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第23期雀王戦A1リーグを楽しんでってください(選手紹介。ほぼ無料)

4月1日(月)より第23期の雀王戦A1リーグが始まります。
開幕戦は浅井くん、堀くん、槐くん、あとじじいの僕です。
A1では最年長。48歳ですね。華やかな開幕戦にすみません。
A1自体は17回目の戦いになります。これも最長かな。まあ長くいるからなんだけど。

みなさんにリーグ戦を楽しんでもらえるように、選手16名の紹介をしたいと思います。最年長の特権で独断と偏見です。
今期から4人打ちの休憩なし4半荘。だいたい配信します。
決定戦は4位まで残って、雀王仲林圭と5人打ち。
降級は下位3名になります。

紹介順序は変化をつけるために適当に混ぜてます。
あと、100円と書いてありますがそれは最後の須田の自己紹介と雑感だけです。
まあ結構量もありましたし、長女が高校進学でお金もかかりますしww
どうぞ心のお優しい方、ご購入下さい。

仲林圭(リーグ1位・決定戦優勝)
まずはもちろん雀王。ミスターパーフェクト。
オーソドックスと言われがちではあるけれど、打牌に万人が納得する理由をきちんと持たせるお手本のような選手。ミスなし。
キャラクターが面白いので誤解されがちなんだけど、麻雀がめちゃくちゃに真面目なのでそのギャップがすごい。

あと、仕事に対する創意工夫を人知れずやるタイプ。
パイレ入る前から、チームを盛り上げる企画書を作ってました。

他の有名配信者を参考にして自分のトークの上手さに役立ててるし、
世の中の流行っていることにアンテナを張って、人気の出そうなこと、話題になりそうなことにとても敏感です。


真田槐(リーグ12位)
この前雀竜位を取りました。30歳のA1最年少。
昨期が初A1でしたが内容はとても良く、相手に対する鳴き読みの判断とか早かったですね。
かなり勉強していて、打牌は自分でシステム化できてる印象があります。
簡単に諦めない、粘り強い麻雀。

昔は空気を読まない若者として界隈では愛されたりいじられたりしてましたが、
タイトルも取ったし今年はいろんな場面で対局に出てファンも増えると思います。
かわいいキャラの感じしますしね。
飲んだらより面白いらしいです。バーゲスで酔わせましょう。


矢島亨(リーグ3位・決定戦3位)
やじーです。高打点鳴き麻雀が有名。
配牌もらったら、仕掛け込みで最も高そうな結果を想定して打ちます。
その未来予測の頭の回転が早い。解説でも人の手牌に対する構想を立てるのが的確で上手いです。

実は僕に次いでリーグ内最年長です。1979年生まれ。見た目が若すぎる。
配信前はきっちり顔を仕上げてきます。メイクにめちゃくちゃ詳しい。
生活や対局に対する意識が高く、トレーニングや食事にも気を遣います。
雀王、雀竜位、日本オープン、オータムチャンピオンシップの協会4大タイトルを取っている唯一の協会員。

田幸浩(リーグ10位)
長野からリーグ戦のたびに上京。
娘さんが3人、飼い犬も♀と、女だらけの家族で寡黙に戦うお父さん。
昨年は残留が目標と言っていたように、自身の評価は控えめ。
静かなるデジタリアン。

以前は守備より押しの強い打ち方で、A1を降級したことがあるんだけど、
そのとき堀くんが「田幸さんの麻雀好きですよ」と伝えて、
その言葉を支えにまたA1に帰ってきた経歴があります。

協会で一番多く嶺上開花のみのアガリをしているとか。役なしカンってことよね。やるなあ。


浅井堂岐(前雀王・決定戦3位)
前の雀王です。去年は色んな舞台で活躍したし、ルックスも素敵なのでこれからも人気が続く選手だと思います。

若い頃はずっとやじーの研究会で研鑽を積んできました。
去年よく視聴者に見られた対局の印象から、後半押し返して高い手を仕上げるイメージが強いけど、
実はハメ手や技で仕留めるのも結構好き。わりとリーグ戦でやられました。迷彩張ったり、カンツのドラ切って安手リーチのフリしたりね。

橘哲也(リーグ4位)
愛称ブロッコリー。
選手のみならず実況と解説と運営と何でもできる、ひとり日本プロ麻雀協会。
奥様の浅見真紀さんがドリブンズで、共に何でもできる器用麻雀プロ夫婦。

3期後期で大浜岳、宮崎和樹、角谷ヨウスケ、田幸浩などと同期。ゴールデン世代ですね。
確か鈴木達也さんの麻雀が好きなんだけど、自身はオーソドックススタイル。
昨期最後までやじーと決定戦のイスをかけて熱い戦いをしたのが印象に残ってます。


松本吉弘(リーグ11位)
187cmと背が高く、学生時代やってた野球もスカウトが来るほどのスポーツマン。
対局会場ではスタッフにも選手にも挨拶する礼儀正しい好青年。
カラオケも上手い。
欠点がないぞ。どうなってんだこのパーフェクトヒューマンは。

昨期は序盤の負けがやや大きくて決定戦には残れなかったけれども、
やはりチャンスがあればどこからでもトップを狙ってくる強さが本当にあります。バランスタイプですが、攻撃寄りでスカっとする麻雀。
いつの時代でも、この若さでこの強さだった人はそういないんじゃないかなあ。
鈴木大介さんもMリーガーの中で相当強いと評価されてましたね。

