俺と師匠の情熱seitai life Osaka編 1

2019年 9月。

今年も熱風の中、東京での師匠のセミナーに毎月参加している。最近では先生の施術も受けている。とんでもなくカラダが楽になる。マンツーマンな時間では沢山先生と話ができる。

先生のセミナーを受けているみんなも施術を受けているがレベルの違いに落ち込むという。俺は全く無かった。レベルの違いは格段にあるが、そんなことはどうでもいい。50歳までには自分が受けた体験を今度は俺がクライアントにする。こんなに胸踊ったのは久しぶりだ。

そんな思いにふけっている時。

『ラフィンノーズという生き方』という動画を教えてもらった。80年代の日本で大阪から彗星の如く現れメジャーシーンに完全に喧嘩を売ったパンクバンド。俺は1世代離れているが、とにかくラフィンは有名。様々な経緯を辿り、2011年震災直後のドキュメンタリー動画だった。

バンドのストイックさ。パンクという生き方。Liveへのこだわりの半端なさに興奮と脱帽。自分の仕事と重なる。師匠の言葉が俺の脳内に沢山よぎる。

「言葉が汚すぎるぞ」「雑にさわるな」「ちゃんと人の話を聞け」「いちいち丁寧にいちいち1人1人、大事に仕事するんだぞ」

「一度ぐらい諦めないで死ぬ気で真剣に何でもやってみろ!」

整体業界のテクニカルな面やマーケティング、そんなことばかり気にしてくだらない動画ばかりみていた。一切やめる。そこでは俺の必要な情報は1つも言ってくれない。

俺は俺の整体と俺の店で俺のクライアントに必要な技術とノウハウが欲しい。俺の未来のために仕事がしたい。ゲットザグローリーだ!

一瞬かもしれないが50までには俺も栄光を掴む!その為の努力、忙しくなる仕事にビビってイモ引いて怠惰な毎日を送るのはもう飽きた。

最下層の塔から登ってく風景は残念ながら窓が無くて見えない。自分が今何階にいるかもわからない。どうするヨシナリ?上か下かだ?ヒヨったら負けだろ?

ラフィンと師匠が問いかける囁きと10代の頃の逆襲の思いがこみ上げる。

上等だ。

俺がザクとは違う所を完璧にみせてやる。

明後日は大阪。強烈な師匠の友人兼戦友の人達に会ってみる。俺がザクとは違うのか確信してやる。


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