ATが自分の仕事に誇りを持っていないでどうする
こんにちは。アスレティックトレーナーのヨシキ(@yoshikianzawa)です。
昨晩このようなツイートをしました。
事の経緯を説明すると、あるJSPO-ATの方々が「ATと鍼灸どちらの資格を取得した方が良いか?」と質問に対して「鍼灸」と答えていたところがきっかけです。
別にいいじゃんと、思うかもしれません。
でも、その小さな行動がやがて大きな差を生んでしまいます。
ましてやATのみで活動している人が鍼灸師の良し悪しも深く知らずに、鍼灸師を勧めるのはどうかと思います。
「ATを持っていることに誇りはないのか?」って。
僕自身、鍼灸師でもなければ他の医療資格を有している訳でもありません。
ですが、他の医療資格を取得しようとも思わないです。
なぜなら、ATは人の身体に対して知識や経験を真っ向からぶつけて戦うことのできる数少ない仕事だと思っているからです。
それによく考えて見てください。
ATの価値を高められるのはATを取得している人たちだけです。
そのぶん発言も重くなります。
他の資格に対するリスペクトも兼ねて言っていたのか分かりませんが、ATであるなら、まずは自分の資格をリスペクトした上で、鍼灸師の資格を取得するよう勧めれば良いと思います。
僕は断然ATを取得するよう勧めますが。
いつまでも金魚のフンのように大きなものに付いていくだけでは一人前になれません。
ATとして独立して、ATの価値を世の中に伝えられるよう日々研鑽すれば良いだけのこと。
国家資格だからなんだ。侵襲性のある手技が使えるからなんだ。
ATにしか出来ない強みがあるの。
現場での評価は確実にATが世界一だし、この点はドクターにだって負けてない分野。
アスリハだって世界一だし、アスリートだけじゃなく、一般の方々の腰痛や肩こりに悩む人への運動的なアプローチもできる。
これって行動から変えなければいけないから本質的な部分だよね。
対処療法みたいにほぐして治すわけではないぶん、もっと深く身体の理(ことわり)を理解しなければいけない。
当たり前だけど解剖学も生理学も、医学も幅広く知らなければいけない。
それに人柄だって大切。コミュニケーション能力、真摯にその人の体に向き合えるのかの献身性。
こういう世界観とスポーツが好きでATになった人が、簡単に他分野を勧めるのは本心じゃないね。
あーあ、なんだかな。
残念の一言です。
僕はATになりたい人を応援するし、サポートもしていきたい。
だから、わざわざ棚に上げて話すことはしない。
自分では気づいていないだろうけどATが社会に貢献できることってたくさんあるんだよ。そろそろ気付こうぜ。ATに誇りを持っていない人達さん。
そんなことを感じた夜でした。
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