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【CIN】2024年シーズン戦力分析(投手)

みなさんお久しぶりです。CIN担当の中山善貴です。約1年ぶりの投稿となってしまいました。

いよいよアメリカ本土でも開幕となるMLBですが今回はシンシナティ・レッズの投手陣の戦力分析を行っていきます。

今回の戦力分析では同じくCIN担当のMasaさんと赤味噌さんと協力をして執筆させていただきました。是非お二方の戦力分析、野手編とプロスペクト編もご覧ください。


2023年の振り返り

昨年のレッズは誰も予想していない大躍進を遂げレギュラーシーズン最終盤までプレーオフ争いを繰り広げることができました。

2024年シーズンもプレーオフ進出を目指すシンシナティ・レッズですが、チームにとってネックとなっているのが投手陣です。もともとCINが本拠地としているGABP(グレート・アメリカン・ボールパーク)が打者有利の球場ということもあり自然と打高投低のチーム成績となっていました。

昨年はマイナーからたくさんのプロスペクト(若手有望株)がメジャーデビューをし、彼らの活躍によりレッズは一時、地区首位にも立ちました。後半戦はブルワーズ・カブスとの三つ巴のプレーオフ争いの末、地区3位という結果でプレーオフ進出を逃してしまいました。

結果的に上位2チームとの差を分けたのが投手力であると私は考えます。

StatMuse

こちらは昨シーズンのレッズのチーム投手成績になります。ご覧の通りほぼ全ての項目でMLBワースト10に入る成績となっています。

特に被本塁打に関してはメジャー28位となっており、もろに打者有利の球場の影響を受けています。

試合結果を見ても序盤で先発投手が崩れ大量失点をしまったり、大差でリードをしていても中継ぎが崩れ逆転をされてしまったりと投手で負けてしまう展開が多いことがチームの弱点でした。

個人的にはある程度の失点は仕方ないとして、ホームでは4~5失点ぐらいに抑える力があればプレーオフ進出に大きく近づくと考えています。

投手陣の紹介

今シーズンは新たに2人の実力ある投手が加入し、昨年よりも投手陣を強化してきました。

まず1人目がFrankie Montas(フランキー・モンタス)。シカゴ・ホワイトソックスでデビューし、その後アスレチックスではエース級の活躍をみせていました。2019年には禁止薬物使用で出場停止となりますが、復帰後もエースとして活躍をしていました。ヤンキースに移籍をしてからは肩を痛めてしまいアスレチックスで見せた活躍をすることができていません。
今年は以前の輝きを取り戻せるのか注目です。

続いて2人目はNick Martinez(ニック・マルティネス)。聞いたことがある方も多いでしょう。レンジャーズでデビューし、その後はソフトバンクや日本ハムで活躍をしました。そして逆輸入のような形でメジャーに戻りました。日本で身に付けた技術でアメリカに戻ったあとも先発・中継ぎと幅広く活躍しており恐らくレッズでは先発ローテーションに入ると思いますがチーム事情によっては中継ぎなども行うでしょう。

Hunter Greene(ハンター・グリーン)
レッズのエースを目指す剛腕投手。4シームの最速は166km/hと先発投手の中ではトップクラスのスピードを誇ります。
今年でメジャー3年目となるグリーンですが、時折圧倒的なピッチングを見せるものの打ち込まれる試合が多く、防御率は4点台と苦労しています。今年は一皮剥けたグリーンが見られることを期待したいですね。

Graham Ashcraft(グラハム・アシュクラフト)
メジャー3年目の期待の若手です。グリーンとは異なり変化球を巧みに使う投球で打者を手玉に取るスタイルの投手です。

Andrew Abbott(アンドリュー・アボット)
昨年デビューを果たした左ピッチャーです。2023年は8勝を挙げ、チームの勝ち頭としてルーキーシーズンから躍動しました。今シーズンは昨年を越える成績を残してほしいですね。

Fernando Cruz(フェルナンド・クルーズ)
昨年のWBCではプエルトリコ代表としても活躍をしたレッズのブルペンを支える投手です。メジャーデビューは32歳とかなり遅めですが諦めずに夢を追い続けた選手です。スプリングトレーニングではいい成績を残していたので期待したいですね。

Emilo Pagan(エミリオ・パガン)
オフシーズンに獲得をした中継ぎ投手です。メジャー8年目で6球団とジャーニーマンとしての側面もあります。昨シーズンはミネソタ・ツインズでプレーオフ進出に貢献。毎年安定した成績を残しているので是非チームの力になってほしいですね。

Lucas Sims(ルーカス・シムズ)
昨年は67試合に登板し、厳しいレッズのブルペン陣を大車輪の活躍で支えました。キャリアハイのシーズンとなった昨年の勢いのままに今年はパガンやディアスとともに勝利の方程式を築いてほしいですね。

Buck Farmer(バック・ファーマー)
長い髭が特徴のベテラン投手です。今年でメジャー11年目を迎えるファーマーは一時期マイナー降格など苦しい経験をしました。しかし、レッズ入団以降は再び多くの試合に登板するようになり昨年はチーム2位の71試合に登板をしました。

Tejay Antone(ティージェイ・アントーン)
昨シーズン、2021年に行った2度目のトミー・ジョン手術からの復帰を果たした右投手です。スリークォーターから繰り出される150km/h中盤のストレートとスライダーが武器の投手です。

Brent Suter(ブレント・スーター)
こちらも今シーズンからレッズに入団をしたベテラン投手です。投手の球速が急激に上昇したMLBにおいてスーターは最速144km/hほどの4シームで打者を打ち取ってきました。スプリングトレーニングでは打ち込まれており少し苦労していますが故障者が多い投手陣の救世主となれるよう期待したいですね。

Justin Wilson(ジャスティン・ウィルソン)
3月上旬にレッズとメジャー契約を結んだウィルソン。中継ぎのアレックス・ヤングが背中の痛みにより故障者リスト入りしたことによりメジャー契約となりました。チームとしても貴重な左のリリーバーということで開幕後も起用機会は多くなることが予想されます。

Alexis Díaz(アレクシス・ディアス)
最後に紹介するのはレッズの守護神ディアスです。昨年はオールスターにも選出され毎年着実にステップアップをしています。今年は初めてのタイトル獲得も期待したいですね。

予想ローテーション

こちらが私が予想したローテーションとなります。最初は新加入のフランキー・モンタスが開幕を務めると考えていましたが、やはり今年もハンター・グリーンが開幕投手になりそうだなと感じております。

現在レッズは投打ともにケガ人がおりベストな状態ではありませんが、この状況でどれだけ勝てるかがチームの成長にも繋がるのではないかと感じます。

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。昨年の開幕とは異なりレッズへの期待はかなり高くなっていると感じます。将来のスーパースターが多く所属しているチームではデラクルーズのように新たな新星が生まれることを期待しています。

今年はプレーオフになんとか進出したいですね。皆さま今シーズンもレッズをよろしくお願いいたします。

Let's Go Reds!!










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