願望達成力を高めてくれる「7つの寓話」
こんにちは、野口嘉則です。
あなたは、
どんな人生を送りたいと思っていますか?
今日は、
願望や目標を達成し、
望む人生を実現するための秘訣を7つ、
それぞれ心に深く残る寓話の形でお話しします。
プレゼント企画のお知らせもありますので、
ぜひ最後まで読んでくださいね!
<流れ星に願いごとを言えると叶う、その理由>
「願望達成力が低い人」と
「願望達成力が高い人」では、
どっちの方が人生の満足度が高いと思いますか?
当然、「願望達成力が高い人」のほうが
人生の満足度が高いですよね。
それでは、
どうすれば願望達成力が高まるのか
をお伝えしていきます。
さっそく、1つめの寓話からいってみましょう。
叶えたいことをサッサと言わなかったがために、
せっかくのチャンスを逃してしまいましたね。
さてここで、
やってみていただきたいことがあります。
「あなたがぜひとも実現したいこと」を、
今、こころの中で挙げてみてください。
いくつでもいいので、
実現したいことや
達成したいことを挙げてみてください。
どうでしょう、挙げることはできましたか?
「実現したいこと」を、
すぐに挙げることができた人は、
実際に達成する確率が高いと言われています。
「流れ星が流れているときに
願いごとを言えたら、その願いごとは叶う」
なんて言いますよね。
これは実は、すごく理にかなってるんです。
流れ星が流れている一瞬のうちに、
願いごとをサッと言えるとしたら、
自分の願望や目標を、
日頃から意識しているということですよね。
自分の願望や目標が、
明確に言語化されて、頭の中にあるわけです。
そして、そこまで意識しているなら、
日々それに向かってなにかしらの
行動をしている場合がほとんどです。
「流れ星が流れている間に願いごとを言える人」は
その願望を達成する確率が高い、
というのはそういう理由なんです。
ということで、
願望達成力を高める1つめの秘訣は
「願望や目標を明確な言葉にすること」です。
ちなみに、言葉にするには、
紙やパソコンなど「文字に書き出しておくこと」
がとても有効です。
逆に言うと、願望や目標が
漠然としていたら行動につながらないので、
達成しようがありません。
「なにかしら、いい感じの人生にしたいな」
という思いをいくら持っていても、
具体性がないので、
どんな行動をすればいいかわからないですよね。
例えば、転職をしようと思うならば、
「転職をする」ということを明確に書き出し、
転職活動を始めることです。
「もっといい会社で働きたいなあ」って
頭の中で100万回考えたところで
なにも変わらないですからね。
いずれにせよ、
明確に願望や目標を意識することで、
行動につながり、達成に近づいていくんですね。
<打てないボールは、打たなくていい>
次に、2つめの秘訣に
まつわる寓話をお話ししますね。
どんなに大きな目標、どんなに大きな願望も、
小さな行動の積み重ねによって達成されます。
ですから、目標や願望を達成したいなら、
自分にできることを見つけて
それを積み重ねていくことです。
いきなり大きな変化を望んでしまうと、
だれでも行き詰まってしまいます。
「そんなことやったってムダだ、
なんの変化ももたらさない」
みたいな発想になっちゃうわけです。
作家のロマンロランは
「英雄とは、自分のできることをした人である」
と言いました。
ヒーローとかヒロインというのは、
なにか特別なことをした人じゃなくて、
自分のできることを見つけてやった人だ
ということですね。
また、元プロ野球選手の松井秀喜さんの言葉に
「打てないボールは打たなくていい」
というものがあります。
彼のような選手でも、
苦手なボールがあるんですね。
それは打たなくてもいい、
自分の得意なボールを打てばいい、という話ですね。
つまり、願望実現のための2つめの秘訣は、
「できることを見つけて、
それを積み重ねていくこと」です。
<批判されたときは○○○スキルが助けてくれる>
大切なことを教えてくれる寓話、
3つめをお話します。
唯一、頂上まで登ったカエルには、
野次が聞こえていなかったんですね。
この話に出てくる、
多くのカエルたちやウサギやヤギのように、
人がなにかをやろうとすると、
ネガティブなことや批判を言ってくる人は必ずいます。
頂上まで登ったカエルは耳が遠かったわけですが、
僕たちも、耳では聞こえていても、
こころのなかで聞き流すことができればいいんです。
これを「スルースキル」と言います。
相手の言葉をはっきりスルーするやり方もあれば、
表面的には上手に応対しておいて、
こころの中でだけスルーする
というやり方もあります。
例えば
SNSなどで情報発信をする人のなかには、
ネガティブコメントや
アンチコメントなどに激しく凹んで、
発信自体をやめちゃう人もいますよね。
ネガティブなコメントを書きこまれたときに、
それを真に受けることなく、
スルースキルを身につけて使えるといいんです。
