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吉穂みらい #もの書き100問100答 

 他の方の記事のコメント欄でたびたびお名前をお見掛けしながらも、noteを訪問したり、記事を読みあったりすることなく過ごしているnoterさんが、何人かいます。
 気になる。
 すごく、気になっている。
 でも、目の前に流れてくるタイムラインで精一杯で、たまさか、他の方の記事にコメントされているのにスキをしたりするくらいしかできないのが現状。フォローしたりフォローしてくださっている方の記事すらなかなか読みに行けない中、「いつか、いつか」と思っているうちに時が経ってしまう――
 穂音さんはそんなnoterさんのおひとりでした。
 先日、拙記事にコメントをくださったのを機に、ようやく穂音さんのnoteを訪れ、すっかりその魅力にハマってしまいました。 

 今のところ、この「長夜の長兵衛」シリーズしか読めていないのだけれど、この前のシリーズから一気読みしてしまいました。たまらなく好きな世界観でした。読まなかったことを後悔するほど。

 そこで穂音さんが、プロフィールに「#もの書き100問100答」を置いていらっしゃることを知りました。これを企画し提案された方は小野さんと言う方で、現在もテンプレートを提供してくださっています。

 1年前は、私はnoteで創作をしていませんでした。創作アカウントを作ったのが2023年5月。そろそろこのアカウントにもプロフィールがあってもいいなと思っていたところ、この「#もの書き100問100答」はプロフィールにとてもいいなと、思った次第。

 穂音さん、小野さん、お借りいたします。


#もの書き100問100答

1.どんな作品を書いている?

 ライフワークで10代から同じ世界観の長編シリーズを書いています。全作品はリンクしていて人物相関図が曼荼羅みたいになります。noteでは主に「#シロクマ文芸部」さんのお題で短編を書いています。

2.どんな作品を書くのが一番好き?

 ファンタジー、シュール系

3.ペンネームの由来は?

 こちらを。

4.いつから創作を始めた?

 14歳

5.創作を始めたきっかけは?

 コバルト文庫を読んでいたら、自分も書いてみたくなりました。
 当時そういう子は多かったと思います。

6.初めての創作の思い出は?

 新井素子さんの影響で主人公の一人称が「あたし」だった。

7.子どものころ作文は得意だった?

 ただの下手の横好き

8.創作していて一番幸せな瞬間は?

 書いているときはいつも幸せです

9.書くうえで譲れないものはある?

 自分が読みたいものを書く

10.あなたにとって「書く」とは?

 息をするようなもの

11.将来どんな書き手になりたい?

 新鮮な質問です。いつから聞かれなくなったのだろう「将来は?」。
 もう少しだけ、私に「書いていられる時間」が残されているならば、いつか誰かがどこかで私が書いたお話を思い出して、あれ面白かったな、と心の中で思ってもらえるような書き手になりたいです。

12.文章力を磨くためにしていることは?

 何回も読み直して盆栽のように文章や言葉を刈り込む

13.「良い文章」とはどんな文章?

 滑らかに読める文章、続きが読みたくなる文章

14.読書は好き?

 好きです

15.憧れの作家は?

 悩ましい質問。氷室冴子さん

16.好きな本は?

 本の体をしてるものなら全て。

17.繰り返し読んでいる本は?

 たぶん『モモ』と『星の王子さま』と『ブラックジャック』。『ブラックジャック』以外は、読み返したくて読んでいるのではなく、何かのきっかけで人生の折々に読むことになることが多いです。

18.今読みたい本は?

 今は『ギケイキ3』。途中なので

19.自分の創作に影響を与えた人やものは?

 コバルト文庫、漫画とアニメ、音楽、持病。
 手塚治虫、氷室冴子、新井素子、平井和正、筒井康隆、町田康
 ——やっぱり書ききれません

20.本やnoteなど他者の作品で好きな一文は?

 今ちょっと思いつかないので、後で書きます。

21.本やnoteなど他者の作品を読むときについ注目するところは?

 「」や地の文の口語の言い回し

22.無人島に本を3冊持っていけるとしたら何を選ぶ?

 自ら無人島にはいかないです。やむを得ず漂着したとしたら、眼鏡と辞書があればいいとは思うけど、無ければ無くていいです。生命力ないのでたぶん生き延びられない。

23.10年前の自分にひと言伝えるとしたら?

 「嘘みたいな未来が待ってるよ、生きてていい」

24.10年後の自分にひとつ質問できるとしたら?

 「次は何する?」

25.今だからこそ言える創作の失敗談は?

