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重要で緊急なことを見つけ、手をつけるために

人間は楽しいと感じることをやってしまいがちなもの。
そして、今やるべきではないことを、やるべき時ではない時に、手をつけてしまうことがよくある。
やるべきことをやるべき時にやるためには、どうすれば良いのだろうか。


一つの考え方に縛られないということが、結論としてある。
例えば、何事も楽しくなければならないという考え方があるとする。
これをポリシーにして生きる人にとって、緊急性を要することが必ずしも楽しいこととは限らない。
今仮に、目の前の楽しいことをやっている真っ最中であったとしたならば、それを放り出してわざわざ神経も集中力も使う、慌ただしい出来事に巻き込まれることは望まないものだ。
その結果として、楽しくないカテゴリーに入る緊急性を要することが後回しになってしまうということが起こる。
逆に、「面白くないけどやらねばならない」という考えを当然視する人にとっては、緊急性を要することほど淡々と粛々とできるのかもしれない。
緊急で重要なことほど、積極的に取り組むということが起こり得る。
しかし、今度は人生の楽しみ方に迷うことがあるかもしれない。
人間が楽しいと感じることは、ある程度新鮮さや刺激に溢れているものだ。
それは、未来を切り開くものであるかもしれない。
楽しいことをやることが人生の目的のひとつに通じるかもしれず、それを自分で設定できることもまた、大切なことなのだ。
人から言われた要望をただこなす、緊急性・重要性のあることだけをやることだけが正解とは言えないのかもしれない。


一つの答えに縛られずに、段階に応じて疑いながら、考えながら取り組む。
その中で、自分の確かな成長が促されていく。

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