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★抽象画モンスターアバモン【abaterworld】

【abamon】研究レポート①

私は子供の頃から不思議な生き物を見ることが出来た
初めはそれが何かは分からなかったが

大人になるにつれてわかってきた
私の人生の研究の成果をここに綴ろう

私は謎の地球外生命体が発見した
何故彼ら?が地球外生命体なのかは
その姿を見ればわかる

頭には大きな目がひとつ
体には大きな口があるのが特徴だ

どう見ても地球では
見たことのない生き物だからである

私は彼ら?を捕獲し観察することにした
彼ら?を観察してかなりの年月が経った

彼ら?はどうやら私達地球人には
まったく害のない生き物のようだ

体はとても軽いようでプカプカと宙に浮かんでいて
空気中をまるで泳いでいるようだ

何故地球で彼ら?を誰も知らないかと言うと
どうやら彼らを見える人と見えない人がいるようだ

世界の大半の人は見えないし
彼ら?に誰も気づいてもいないのだ

幽霊にも見える人と見えない人がいるように
言ったところで証明が出来ないのだ

昔、両親にこのことを話してみたが
頭がおかしいと思われ

精神科病院に連れていかれたので、
それ以来私は彼ら?のことを話すのをやめた

私は子供の頃から彼らをこっそりと集め続けて
ずっと研究をしている

私は彼ら?をこう呼ぶことにした。
【Abstract Monster】縮めて【AbaMon】と

【abamon】はなぜか写真には映らないので
私は彼らをスケッチすることにした

【abdmon】の体は凄く複雑な色をしていて
描きづらいそうまるで【抽象画】のようだ

私は時間をかけて丁寧に観察して
【abamon】を描いた

なかなか上手に描けたと自負している

試しにこの描いたスケッチを
ネットにアップしてみると

なんと❗️私と同じように
【abamon】が見える人がいたのだ❗️

私は同士がいたことに凄く安心したのだ

やはり私の頭がおかしいのではない
【abamon】は実在したのだ❗️

私は【abamon】を見える人たちのことを
【abater】と呼ぶことにした

【abamon】の存在に
大半の人が気づいてないだけなのだ

何故なら【abamon】は地球人には
害のない生き物だからだ

彼らは何と!私達が発する
言葉をエサにして食べているのだから

【abamon】にとって地球はエサの宝庫なのだ

長年観察して言葉を食べていることに気づいたのだ。
【abamon】は空中で見えない何かをバクバクとひたすら食べている

初めて見たときはそれが何か私にはわからなかったが
長年観察してわかったのだ

彼らは人のいない所ではひたすら寝ているか
プカプカと空中を漂っているだけだ

でも人間がいるところでは何故か
バクバクと口を動かすのだ

しかも人が喋ってる間だけその行動がみられるので

【abamon】は人間の言葉を食べてると確信した

試しに私の捕獲した【abamon】で
何度か実験をしたので間違いない

私が喋ると彼らはやはり口をバクバク動かす

しかも食べた言葉によって
【abamon】の体の色や模様が変わるのだ❗️

彼らをその変化を楽しんでいるように見えるし
彼らにとってはどうやらそれが求愛行動でもあるようだ

カラフルで綺麗な体をした【abamon】の
周りにはたくさんの【abamon】が集まっている

私はこれからも【abamon】の観察を続け
【abamon】を研究を続けていくつもりだ

親愛なる【abater】の仲間たちへ

何か新たな発見があった時は、またブログを書くよ


【abamon】研究レポート②


親愛なる【abater】の仲間たちへ

こんにちは、私はまた【abamon】に関する
新たな発見をしたので報告をしたいと思う

どうやら【abamon】たちには
好みのエサ(言葉)があるようだ

【abamon】は【abamon】が見える私達
【abater】の言葉が大好物らしい

【abamon】が見えない人たちのエサ(言葉)
よりも【abamon】が見える私達【abater】の発する
エサ(言葉)が大好きなようだ

私達【abater】が発する言葉を食べた時にだけ抽象画のような複雑な模様の体になることがわかったのだ

つまり私達【abater】の発する言葉には、抽象画のような複雑な色がついてそれを食べることによって【abamon】の体の色や模様が変化するようだ

