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LIVE 52 Democratic Backsliding


最近、世の中がなにかおかしい、いや前からか。でも、日本だけがおかしいのだろうか、アメリカもおかしいような気がする。いや、ヨーロッパもか、のようなことを考えることが多くなってきていないだろうか?

そのような普通の市民が漠然と感じる状況を、Democratic backsliding というアングルから説明を試みる政治学者たちがいる。backsliding という表現には、文字通り「うしろの方にずり落ちる」という感じが出ている。だから、Democratic backsliding を「民主主義の後退」と訳す人もいる。

あるいは、Democratic backsliding をAutocratization と同じことだと言う政治学者もいる。Democracy がずるずると落ちていく先はどこか?それは、Autocracy ではないか。だから、この状況を彼らは、Autocratization と呼ぶ。Autocracy とは、Democracyのちょうど反対の極に位置するものだ。みんなの社会ではなく、誰か(個人あるいは集団)の専制で支配される社会のことだ。

このなんか”おかしい”と思うものは、どこに現れているのか、それは何か悪性の腫瘍のようなもので直ぐに切除しないとえらいことになるようなものなのか、それとも良性の、一時的な発疹のようなものだから、ほっとけばよいものなのか。この”おかしい”状況は日本の外でも起きているのだろうか。そうだとすれば、どこで、どんなふうに現れているのか。

そんな話を、このLIVE 52では出来るだけ政治学用語に頼らず、日常語で話します。

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