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【百年ニュース】1920(大正9)12月2日(木) 宮沢賢治(24)国柱会信行部に入会。「今度私は国柱会信行部に入会しました。すなわち最早私の身命は日蓮上人の御物です。従って今や私は田中智学先生の御命令の中にだけあるのです。あまり突然でちょっとびっくりなさったでしょう」『宮沢賢治全集第13巻』

「この年盛岡高等農林学校研究科を優秀な成績で終了した宮沢賢治は担当教授から助教授に推薦されるが辞退。以後定職にはつかず,無為の日々を送っていた。ところがこの日,突然友人あてに「国柱会」に入会したことを興奮状態で書き送る。国柱会とは田中智学を指導者とする,日蓮宗の過激な宗教団体で,彼は大正3年から法華経を熱心に読んでいた。そして翌年1月に家出,東京の国柱会本部を尋ねる。」(山崎行太郎)

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