試しに両親の言葉を【abamon】に食べさせて
みたが、赤や黒など単色の色にしか変化しなかったのだ

どうやら私達【abater】は他の人達とは発する言葉の色が違うようだ

私は【abamon】の体の色や模様から推測して
私達【abater】の発する言葉をスケッチにして描き起こすことにした。

スケッチにしておくことで記録に残しておくのだ

私は私達【abater】の発する言葉を
こう名付けることにした

【abstract moji】縮めて【abamoji】アバモジ

どうやら私達【abater】が発する言葉は
1人1人色合いや模様が違うようだ

そこで私は私達【abater】を集めて色々な種類の【abamon】を集めることにしたのだ

すると実験は上手くいった❗️おかげでたくさんの【abamon】を集めることに成功したのだ❗️

私の夢は色々な【abamon】を集めて
【abamon】ギャラリーを開くことだ

親愛なる【abater】たちへ

また新たな発見があれば連絡する


【abamon】研究レポート③

親愛なる【abater】たちへ
やぁ、久しくだね

実は【abamon】たちについて新たな発見が
あったのでブログに残しておく

前回集めた【abamon】たちを観察して
保護していると驚ろくべきことが起きたのだ

世紀の大発見!と言って過言ではないだろう

【abater】の言葉を食べた【abamon】
同士を一緒の空間で保護していたら

ある翌朝

私が眠りから覚めて【abamon】の様子を見に行くと
なんと!今まで見たことのない姿の【abamon】が

大量発生してたんだ

ツノが生えてたり、目玉が3つあったり
翼が生えたり、他にも見たことない
【abamon】がたくさんいるのだ

どうやら交配によって新たな【abamon】を
生み出すことに成功したようだ

これは【abater】の言葉を食べた【abamon】同士が交配することでしか生まれない【新種】のようだ

私は【新種】の【abamon】を
スケッチにして描き起こすことにした

たくさんいるので全て描くのは
かなりの時間を有するだろう

別の部屋で保護している一般人の言葉を食べた単色の【abamon】と【abater】の言葉を食べた【abamon】を一緒にしているがその部屋では【新種】が生まれなかった

つまり【abater】の言葉を食べた【abamon】同士が交配することで新しい【新種】が生まれたと推測する

私達【abater】の発する言葉には何か【未知の力】があるのかもしれない。

私は【abamon】の他にも私達【abater】自身も研究する必要があると考えるようになった

私達【abater】は一体何者なのか?
謎は深まるばかりだ..

私が【新種】の【abamon】描いてる間にも
日に日に見たことのない【abamon】が増えていってる

私は日々【abamon】を描く毎日を送っている。
近々、その描いたスケッチの一部を公開したいと思う

私は内心ワクワクしながも、もしかしたらやってはいけないことをしてしまったんじゃないかと少し不安を感じているが、相変わらず人間の言葉を食べる以外は大人しく遊んでいるのでやはり【abamon】が地球人に危害を加えるそぶりは今のところみえないので私はホッとしている

親愛なる【abater】へ
それではまた進展があれば連絡する

また会える日を楽しみにしている


【abamon】研究レポート④

親愛なる【abater】へ

今日はお知らせしたいことがあって
このブログを書いている

実は密かに開発研究を進めていた
人の発する言葉を【可視化出来るゴーグル】の
開発に成功したのだ

人生本当に何が起きるかわからない
小学生の時から考えていた夢が叶ったのだ

このゴーグルはこのブログを通じ知り合った
とある発明家の方との共同開発によるものだ

このゴーグルをかけることで【abamon】たちが
食事してる姿を実際に見ることが出来るのだ!

これは世紀の大発明である!
ノーベ○賞ものだ!

私達は2人は開発の成功に喜んでいた!

普通の一般の人達でも開発したゴーグルをかけることで人の発する言葉を可視化してみることができる優れものだ

だが、一般の人達には【abamon】の姿は映らない
見えるのは人の発する言葉だけだ

だけど、このゴーグルを私達【abater】がかけて見ることで【abamon】が実際に言葉を食べてる姿をみることが可能になるのだ!