ネガティブコメントをスルーするためには、
考えかたや捉えかたを工夫するのが有効です。
自分に向けられたコメントって思うんじゃなく、
その書きこみをした人はどんな人か、
というのをこっちで想像するわけです。
たとえば、
「この人は相当フラストレーションが溜まってて、
もうどこでもいいから発散しないと
やってられないくらいなんだろうな。
きっとこういうコメントを
あちこちに書かずにおれないんだろうな。
お気の毒に」と考えると、
こころの中でスルーしやすいんですよね。
僕の知人で、
多くのフォロワーを抱えている人が、
「ネガティブコメントをする傾向
のあるアカウントのリスト、
つまりブラックリスト
みたいなものがあればいいのにな」
と以前思ったことがあるそうです。
ブラックリストに載っているアカウントを
片っぱしからブロックしていけば、
自分のアカウントの安全度が
飛躍的に上がるからです。
そこで彼は、
ネガティブコメントをしてくる
アカウントをブロックするたびに、
「ブラックリストが完成されていってる」
と考えるようにしたそうです。
そうすると、
ネガティブコメントが入れば入るほど、
自分のブラックリストが完成されるわけです。
この捉え方をしはじめてから、
かなりこころでスルーがしやすくなったそうです。
ということで、3つめの秘訣は
「スルースキルを身につける」です。
<あえて悪人になろう>
それでは、願望実現の秘訣寓話、
4つめに入りましょう。
目標や願望達成していくプロセスにおいて、
人間関係はとっても重要です。
だれかにサポートしてもらったり、
協力をしてもらったり、
チームで目標に向かっていったり、
家族の理解を得たりと、
あらゆる場面で人間関係は関わってきますよね。
良好な人間関係を保つなかで、
特に大切なことの1つは
「正しいことを言わないこと」です。
正しさを語ると、対立が起きちゃうんです。
なぜならば、正しさは人の数だけあるからです。
100人いたら
100通りの正しさがあります。
なので、正しさを主張すると、
対立が起きるか、
もしくは片方が我慢をすることになります。
じゃあどうすればいいのでしょうか?
「正しいことを言うかわりに、
自分の気持ちを伝え、
そして相手の気持ちも聞き、
そしてお互いの気持ちを満たす方法を考える」
ということです。
言葉にすると簡単な原理なんですが、
やっていない人がめちゃくちゃ多いんですよね。
架空の例で説明してみますね。
こういうときのコミュニケーションについて、
よくコミュニケーションのセミナーや
本に書いてあることがあります。
それは、You (あなた) メッセージではなく、
I(私) メッセージで伝えることが大事ってことです。
Youメッセージっていうのは、
あなたを主語にしていうメッセージですね。
「あなたは金銭感覚がないね」とか
「あなたは私に対して不誠実ね」とか
「あなたがやってることはお金のムダづかいよ」とか
「あなたは〇〇ね」っていうメッセージです。
このYouメッセージで伝えると、
相手は責められたと思っちゃうので、
抵抗したり戦いになりがちなんです。
そのことをこの女性は知っていたので、
夫に対して伝えたいことを、
YouメッセージではなくIメッセージで伝えました。
You メッセージではなく、
Iメッセージで伝えたにもかかわらず、
状況が改善しなかったのはなぜでしょうか?
それは、彼女が
「正しいことを言ってしまっている」からです。
「せめて連絡だけはしてちょうだい」と、
解決策を自分で決めて、
それを要求しています。
これは、
「自分の信じる正しさ」の押しつけなんです。
「不安になってしまう私のことを考えるなら、
あなたはせめて連絡はするべきよ」
「それがパートナーとしての最低限の誠意だよ」
という正しさを、
実は押しつけてしまっているんですね。
夫には夫の事情や思いがあります。
もしかしたら夫のほうは、
「飲みに行く連絡をしたところで、
すんなり行かせてくれるとは限らない」
と思っているかもしれません。
もしかすると、
そこで説教が始まったりして
ギクシャクすることを心配して、
気まずくなりそうな状況を
避けている可能性もあります。
つまり、それぞれの事情があるので、
解決策というのは一緒に考えるといいんです。
双方が納得できる解決策というのは、
必ずあります。
なので、
片方が解決策を決めて要求するのではなく、
お互いの気持ちを満足させられる
解決策が見つかるまで、
対話をすることが大切なんです。
夫婦、友だち、親子、嫁姑。
こういったプライベートな関係では、
「なにが正しいかを語らず、
お互いの気持ちが満たされる方法を考える」
というのが4つめの秘訣です。
<どん底状態の経営者を救った紙切れ>
5つめの秘訣をお伝えする寓話は、
90年前の話です。
マイクがもらった小切手は、
換金できない、ただの紙切れでした。
彼を救ったのは、お金ではなかったとしたら、
なんだったのでしょうか?
