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燕雀の志09

 9月15日(土)、日本プロ麻雀協会の「第13回オータムチャンピオンシップ」の本戦1日目が始まった。協会の公式ルールとは異なり、一発裏ドラなし。より競技性の高い麻雀の研鑽の場として開催されている。
 私は本戦1日目のシード。ここから半荘3回のトーナメントを2戦、また次の日に同様の対局を2戦行って、決勝面子の4名を決定する。
 もちろん全員が協会所属の選手、また本戦以降は強豪ばかりが残ってくるので、勝ち進むのも並大抵の苦労ではない。私は第5回大会で決勝に進出したきり、以降はタイトルのチャンスから遠ざかっていた。
 それが今年は展開にも恵まれながら、結果トーナメントを4戦勝ち上がり、17日(月・祝)の決勝戦に進むことができた。
 対戦相手は、一昨年第15期の新人王高津圭佑、また一昨年第11回のオータム3位中山百合子、そして協会女流最強の呼び声高い、朝倉ゆかりである。

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