吉谷友尋 Tomohiro Yoshitani

北海道在住のライターです。鉄道雑誌やWebで執筆したり、書籍編集のお手伝いをしたりして…

吉谷友尋 Tomohiro Yoshitani

北海道在住のライターです。鉄道雑誌やWebで執筆したり、書籍編集のお手伝いをしたりしています。 趣味はクラシック音楽鑑賞、料理、バードウォッチング、野球観戦など。 苗字は「よしたに」と読みます。 HP:https://www.yoshitanitomohiro.info

最近の記事

SNS、辞めちゃおっかな。

私は今年33歳である。 世間一般で見ればデジタルネイティブに近い世代であり、実際IT機器とともに成長してきたと思う。 その割に、ずっと「SNSの更新がめんどくさい」「承認欲求出しまくりの投稿を見るのが嫌」という気持ちがある。 今、辞めるべきか割と真剣に悩んでいる。 とりあえず、自分とSNSの関係史を振り返ってみよう。 大学2年の終わりに、Twitter(現在のX)とFacebookに登録した。 その後すぐにインスタグラムもはじめ、私のSNS生活が始まったのである。 SNS

    • 札幌移住1年半の雑感

      東京生まれ神奈川育ちの私が北海道に移住して、1年半が経った。 冬を二度経験し、この土地の空気感や人との触れ合いが少しずつ、自分ごととして捉えられるようになっている感覚がある。 私は2022年9月から札幌に住んでいるが、実は2021年まで北海道に来たことはなかった。 それ以前にも北海道を旅するチャンスはあったのだが、諸事情でことごとく潰えてしまっている。 それだけに、初めて来た時の感動は相当のものだった。 移住のきっかけは私ごとなので割愛するが、これだけは言いたい。 札幌は

      • 音楽とお笑いの1ヶ月

        2月は、個人事業主にとって憂鬱な月の一つだ。 確定申告をしなければならない。 1年間の結果と嫌でも向き合う必要があるし、現実を見て今後どうしていくかを考えていかざるをえない時期でもある。 そういった憂鬱を少しでも晴らすためなのか、たまたまなのか…今月は二つのドームに行った。 音楽とお笑いは、私にとって重要な気分転換ツールである。 今回は2つのカルチャーについて、体験を交えながら話してみたい。 1.Queen+Adam Lambert(札幌ドーム)私がクイーンを知ったのは、中

        • 不安は続くよどこまでも

          新年のご挨拶が遅くなりました。 2024年もよろしくお願い申し上げます。 昨年5月に「毎週投稿」を掲げてしばらく頑張ってみたものの、仕事やプライベートの事情で更新できない状況も長く続きました。 今年からは「毎月更新」にハードルを下げ、心機一転頑張っていこうと思います。 しょうもない文章ばかりですが、長い目でお付き合いいただければ幸いです。 また、今年は元旦から災害や事故が続く年明けとなりました。 被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 今回お送りする文章も、

        SNS、辞めちゃおっかな。

          クリスマス

          今年もクリスマスが近づいてきた。 ということは、年末が近いということでもある。 だんだんと一年をまとめる時期にさしかかってきましたが、読者のみなさまはどんな一年でしたか。 早速話が横道に逸れているが、今回は日本のクリスマスを考えてみたい。 考えるといってもそんなに堅苦しくなく、私が時々思っていることをポツリと言ってみるだけだ。 もともとキリストの復活を祝う行事であるはずのクリスマスは、日本で独自の発展を遂げてきた。 街はクリスマスツリーとイルミネーションで彩られ、大都市を

          今週お休みします…!

          今週お休みします…!

          先週投稿できずすみません。 今週も難しいかも…

          先週投稿できずすみません。 今週も難しいかも…

          「無性に食べたくなるもの」に関する考察

          読者のみなさまには、ふと無性に食べたくなるものはあるだろうか。 ラーメン、マクドナルドのハンバーガー、牛丼…私の場合、なぜかわんぱくでハイカロリーなものばかりが頭に浮かぶ。 でも、なぜ食べたくなってしまうのだろうか。 最初は「イライラしている」「煮詰まっている」「悲しいこと、悔しいことがあった」といった、自分のみで完結させることが難しい感情を処理するためなのではないかと思っていた。 私は研究者ではないので過度な分類や分析は苦手な方なのだが、あえてジャンル分けするとすれば「や

          「無性に食べたくなるもの」に関する考察

          今週、お休みさせていただきます。

          今週、お休みさせていただきます。

          完璧でいたい病(無理だけど)

          昔から、私には完璧主義っぽいところがある。 仕事もそれなりに頑張るし(最近よく怒られるけど)、家事もちゃんとやるし、ギャンブルはしない(あ、酒は飲む)。 「自分はすごい」などと自惚れるつもりは毛頭ないのだが、なーんも考えずに生活していると、つい完璧を目指してしまうのだ。 必死になって自分の能力に見合わない無茶な努力もしてしまうから、過去7〜8年は心を病んでいた時期がある。 なぜそうなってしまうのか、私なりに考えてみた。 多分、ないものねだりとせっかちが関係していると思う。

          完璧でいたい病(無理だけど)

          今週お休みします。 最近休みが多くて、申し訳ないです。

          今週お休みします。 最近休みが多くて、申し訳ないです。

          お台場散歩

          久しぶりに、お台場へ行った。 ある芸人さんが「何かありそうで何もない街」と評したエリアだが、なんとなくわかる気もする。 それでも、楽しむことはできる街なはずだ。 私なりの行った感想を綴ってみることにしよう。 1.フジテレビゆりかもめに乗って、新橋からお台場方面に向かう。 コロナ禍が落ち着き、観光の客足もすっかり戻っていた。 ゆりかもめの先頭車両は、いつでも大人気の場所だ。 海の上を滑るように走るし、レインボーブリッジの中を走行する際は少しスリリングな感覚も味わえる。 台場

          今週もお休みします。 来週、更新できるはず。

          今週もお休みします。 来週、更新できるはず。

          すみません、今週は記事掲載をお休みします。

          すみません、今週は記事掲載をお休みします。

          思わぬ才能

          人にはそれぞれ才能があるものだが、そういったものは自分ではなかなか気づきにくい。 私も日々生活をしていく中で自分の才能について考える機会があるものの、一人で考えていてもなかなか思いつかなかった。 だが最近、私には才能がいくつかあることを知った。 私の隠れた才能を、三つ挙げてみよう。 ただし、読者の皆さまの役に立つとは限らないのでご承知おきを(HOW TO記事、超苦手…)。 吉谷友尋の才能その1:知らない人から話しかけられる最近よく感じる才能の一つが、「見知らぬ人から話しかけ

          私と鉄道の話②

          鉄道ファンとは、全国どこにでもいるものだ。 かくいう私も、現在の仕事を始めるまではその一人だった。 私はなぜ鉄道ファンになり、どのような経過をたどってきたのか。 きちんと整理してみようと思う。 前回は幼少期から思春期にかけての私の鉄道遍歴を振り返り、いったん鉄道趣味から足を洗ったところまでを書いてみた。 今回はなぜ再び鉄道趣味に帰ってきたのか、そして社会人になってからを振り返ってみよう。 1.大学時代-「当たり前」の大事さに気づいた渋谷の大変化大学に入ってすぐの頃は、鉄