彼を救ったもののなかでも、
「なんとかなるという気持ち」
はかなり大きかったはずです。
「もうムリだ」
と最初マイクは思っていました。
だけど、老人から小切手を渡されて、
「なんとかなるという気持ち」になったことで、
彼は行動を起こしたわけですね。
僕たちは、
なんとかなるという気持ちがあれば、
希望を持つことができ、行動できるんです。
あなたも、これまでの人生、
すごくツラかったときや
めちゃくちゃ悩んだことってありますよね。
でも今、このnoteを読んでいるということは、
あなたが生きているということ。
つまり、なんとかなったということです。
5つめの秘訣は、
「人生はなんとかなる、それを忘れない」ことです。
<最悪に見える出来事が、実は最善の出来事>
では、願望達成力があがる秘訣、
6つめのお話をします。
僕たちは、
目先だけを見て物事の良し悪しを判断しがちです。
[ケガをした=悪い出来事]
[牢に入った=悪い出来事」
って考えちゃうんですね。
だけどそれは、
たった一つの視点から見たときの解釈なんです。
長期的な視点で見たり、
全体を様々な角度から俯瞰すると、
実は悪いことではなかったりします。
むしろ、本当に俯瞰すると、
最善のことが起きているんですね。
とあるリサーチで、
「自分のことをどのくらい幸せだと思いますか」
という質問に対して
「とても幸せだ」
と答えた人たちがいました。
「とても幸せだ」と答えた人たちに、
さらにこういう質問を投げかけました。
「あなたが今の幸せを実現する過程で、
もっともカギを握った出来事は、
どんな出来事ですか?」
そうすると、
過去のツラかった出来事や
悩んだことを語る人が圧倒的に多かったんです。
もし僕がこの質問をされたとしても、
「対人恐怖症で4年間苦しんだこと」
を挙げるような気がします。
つまり、その出来事が起きた当時は
悪い出来事に見えていたものも、
後になってみればベストな出来事だったわけですね。
人生で起きる出来事は、
偶然に起きているんじゃなく、
必然的に起きています。
必要があって起きています。
しかも、ベストな出来事が起きているんです。
そのことをアシュタバクラは知っていたんですね。
ということで、6つめの秘訣は
「実はうまくいっている、ということを忘れない」
ということです。
以前ブログでさらに詳しく話しているので、
ぜひ参考にしてみてください。 ↓
<あなたの願望達成のカギを握っているもの>
願望をもっていながら、
「○○○のせいでムリだ」
って思っている人がおおいです。
たとえば
「起業したいけど
妻が大反対しているからムリ」
「キャリアアップしたいけど
子供が3人いるからムリ」
「転職したいけどパワハラ上司に
嫌味を言われそうだからムリ」
「少し休みを取りたいけど
夫が協力してくれないからムリ」
そんなふうに思うときに、
次の寓話を思い出してください。
この話を紹介したのは、
最後の仙人の言葉をお伝えしたかったからです。
「答えは、キミの手が握っている」
あなたが願望を達成できるかどうか。
あなたがあなたの望む人生を実現できるかどうか。
その答えは、
あなたの夫や、妻や、親や、上司ではなく、
あなたが握っているんです。
願望実現のための秘訣7つめは、
「人生のカギを握っているのは、ほかでもない
自分自身なんだということを忘れない」
ということです。
<プレゼント企画>
さて、ここまで、
望む人生を叶えるための秘訣をお伝えしましたね。
そしてもう一つ、
願望を実現させていく前提として、
めちゃくちゃ大切なことがあります!
僕は若いころ、自己実現したい一心で、
さまざまな自己啓発書を読んだり
たくさんのセミナーに出ました。
それにも関わらず、
家では相変わらず妻と
おなじようなケンカを繰り返し、
仕事では相変わらず
おなじような悩みを抱えていました。
いろいろと学んだはずなのに、
空回りばかりしていたんです。
「こんなにたくさんのお金と時間をかけたのに、
どうして僕の人生は変わらないんだろう」
と思っていたとき、ある言葉に出会いました。
それはユング博士の言葉です。
「自己実現をするためには、まず、
自分という人間の心理的な土台を作る必要がある」
これは建物に例えると、
まず基礎工事をする必要があるということですね。
僕にとって、これは目からウロコでした。
能力開発や成功法則をたくさん実践していたけど、
僕は、自分自身のこころの土台づくりには
まったく取りくんでいなかったんです。
つまり、基礎工事をしていないのに、
その上に立派なビルを建てようとしていたので、
空回りばかりしていたんですね。
そのことに気づいて以降、
僕はまずこころの土台づくりに
しっかり取りくみました。
その結果、人生を変えることができ、
自分自身を変えることもできました。
そこで、
自己実現には欠かせない
「こころの土台づくり」について
今回メールセミナーをプレゼントします!
毎年この時期だけにする
プレゼント企画なのですが、
僕がnoteやSNSで発信している内容よりも、
かなり踏みこんだ内容を9回にわたって
じっくりとお伝えします。
「自己実現のための7つの原則」
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ぜひ、楽しみにしていてくださいね。
<まとめ>
今日お伝えした7つの寓話と、
それぞれの寓話が教えてくれる願望実現の秘訣。
あなたのお役に立つとうれしいです。
僕のnoteでは、読めば読むほど
「自己肯定感が高まり」
「人間理解が深まり」
「人間力が養われる」
コンテンツをお届けしています。
これからも確実に自己実現へ向けて進みたい方、
ぜひフォローしてたくさんのヒントを受け取ってくださいね!
それではまた、次回の更新をお楽しみに!
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音声で聞きたい方はこちら↓
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