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453. Outdoor Play May Mitigate Screen Time's Risk to Brain Development

https://www.medscape.com/viewarticle/987487

日本での研究により、幼児期に1日1時間以上スクリーンを見ていると、4歳時点でのコミュニケーション能力や日常生活能力の低下に直結するが、屋外での遊びがその影響の一部を軽減する可能性があることがわかった。

2歳時点でのスクリーン利用時間の長さ(1日1時間以上の電子機器利用またはテレビ視聴)が、4歳時点での神経発達の結果と関連するかどうかを調査したところ、スクリーンタイムが多い子どもは、1日1時間未満の子どもに比べて、コミュニケーション能力や日常生活能力のスコアが低いことが分かった。

屋外遊びの介入は、スクリーン時間の多さと日常生活得点の低さの関連を18%緩和したが、コミュニケーション得点の低さは緩和しなかった。また、2歳時のスクリーンタイムの多さは、生後32か月時の屋外遊びの頻度の低さと有意に関連していた(OR 2.03, 1.48-2.76)。

元文献
Sugiyama M, Tsuchiya KJ, Okubo Y, et al. Outdoor Play as a Mitigating Factor in the Association Between Screen Time for Young Children and Neurodevelopmental Outcomes. JAMA Pediatr. 2023 Jan 23:e225356.

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