の全体像をつかむことは2022年4月現在なかなか難しい状況です。We3についてイベントで話すきっかけがあったこともあり、自分の勉強がてら、Web3をインターネット側からのアプローチ、実世界側からのアプローチとなるべく多面的に理解してみようと試みる文章です。 Web3は偽名が基本ともいわれる世界ですが、この試みではどんな立場でWeb3を語られている文章なのかを知って読むことが重要とも考えているので、書き手の背景と思考にも少し触れたいと思います。 インターネットの変遷

          Web3とはなにか - インターネットの変化、実世界の変化から考える(1)インターネットの変化から

          afterコロナの都市は地方都市と都会に分かれるか

          これは、afterコロナでさらに「働く」まで都市機能として一定量機能がオンラインに移行してきた今、都市に求められるとまでいわなくても、都市ってどうなっていくんだろう?とふと考えた思考メモです。 beforeコロナの都市が担う重要な要素は「合理性」でした。 「人」も「モノ」も物理的な距離を集中させるほうが都合が良い。 生活する、仕事をする、遊ぶ。 若者の街、お年寄りの都市。 それぞれの役割やターゲットをもたせた形でそこにギュッとさせることが時間もお金も効率も良い。 都市が

          afterコロナの都市は地方都市と都会に分かれるか

          失敗から学ぶマーケティング

          わたしの(勝手な)マーケティング先生「森行生さん」の新刊『失敗から学ぶマーケティング ~売れないモノには理由がある~』が届いた 森行生さんの新刊『失敗から学ぶマーケティング ~売れないモノには理由がある~』が届きました。 2000年に起業したタイミングでは直前まで学生でビジネスやマーケティングなどとは遠いことを勉強していたこともあって、ビジネスやマーケティングはほんとに右も左も知りませんでした。 ビジネス領域のあらゆることを短期的に学ぼう!となったのですが、その時とった行

          失敗から学ぶマーケティング

          インターネットアーカイブに思いを馳せた1日

          歴史を学ぶということは、追体験すること、勝手口の視点で見ることが大切だということを大濱徹也先生から学んだ。 当時、1兵士の手記や地域史に触れながら、追体験をしようと試みた。 2000年、2年の大学延長戦も終わり、社会に出なければならない時、このような学びは意義深いものなのにどう業界や職業につなげてよいか悩んだ。 うんうん考えて、「インターネットは文化だ」とこじつけ、インターネットに関わることで起業した。インターネットが文化だと思ったのは、個人ひとりひとりのログが残ることだ

          インターネットアーカイブに思いを馳せた1日

          デジタル化は人間にどういった一仕事を残すのかということが重要なんじゃないか

          こんにちは。Web関係の会社やコミュニティをやっている和田といいます。幸せに仕事をしたいなぁという思いが昔から強くて、幸せ感ってどうやったら出るんだろうなというのを個人や会社、コミュニティなど多方面で考えるなかで、最近、キーワードは一仕事(ひとしごと)なんじゃないかなと行き着くことが増えたので書いてみようと思います。 分業は人間しかできないけれど幸せ感を感じられない一仕事とは、頭からお尻まで一通りのことを自分で把握してやりきりる、ということです。対義となるのは分業で、企業で

          デジタル化は人間にどういった一仕事を残すのかということが重要なんじゃないか

          受け取って違う場で旗を立てる

          YAMI大学の深呼吸学部に今日は新しい動きがあるから、偽学生としてこっそり参加OKということでZOOM参加。 YAMI大学、深呼吸学部、旅芸人一座学科https://note.com/metakit/n/n94fe789f88a1 YAMI大学は、コロナ情況の中で解体されていく旧来型の教育システムを眺めながら、敗戦後の闇市の中に立ち上がる新しい学びの場です。 新しい動きとは、特別学科「旅芸人の一座」というらしい…ほぅ…。 座長は平野さん。 予定通りじゃないだろう会話が

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