協会のMリーガー4人では松本くんだけまだ若いし雀王経験がなく、
期待している人もとても多いでしょう。


吉田基成(A2昇級1位)
マーチャオに長くいる、もう偉い立場ですね。
今期よりA1に帰って来ました。
今期上がってきた人はみんな復帰組。落ちて上がってきた人はみんなしぶとくて逞しいです。

麻雀将軍というキャッチでしたが確かに戦国武将みたいなイメージがあったのかも。
6期と14期の雀竜位を取っています。
メンゼン後半タイプですね。
穏やかそうですが情熱的な勝負も結構好きです。

堀慎吾(リーグ2位・決定戦2位)
まあ天才ですね。
こんなに人の手を読めて思考の深い人は、ちょっと見たことないかもしれない。たまに市井にいますが、言語化もここまでしっかりしている人は初めてです。
むちゃくちゃ当たり牌を止めます。
こういうの理屈の説明が大変ですけど、僕があちこちで記事を書いてるのでそれを読んで戦慄してください。

あと有名ですが点差ボタンとか押したことないし、条件計算も紙に書かないんですよ。
数字に強すぎる。
文章もとても面白いので、読む機会あったら絶対に読んだ方がいいです。
僕は堀くんの書いたものなら全部読みたいです。


鈴木ケンタ(リーグ13位)
田内翼くんに「名前がありふれていて印象にない」と言われましたが登録名をカタカナにしました。
小柄で昔から顔も変わらないので少年のようですがもう40歳です。
一部上場企業に勤めています。立派。
麻雀はやじーの研究会でかなり勉強してきたやじーチルドレンですね。
浅井くんとかと同じ。

「健太やります!」という漫画のせいで実況のようへいが必ずそれを言います。


宮崎和樹(A2昇級2位)
復帰組。
前述したように橘と同期で、入会時20歳ですぐ王位戦の決勝に残って当時最年少王位になったんですが、
あまりに早すぎて協会の誰もその偉業に気づかなかった過去があります。
同卓が荒さんとか藤崎さんじゃなかったかな・・・。
宮崎も当時はウェーイって感じだったから、相手の凄さを全く知らずに戦って、結果それがよかったとかw

協会陽キャの元祖。
日本最大の麻雀オフ会サークル、ルールスターズの代表をやってます。
宮ちゃんももう40歳。

大浜と橘と共に昔は協会3バカトリオと言われていました。
大浜と宮崎は俺のことを面と向かってダースーと呼びます。
橘だけは須田さんと言います。


渋川難波(リーグ5位)
説明不要なくらい色々有名な選手ですね。
いろんな場面で目立つ大きな負けもあったもので、本人のキャラクターもあっていじられやすいんだけど、
去年Mトーナメントで優勝、今年fuzzカップも優勝と、オカありトーナメントでは最強の結果を残してます。
とても強いんだけど、負けるときも誰もネガティブにさせない、自分もならない、素敵な選手だと思います。

広島出身で、まだ協会にも入る前、東京に来て僕のいた店に遊びに来てくれたことがあります。
あの青年がこんなにすごい選手になって、たくさんの人に愛されるようになって、感慨深いものがあります。

雀王、雀竜位、日本オープンとやじーに次いで協会タイトルを取ってます。
これもすごい。


下石戟(リーグ8位)
歯に衣着せないで有名な田内翼くんにも、ズケズケ言える実力者で田内くんと仲がいい(はず)。
あまり喋るタイプではないけど勉強熱心で麻雀の読みに対する能力が高い。
去年RMUクラウンを勝って、この前BIG1カップ2位になりました。
最近いろんな対局にも呼ばれるし、これからもっと有名になりそう。

淡々としていて、ゲームで言うと闇属性の寡黙な剣士って感じですね。
本心で笑う印象があまりない。内心がこわい。


菊地俊介(A2昇級3位)
やはり復帰組。
前回A1から落ちたときは年に3回盲腸をやるというとんでもない不幸で苦しすぎるシーズンでした。
勤めていた職場もなくなって、大殺界の年だったそうです。
まあ実際3回入院してたら麻雀にもならないですよねえ・・・。
手数が多く、実戦系ストリートタイプって感じです。

愛内よしえさんと最近結婚しました。
ファイヤーバードリーチを今期は炸裂させてくれるでしょう。ようへい実況メモ。


小川裕之(リーグ9位)
いのししと呼ばれていますが麻雀自体は結構守備寄り。猪突猛進しないです。性格も穏やか。
確かラグビー部だったので肉体はもちろん逞しいけど。

解説が上手くて聞き取りやすくて、1.5倍速とかで聞いてても全く違和感ないです。小川も結構長くA1にいますね。
麻雀は堅実、オーソドックスです。
見た目と全く違い、男女問わずとても親しみやすい人。


角谷ヨウスケ(リーグ6位)
超有名aikoファン。
関西在住ですが、リーグ戦のたびに頑張って上京してます。
さぼらない麻雀、というキャッチがありますが、特徴的なのはやはり攻撃的姿勢ですね。
堀くんに言わせれば、「最も苦手な勇者タイプ」。
傍目には見合わなそうな押しをするのが、同卓者からは怖いんですよね。

ただそこまで闇雲ではないです。前に結構多くの人が打ちそうな役満放銃牌を2回止めたシーンがあって、
致命傷だけは本当に避ける嗅覚があります。すごかったなあこれ。
5800くらいはカスリ傷とよく言ってます。


須田良規(リーグ7位)

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
よかったら100円で続きを読んでください。
僕の話と雑感を書きます。

僕自身は協会歴は長いです。1期後期受験生です。
過去はよく鳴いてよく安手をアガるタイプでした。まあそれがトレンドだった時期もあるんですね。

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