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Tシャツの作り方

来る2月3日、TABBY CAT PAWSで「GENTLE+CUTE=ME Tシャツ」を販売することになりました!いやっほう!

そこで今回は、「俺がどんな感じでTシャツを作っているか?」をお見せしちゃおうと思います。

武道館でちょいとウケ狙いで言った「俺は優しさと可愛さで出来ている」というのをTシャツにしたいという思いからまず、アイデア出しをする。俺はいつもノートに思い付いたことを片っ端から走り書き、殴り書きしているんだけど、Tシャツの場合も同様にとにかく思い付いたことを書くことから始める。
字が汚いとかヘタとかそんな事はどうでもいい。頭の中のイメージが消えない内に書き留めることが大事なのだ。

今回は絵ではなく文字で作りたいと思ったので、レイアウトのイメージやどんな言葉を使うかを書き出す。

「○○+○○=俺」というイメージが出てきたのでそれをデザインし始める。
漢字でやるのも面白かったんだけど、英語でデザインできないかな?といろいろ考えるとkindnessconsiderateとかtendernessなんて出てくるけど、いまいちピンと来ない。
やっと「GENTLE」という言葉に辿り着き、一気にイメージが固まる。

どんなフォントを使うかかなり迷った末、ただ文字を並べるというよりも【GENTLE+CUTE=ME🐾】という一枚の絵という感じにしたいと思い、最初に書いた手描きのイメージが一番良かったので手描きにした。

さらに、Tシャツに付けるタグはエフェクターをイメージしてデザインを練った。
俺もミュージシャンの端くれだからね。うひ。

デザインが出来上がるとすぐにレイアウトして工房へ行って作ってみる。
これまではいきなりシルクスクリーンでやってたけど、今回はタグもあるしPC上で文字の大きさや位置が確認しやすいシートプリントでやってみたのだ。

こうして出来上がった一枚を着て大阪城ホールに立った。

これがウケてしまったのだが、俺はTシャツ屋さんではないので販売目的で作った訳ではない。しかし"欲しい"という声も聞こえる。

そこでTwitterでアンケートを取ったところ多くの方から「欲しい」と言っていただけたので販売する決心をした。
販売に向けてもう一度レイアウトなどを見直す。
工房と打ち合わせをし、文字の大きさや位置を変更、さらにタグも背中から右袖に変えた。

色も黒+ピンクも作り、これには
バックプリントも入れた。

そして最大の違いはシートプリントではなくシルクスクリーンにしたこと。

一枚一枚手刷りなので、手描きのデザインも一層味わい深くなる。

今回は「待ち猫Tシャツ」よりも少し多く作ったので宜しくお願い致します。

みなさんのお気持ちは毛玉と俺の健全な育成のために使われます。