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2023年を振り返って

こんばんは。
あっという間に2023年も終わりですね。
皆さんにとって今年はどんな一年でしたか?
よい一年だったという方もいらっしゃれば、悩みの多い一年だったという方もいらっしゃるかと思います。

月並みですが、今年を振り返ってみたいと思います。

仕事

この一年、仕事はなかなかハードでした。
その要因はいくつかあるのですが、(3人兄弟のうちの)下の子の保育園が決まって妻が復職し、時間的な制約がことにより、仕事だけにフルコミットできなくなったということもあります。
例えば、子どもの送迎などで勤務時間の制約があることに加え、発熱などで園から呼び出されることも日常茶飯事でした(校了間際にコロナを子どもからもらった時は本当に詰んだと思いました)。
時間が十分にとれない中で、仕事で求められる成長レベルに対し、自分の成長が追いつていない、というところが正直なところです。ガッツのある人は睡眠時間を削って勉強や仕事、自分の趣味の時間を捻出しているのを知っているだけに、その根性と体力がないことを痛感し、自己嫌悪になったり。とにかく恥ずかしい限りです。

とは言え、お世話になった著者さんたちに報いるべく、色々試行錯誤をしてきた自負はあります。私が編集者として意識しているのは、本のプロデュースだけではなく、著者その人そのものを応援したいということ。本の刊行を通じて、著者さんが成し遂げたいことにお力添えをしたいと考えています。
その手段が本のPRですし、このnoteでもあります。
著者さんが渾身の思いで書いてくださった本によって、ご自身の今後の活躍の方向が決まるということもある中で、いかに著者さんのお力を引き出せるか、伝えていけるか。そのことについてずっと考えてきたつもりですし、これからも考えていきたい。それが、私を担当編集として選んでくださった方への恩返しだと思っています。

プライベート

上記とも重なりますが、かなりハードでした。とにかく、仕事と子育ての両立で精いっぱい、というか、両立ができていたのかも怪しく、時には仕事に偏り過ぎていたり、時には家庭に偏り過ぎていたり。どちらからも中途半端だと思われていないか、日々葛藤していました。格好をつけているわけではなく、単純に能力不足を痛感する日々でした。

そんな中で、子どもたちと仲良くやれていることは、とりあえずよかったかな、と思います。学生時代の友人たちを見ると、かなり教育熱心な人が多く、ダメだとは思いつつも、つい周囲と比較してしまいます。とにかく、毎日を回すだけで精いっぱいで、習い事や受験の話が出ると、「それがデフォルトなのか…」と思いつつも、そこまでやらせると子どもの前に親である僕がパンクするだろうな、と思ってしまう。
そういう時にはつい、自分を卑下してしまうことも多いのですが、多分、こういうところで比較しても何も得るものはないような気もしています。仕方ないですし、なるようになるだろうと割り切ることも大事かな、と。

来年は、上の子が小学校に入ります。よりハードになるのか、少しは楽になるのか…。多分ハードになるような気がするので、何とか体力だけは維持すべく、適度な運動をできるように心がけたいです。

2枚目の名刺的なもの

仕事以外でやっていた活動ですが、新たなSNSの活用を始めたことは、今年の大きな変化だったと思います。
今までは、facebookを友人に向けて発信することが主な活用法で、どちらかというと内向きな使い方をしていたと思います(まあ、facebookはそれに強みがあるSNSだと思いますが)。
まず始めたのはtwitter(現X)ですが、アカウント自体は以前からあったものの休眠状態だったので、朝ドラ「らんまん」にあわせて刊行した書籍のPRも兼ねて本格的に使い始めました。まだまだ勝手がわからないところも多いのですが、少しずつフォロワーも増え、楽しさを感じる一方で結構難しいところも多いようにも思いましたので、丁寧にレベルアップしていこうと思います。
また、あわせてこのnoteを始めたというのは大きかったと思います。noteはコンテンツの蓄積ができるというのがまさに強みですが、今まで多くの大学を訪れた経験をもとに、「大学のソウルフード!」連載を始めたのは、仕事に繋がるかどうかはさておき、他に同じテーマを書いている人があまりいない中で、独自コンテンツを開発していく面白さを感じました。
これで全国を書き上げることができれば、抜け漏れはあるにしても、たたき台というか、これをもとに色々な話を展開できるような気もするので、しっかりコンテンツとして育てていければと思います。

あと、社会貢献活動のようなものですが、年に1回、母校の県立千葉高校に卒業生を招いて、高校生向けに進路の話をする企画のとりまとめをやっています。卒業生を何人か集めて、高校生が好きな人の話を聞きに行く、という形のイベントですが、今までは私自身も登壇することも多かったものの、今年はとりまとめに徹して、出版業界についての話は後輩の編集者に譲ることにしました。気が付いたら高校生とかなり年齢差が開いてしまったので、やはり年齢的に近い人に話してもらった方がよいように思ったからです。

教育問題についてはさまざまな議論があり、特に公教育には厳しい視線が注がれていることもよく知っているつもりです。だからこそ、公教育で育ってきた身として、「今の教育はダメだよね~」などと他人事にするのではなく、自分にできることはないかを考え、何か役に立てるように貢献したいと思っています。卒業生の経験を現役生に伝えることで、進路選択や学びのモチベーションにつながれば嬉しいな、と。

そんなことをやっていたら、あっという間に一年が過ぎてしまいました。
時間が有限だということと、それを十分に活かせていないということが、ひたすら恥ずかしい限りです。そして、10年前であれば「もっと勉強してよりスキルを高めよう!」とシンプルに前を向けたのでしょうが、「いや、体力的に全部をやるのは無理かも…」「子どもの面倒も観なきゃ…」と、年齢ゆえの悩みが増えてきたことをとにかく痛感しました。無理がきかなくなってきている…。もっと要領よく、シンプルにスマートに生きられたらいいのですが、多分それはできない性格でしょうし、それで不快に思わせてしまっている方もいらっしゃると思います。

来年、どうしていくのがいいのか。
より多くのことをこなせるように生産性を高めつつ、それをキープするために体力を高める、ということが模範解答のような気もしますが、それが本当に可能なのか、自問自答しています。うまく脱力しつつ回していくことの方がベターのような気もしますが、それで回らないとかえって自己嫌悪に陥るような気もしたり…。
と、まあ、非常にモヤモヤしているわけですが(苦笑)、もう少し人とも話したりしながら、2024年をどうしていくか、もう少し考えてみたいと思います。

スッキリ、ポジティブにだけまとめるのが年末じゃない!頑張るしかないにしても、どういう方向でエネルギーを使っていくべきなのか、引き続き試行錯誤をしてみようと思います。

読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
皆さんの幸せを心から祈っています。
お役に立てることがあれば、是非お力になりたいと思いますので、
来年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
よい年をお迎えください。

#今年のふり返り

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