 宮沢賢治の「永久の未完成、これ完成」が座右の銘なので、失敗はないです。もし、職業として書いていたら、主に人間関係で色々失敗したんじゃないかと思います。

26.書くこと以外で創作をしている?

 若いころは絵を描いてました。それ以外の手仕事は全滅です。
 自分、不器用なんで――

27.もし書くことを禁止されたら何をする?

 頭の中でお話をつくります。17歳の時病気で読み書き禁止になり、空想力が鍛えられました。

28.余命一週間と宣告されたら創作する?

 たぶん、頭の中では死ぬまで。ボケない限り

29.生まれ変わっても「もの書き」になりたい?

 なるべく生まれ変わらないようにしたいです

30.もの書きとしての自分の強みは?

 書き続けられることでしょうか

31.もの書きとしての自分の弱みは?

 商業出版できないこと

32.創作における座右の銘は?

 あ。さっき答えてしまいました。
「永久の未完成、是完成」

33.自分の作品の魅力を3つあげるとしたら?

 シュールな発想、軽快な文体、人間関係と感情の機微に富む
 ——書いてて恥ずかしい。笑

34.自作で気に入っている作品を1つあげるとしたら?

 『他人のそら似』(吉穂堂準備中)

35.自作で一番目に読んでほしい作品は?

 『ナユタ』(kindleまたは吉穂堂)

36.自分の作品で好きな一文は?

「年を取るということは、人間が培った叡智を自分の身に収めることなんだろう」『The one ~Les āmes jumelles~』(吉穂堂)より 

37.自分の作品を色にたとえるとしたら?

 極彩色曼荼羅(色?)

38.自分の作品は五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)のどれに寄っている?

 触覚と嗅覚は少ないです

39.自分の作品のテーマソングはある?

 アニメだったらこういうエンディングでこの曲をと妄想することはあります。

40.つい書いてしまうテーマやモチーフはある?

 生と死と、命の連続性、魂の不滅。なんかでかいことを書きたがるのは素人だと俵万智さんが言ってました。

41.つい使いがちな文章表現はある?

 「あるいは」。よく使うと思います。

42.次はどんな作品を書きたい?

 シリーズを終わらせたいです。

43.もし自分の作品が書籍化されたら誰に帯を書いてほしい?

 本当に読んで気に入ってくれた人

44.もし自分の作品が実写化されたら誰に出演してほしい?

 実写は向いていないのでアニメでお願いします。

45.自分しか読まない日記を書いている?

 日記は書きません

46.日常で「自分はもの書きだ」と感じる瞬間は?

 目に映るすべてのことがネタメッセージだと思う時

47.毎日書いている?

 書いてます

48.書くとき以外にも創作について考えている?

 考えてます

49.創作を続ける理由は?

 書かずにいられないから

50.創作のモチベーションを上げる方法は?

 書かなきゃ、と思ったことがないです

51.創作を頑張ったときのご褒美は?

 創作に関しては、頑張ったらご褒美という流れがないです
 掃除や家事は、頑張ったらおやつを食べます。
 趣味と労働の差。笑
 万が一、書くことが仕事になったら、ご褒美が発生すると思われます。

52.創作をやめたくなったことはある?

 やめたくなったというより、書きたいけど書けなくなったことはあります

53.創作をやめたくなったらどうする?

 やめます。それはよっぽどの時だから

54.書きたいのにうまく書けないスランプが訪れたらどうやって抜け出す?

 違う小説を書くか、本を読んだり映画を観たり、エンタメを浴びます。

55.どんなときに創作のアイデアを思いつくことが多い?

 最初のひとことを書いた時。だから「#シロクマ文芸部」さんに夢中になったのだと思います。最初のひと言をくれるので。

56.創作のアイデアが思いつかないことはある?

 あります

57.創作のアイデアが思いつかないときはどうする?

 いったん、すべてを忘れるようにします

58.複数の作品を同時に進められる?

 はい。

59.何を使って文章を書いている?PC?スマホ?

 PCです。

60.書くときにおすすめのツールやアイテムはある?

 慣れているのはWord。noteはとても書きやすい媒体ですね。

61.いつ書くことが多い?

 時間が出来た時

62.どこで書くことが多い?

 リビングのテーブル

63.創作の時間を確保するために工夫していることは?

 家事を最低限にする(結局後で自分の首をしめる愚行なのでおススメはしません)

64.書き始めるためのスイッチはどうやって入れる?

 PCを開いたら入ります

65.書いているときはどんな気持ちになる?

