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汝隣人のいびきを愛せよ【コロナ3日目】


・9/22 朝9時。喉の刺すような痛みで最悪の起床。うわ、味覚より先にこっちが終わるか。水分も摂りにくいし下手したら味覚が終わるより最悪なのでは?と絶望する。

・そのままベッドの中で、まず顔を右にひねって唾を飲み込む。グサッと攻撃的な痛み。…これはかなりしんどい。次に左にひねって飲み込む。お、痛いけど右よりは意外と平気かも。正面は…こちらもまだマシ。上は?下は?と首を回しまくって「できるだけ痛くないポジション」を探る。傍から見たら悪夢にうなされてる人みたいだけど、あながち間違いではない。怖いもの見たさで、確認でもう一度右を向いて飲み込んでみた。もうやりたくなかった。

・慌ててお茶うがいをして、はちみつをスプーン一杯分流し込み、氷を舐めて、マスクをつける。少し和らいだ。

・倦怠感もあったので熱を測ったら37.5℃。熱もぶり返した。
自分の体調なのか気温差なのか、暑かったり寒かったり。長袖パーカーを脱いだり着たり。厚手の掛布団をかぶったり、足蹴にしたり。そしていろいろな症状が顔を出したと思えば消えて行く。コロナのイッツアスモールワールドだ。

・食事も憂鬱だったが摂らねばなるまい。塩分のあるものはとても食べる気になれず、とりあえず甘くて冷たいものを…と選んだのはプリンとゼリー。美味しく食べることができてほっとする。アイスは本当にしんどいときに取っておこう。

・お薬をしっかり飲んで二度寝。1時間ほどすると、汗が出て急に身体が軽くなる。お薬すごい。さっきの怠さが嘘のよう。喉の痛みも少し治まった。

・昨日から咳もしょっちゅう出ている。壁が薄い家なのできっとお隣さんは「うわっ、隣のやつ絶対コロナじゃん最悪…」って思ってるだろうな。すまぬ。

・お隣さんの部屋からは、明け方になると決まって大きないびきが聞こえてくる。最初は気になったけど、今となっては聞こえないと逆に「大丈夫かな?呼吸できてるかな?」と顔も知らないお隣さんを心配してしまう。あと、ここらは閑静な住宅街なのでなんとなく人の気配を感じられたほうが安心する。
(でもひとりごとなのかなんなのか、たまに「あぁ!?ふざッッけんじゃねーよオイィィィ!」とか悪態をつくのは怖いのでよしてほしい)
今はそんなお隣さんに逆に心配されているかもしれない。

・お隣さんからはたまにあの「ファミマのテーマ」が聞こえてくる。インターホンなのか、固定電話なのか、なにかの家電なのか、一人暮らしを始めてもうすぐ1年経つけど、いまだにわからない。
ちなみにうちのインターホンは普通の「キンコーン」(ピンポーンではなく、ちょっと古いタイプのアナログな音がするアレ)。

・お医者さんが毎日お昼過ぎに電話を下さる。大変な仕事だ。希望があれば他の薬も届けてくれるという。なんだか申し訳なくて、今のところ大丈夫ですとなんとなく強がり、お礼を言って電話を切る。

・今日は少し元気になってから、ペイントでコラ画像を作って遊んでいた。

何を相談するところなんだろう
ワンパンレシピ
(オムライスのこれブロッコリーじゃなくてパセリか?)


・のどが痛くて、さすがに今日はちょっと元気がなかった。文章を書くノリでもなくて、読み返してもいつも以上に気恥ずかしい文章だ。でも載せる。三日坊主になるほうが恥ずかしい。もうヤケである。

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