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こんにちは!オランダのデン・ハーグにある日本語教室Edubleで日本語学習サポートをしております、三島義則と申します。 Edubleで行っている日本語学習の内容について、対面やオンラインでいくつか問い合わせをいただいたので、私がいつも保護者向けに説明させていただいている内容を文章にしました。 お子様の日本語学習サポートを検討されている方の何かお役に立つことができればと思っております。また、直接説明をさせていただくことも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。 そ
3月の最終週に、夕方の教室でのレッスンをお休みにして保護者の方とお話しする懇談週間を設定しました。日本国外で生活をする場合、日本語を継続的に学ぶというのは非常に難しいことです。1週間に一度の教室での90分の学習よりも、圧倒的に時間が長くなる家庭での日本語環境をどのように考えるのかが重要です。 そこで私も言語の専門ではないものの、この4年間で私自身が文献などで学んだことと、実際にいろんな環境にいる子どもたちの継承語の学習を見てきた経験が少しでも役に立てばと思い、個別でお話し
2020年に大阪の公立高校を退職してから、オランダのデン・ハーグで日本語教室を開設し、その後オンライン家庭教師の仕事も始めました。 私個人的な話として、日本の学校教育から一度離れ、オランダの学校教育や社会制度について現地での生活を通して学びながら、最終的にオランダでの経験を日本の公教育に貢献できるようにしたいと思っています。 現在のところ、教室での対面レッスンとオンラインでの学習サポートを継続しております。約3年に及ぶサポートの中で、いろんな方から学習サポートの感想を
昨年からEduble学習教室を利用してくださり、1年を経過した保護者の方に学習教室Edubleの良いと思ったところを記入していただきました。 Edubleでは、私の日本での学習塾や公立高校での教諭の経験も活かすため、海外での継承語としての日本語学習の他にも、インターに通う生徒の理科・社会の学習補助、IBDP日本語Aのチューターの他に、日本の高校受験や大学受験の対策のレッスンも行っております。 今回は、継承語クラスとして利用してくれている6・7・9・10歳のお子様の保
10月に担当させていただいたレッスン内容の記録です。オランダ現地だけでなく、日本やドイツ在住の方にもオンラインで利用していただいています。 【10月の授業報告】 ・日本語プレクラス ひらがな(単語)やカタカナ(濁音・半濁音、拗音) ポケモンクイズ(カタカナの読みや会話力を鍛える) ・日本語小学生クラス 教科書の音読と内容に関するディスカッション 学習者のレベルに合わせた漢字と読解演習 作文テーマ「発明品」(私が重要だと思った発明品、家にある便利なもの、私が考
少し遅れましたが、9月に実施させていただいたレッスンをご紹介をさせていただきます。 【9月の授業報告】 ・日本語プレクラス ひらがなやカタカナの読み方(拗音、単語で読めるように) ポケモンクイズ(カタカナの読みや会話力を鍛える) ・日本語小学生クラス 教科書の音読と内容に関するディスカッション 学習者のレベルに合わせた漢字と読解演習 作文テーマ「わたし」(新しい学年で頑張ろうと思うこと、私の得意なこと、これまでで一番嬉しかったこと、私の好きなところと直したい
今日はEduble学習教室の日本語クラスで行っている授業で工夫していることを記録しておきます。年齢が近くても子どもたちの日本語を扱う能力が異なるので、授業づくりは工夫が必要です。私は日本語能力の違いは個性の一つと考えて、日本語の得意不得意に関わらず、子どもたちが一緒に楽しく学べる空間づくりを大切にしています。 子どもたちの日本語力は様々 海外生活をしている子たちは、日本語に触れる環境がそれぞれ異なります。家庭言語が日本語の場合は、会話力が十分に備わっていることが多いです。
オランダのデン・ハーグにある学習教室Edubleです。今回は有料記事として、教室運営に関する情報発信をさせていただきます。 2020年に「日本語塾」として開設、そして「日本語教室」という名前を経て、現在は「学習教室」としています。事業を0からスタートさせて、初めの1年は2〜3人だった規模の教室が、3年経った現在は約20人の生徒数を確保し、事業を継続できるようになりました。 現在私の運営する教室は、決して大きな規模で運営しているわけではありません。授業、時間割、事務処
IBのMYPで学んでいる生徒から、学習サポートを受けての感想をまとめてもらった「生徒の声」をもらいました。なんと、社会の成績がDからAに上がったそうで、本人も保護者の方も大変喜んでくれていました。 成績がすべてではありませんが、自分のこれまでの学習方法が適切だったかどうかを確認することができました。 昨年の3月からサポートをさせてもらっている生徒で、主に国際バカロレアのカリキュラムで学んでいて、学習言語は英語です。私の役割は、学校で学ぶ理科と社会の内容を日本語で解説する
かつては、偏差値の高い学校に進学し、大企業に正規雇用で勤めること、マイホームやマイカーを持っていること、というような「経済面での幸せ」が先行してきた現在、日本の精神的幸福度は満たされにくい状態にあります。 今は自分が幸せだと思った生き方を考えて選択する時代です。他者の評価軸で「幸せ」を手に入れたとしても、何か満たされない状態になってしまいます。 ただ、物事の本質を捉えようとする学びはまだ日本の教育現場には根付いていないのが現状です。 もちろん、生活の中で早く答えを
日本語教室の授業記録です。小学6年生の子がかつて日本にいた頃、学校に伝統芸能の活動をするクラブみたいなのがあったようで、自分はそれにあまり関わったことがないということだったので、一度鑑賞してみようということになりました。 そして、6年生の国語の教科書を使って「狂言 柿山伏」を紹介する文章を読み、狂言の魅力や話の大筋をおさえてから、大蔵流狂言善竹会の柿山伏(ダイジェスト版)を鑑賞しました。 日頃は「日本語と英語」とか「日本語とその他の言語」というような対立構造を取りがち
今回もBenesseが発行している「保護者通信」を読んで参考になったことをまとめていきます。 私が小学生の頃、家で学校での様子を聞かれることはほとんどありませんでした。それは私自身とても楽でしたが、かえってちょっとした悩みがある時に親に言ってもあまり真剣に取り合ってもらえず自分でどうにかするしかありませんでした。 基本的に小さな悩みは自分の力で解決するのが一番良いと思いますが、友達関係の悩みや仲間はずれにされた時などに参考になる意見などももらえなかったため、どうして良
小学生になった子どもの家庭での学習習慣を付けたい時、苦労を感じる保護者の方も多いのではないでしょうか?特に海外生活で日本語の力をつけていくためには家庭学習の役割は大きいのは間違いありません。しかし、子どもが嫌がっているのに無理やり勉強させるのは、日本語能力以上に失うものが出てきてしまいます。 家庭学習について、保護者が持つべき姿勢について「ベネッセ保護者通信」から学んだことをまとめておきたいと思います。 学習とはいっても特別なことをする必要はなく、子どもとの関わり方につい
先日、オランダ現地の小学校で体育の教員をされている安井隆さんをお招きして「にほんごスポーツくらぶ」を開催していただきました。今回は、オランダ式の体育の授業を日本語で実施するというテーマで行いました。 安井先生は、現在はオランダの小学校で体育の授業をされています。元々は日本の中高で教えられていたことから、日本の体育にオランダメソッドを取り入れるためのヒントを日々模索されています。 オランダの体育はどんな授業なのか? 私は体育の専門ではありませんが、みんなで何か一つのこと