「〇時まであと何分ある?」「まだ書いてて大丈夫?」「あと〇分しか書けないな」と時計を見ています。結構追われてます。誰か、いつまでも書いていていいよと時間をくれて、3食提供してくれないかなあと時々夢を見ます。

66.書いているときに話しかけられると気になる?

 返事が適当になります

67.書いているときに集中力を保つコツは?

 集中しなくちゃ、と思わないことだと思います。

68.書いているときに音楽やラジオを聴く?

 だいたい無音。たまに聴くこともあります

69.書いているときに欠かせない食べ物や飲み物はある?

 書くときは食べたり飲んだりしないです
 読むときはミルクティーをよく飲みます(コーヒー飲めなくなったので)。

70.息抜きの方法は?

 あれ?最近、そういえば息抜きってしてません

71.健康面で気を遣っていることは?

 健康でいようとしすぎないこと

72.完成までに一番時間がかかった作品は?

 『花と嵐』(吉穂堂準備中)。
 着想から何年かかったか忘れるくらい。

73.プロットや構成を決めてから書く?

 そういうときもあります。
 あまり言いたくないですが「降りてくる」派です。

74.冒頭から順に書く?好きなシーンから書く?

 基本的に冒頭から。
 あるシーンに肉付けしていって、頭とお尻ができることもあります。

75.タイトルはいつ決める?

 人に読んでもらうか投稿する直前。PCに保存する都合上、仮の名前をつけるのですが、それがそのままタイトルになることもあります。

76.タイトルをつけるときに意識していることは?

 簡潔。

77.冒頭の文章を書くときに意識していることは?

 物語に引き込まれるように、文と言葉に緩急をつけること

78.締めの文章を書くときに意識していることは?

 締めは流れに任せます。

79.漢字とひらがなの使い分けにはこだわっている?

 こだわります

80.推敲は何回する?

 決めていません。「永久の~」なんで(笑)、延々としています。にもかかわらず気がつかない間違いが沢山あります。なぜ・・・

81.ネットで作品を公開していて良かったことは?

 読んでもらえること。
 出したからこそ、反応もいただけるんだなと思う。

82.ネットで作品を公開していて悪かったことは?

 読んでもらえないこと。
 出さなければこんな気持ちにはならないのにと思います。

83.ネットで公開する前に誰かに読んでもらっている?

 kindle本は必ず幼馴染のサトちゃんが読んでくれています。最近、校正に名乗りを上げてくれるプロデューサーがひとり増えました。
 noteは事前に読んでもらうことはしません。

84.スキの数は気になる?

 気になる

85.自分の作品をどんな人に読んでほしい?

 人目に晒した以上、読者は選べないと思う

86.どんな書き手だと言われることが多い?

 書き手として評価されて、そのようなことを言われたことがないので、ぜひ、どなたか教えてください。

87.他者評価と自己評価のずれは大きい?

 他者評価の実例が少なすぎてよくわかりません

88.自分の想像よりも好評だった作品は?

これです。

89.より多くの人に読んでもらうために工夫している?

 noteはなるべく長くならないようにしています。

90.コンテストや公募に挑戦している?

 していません。もう私には時間がないので。あと5年早くnoteに出会っていたら、考えていたかもしれません。

91.人に言われると嬉しい言葉は?

 「夢中で読みました」

92.人に言われると残念な言葉は?

 「よく書きますね」

93.創作していることを家族や友人など身近な人に伝えている?

 伝えた人もいるし、伝えていない人もいます

94.家族や友人など身近な人に作品を読まれるのは恥ずかしい?

 恥ずかしいです。でもこちらが恥ずかしがるより前に、読もうとしてくれません。向こうが恥ずかしいようです。

95.自分の作品をTwitterなどでシェアされるのは嬉しい?

 素直に嬉しいです!

96.他の書き手と自分を比べて落ち込むことはある?

 しょっちゅうです

97.他の書き手と自分を比べて落ち込んだときの対処法は?

 みんな違ってみんないい、と自分に言い聞かせます

98.他の書き手と積極的に交流したい?

 以前はそう思っていなかったのですが、最近心を入れ替えまして(笑)、現在はぜひ交流したいと思ってます。

99.今ぱっと思いついた推しの書き手の作品は?

 YUKARIさんの「紫がたり 令和源氏物語」。
 来年は大河が「紫式部」なので、予習にぜひ。
 他にもdekoさん、ヱリさん、青豆ノノさん、白鉛筆さん、穂音さん――やばい、止まりません・・・

100.他の書き手に聞いてみたいことは?

 100問100答結構大変でしたが、やってみませんか?笑

 


 

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