私は自分で保護している【abamon】で本当に見えるかどうか実験することにした

期待とワクワクで心臓の動きが早くなる
バクバク バクバク

私はゴーグルを手に取り自分にかけた
そして【abamon】たちの前で
ある言葉を発した「abamon」と

私の発した言葉は【一般の人達とは違い】やはり抽象画のような複雑な模様で口から飛び出していったのそれをゴーグルを通して実際に見ることができたのだ

すると私が言葉を発すると同時に【abamon】が
物凄いスピードで私の言葉に群がってきた!

勢い余って文字にあたまを突っ込んだり
文字の中に入って遊び始めた【abamon】もいる

そして次の瞬間大きな口で言葉を食べ始めたのだ!

私は間違えてなかったやはり【abamon】は
人間の発する言葉をエサに生きているのだ!

私は興奮した!これで証明できたのだ!
【abamon】が言葉を食べていることが

感動のあまりたくさんの言葉を【abamon】に与えた
すごく喜んでいる

にしても【abamon】の言葉を食べるスピードが異様に早い!だから言葉って発した後に消えてしまうのは
もしかしたら【abamon】の仕業なのかもしれない

食べて言葉を消化してくれているのだ

私はこのゴーグルを【abamonゴーグル】と名付けた
だが今は量産は出来ていない

まだひとつしか開発に成功していないのである
これから試験を重ねて量産出来るようになれば

親愛なる【abater】達にもこの
【abamonゴーグル】を提供したいと考えている

これで次からは想像からではなく【abamon】達が
実際に言葉を食べてる様子をスケッチすることが出来る

私は【abamon】達が人間の言葉を食べている姿が
なぜかとっても愛くるしく思えた

だからこそ【abamoji】としてちゃんと記録に残すのだ
長年一緒にいるから情が移ってしまったのかもしれない

親愛なる【abater】へ
また何か進展があれば報告する


【abamon】研究レポート⑤

親愛なる【abater】へ

【abamon】についてまた新たな発見をしたので
報告したいと思う

ある朝、外がうるさいので私は目が覚め
外の様子を見に行くことにした

すると研究所の前にひとつダンボールが置かれていた
どうやら泣き声はこの中からする

私は中を開けてみた

すると中には一匹の子猫が入っていた
音の正体はこの子猫だった

まだ生まれて数ヶ月だろうか体は比較的綺麗で真っ白だ

飼っていたが何らかの事情により飼えなくなったため
飼い主が拾ってくれると思って捨てたのだろう

私の研究所は街から少し離れた森の中にあるため
こうゆうことがよくあるのだ

仕方ないので里親が見つかるまでの間
私がこの子猫を預かることにした

お腹が空いているようなので私はミルクと
買ってきたキャットフードをあげた

ご飯を食べると落ち着いたようでスヤスヤと寝ている

子猫を拾った
その翌日、事件が起きた!

どこを探しても子猫がいないのだ

まさか!

そう思い私は【abamon】を保護している
部屋へと急ぐ!すると中から子猫の声が聞こえた

どっからか隙を見てきっと入ってしまったのだろう

ドアを開けると子猫がいた
何事もなく私は内心ホットした

子猫を抱えて部屋を出ようとした時
子猫が空宙をただよってる【abamon】を
パクっと食べてしまった!

私が驚いた隙をついて子猫は
手から飛び出してしまった

追いかけて捕まえてみたが
もう遅かったようだ【abamon】はいない

【abamon】を食べて飲みこんだのだろう

いやそれよりも!この猫もしかして
【abamon】が見えるのか⁉️

食べる瞬間明らかに【abamon】を狙って
口を大きく開けたんだ

はたまた偶然なのか?

それより【abamon】を食べちゃって
大丈夫なのだろうか?

きっと獣医に言っても信じてもらえないだろう

私は今日一日、猫の様子をみることにした...

ずっと観察を続けているが猫に変化はない
体調が悪いようにも見えない

ソファの上で大きなあくびをして
くつろいでいる

私は何事もなかったことにホッと胸を撫でおろした

そして私は眠りについた...

すると翌日また事件が起きた!

真っ白だった子猫の体が抽象画のような
複雑な模様に変化していたのだ!

なんてことだ!私は慌てて猫を抱え
猫の様子を見てみるが至って普通だ

何事もなかったかのように過ごしいる

どうやらabamonは食べても
体は大丈夫なようである

ただ、真っ白い子猫は
抽象画のように複雑な模様になってしまった

これは大発見だ!

あれから1ヶ月が過ぎ【abamon】を
食べた子猫は元の真っ白い姿に戻った

どうやら【abamon】を食べると一時的に
体の模様が変化するらしい

1カ月間、経過観察を続けていたが
体調も大丈夫なようだし

ひとまず私は安心した

私はもしかしたら偶然食べてしまったのではないかと思っていたのだが、そうじゃなった

この子猫は【abamon】をしっかりと目で追いネズミを追いかけるようにして【abamon】と遊んでいる

どうやらこの子猫は【abamon】が見える
数少なく【貴重な猫】のようだ

もしかしたら他にも一部【abamon】が
見える動物が人間の他にもいるのかもしれない

推測にはすぎないがこれはまた新しい発見である

私は子猫を里親に出すのはやめて
この貴重な子猫を飼うことにした

名前は体が白いので「シロ」にした
元気な女の子である

私は【abamon】が見える【猫】のことを
こう呼ぶことにした【abstract cat】
縮めて【abanyan】アバニャンと。

親愛なる【abater】へ

また新しい発見があれば報告する

しばらく子猫の世話で忙しくなりそうだ。。


【abamon】研究レポート⑥

★★【abamon】を保有中のオーナー様へ★★
【abamon博士より】

【abamon】もいつも私のように可愛いがって頂き
ありがとうございます

あなたの愛情のおかげで【abamon】が
あなたの普段喋っている言葉を食べて
あなたの元で順調に成長しつつあるようだ

【abamon】をお迎え頂いた時から
【abamon】はあなたの元で着実に成長している

どうか【abamon】に名前をつけて
これからも可愛がってもらいたい

時にはあなたの【abamon】を欲しがってる
人へ里親に託すこともあるだろう

これからも上手く【abamon】を
可愛いがって頂けたら私も嬉しい限りだ

おっとそうじゃった!
大事なことお伝えするのを忘れるとこじゃった!

私の研究レポートを読んだのならもうご存知だと思うが新たに【abamon】の新種が発見されたのは知っておるじゃろ?

現在【abamon】を2体以上保有しているオーナー様の元には【abamon】同士の交配によって

月に1回のペースで新種の【NEW abamon】
が生まれくるはずじゃ

ここ数年の研究により【abamon】の新種【NEW abamon】の生まれてくるペースが月に1回だとわかったのだ

新種のabamonは【abamon】を保有している数が多い人ほどたくさんの【NEW abamon】が生まれてくるようじゃぞ

この【NEW abamon】はどうやら交配でしか
生まれてこないようである

より多くの【NEW abamon】をみたいのであれば
わしの知り合いの【abater】仲間【abater NFT】から【abamon】をお迎えするとよいぞ✨

彼もわしと一緒でたくさんの【abamon】を
保有管理している

どの【abamon】と【abamon】を交配させるかによって生まれてくる新種も異なるようなんじゃ

中にはレアな【NEW abamon】もいるそうじゃが
どんな【abamon】が生まれてくるかは誰にもわからん

じゃが、わしのレポートを読んでくれた100名の元にはきっとレアな【abamon】が生まれくるはずじゃ

他に今わかっているのは4月に発見された
イースター仕様の【abamon】からはきっと
レアな【NEW abamon】が生まれてくるじゃろう

親愛なる【abaterとabamonのオーナー】様へ

また新たな進展があれば連絡する


続く...

#創作大賞2023

【★★サポートありがとう感謝特典★★】私をサポートしていただいた暁には、私もあなたをサポートいたします。何かわからないことがあればいつでもご相談ください。