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【百年ニュース】1921(大正10)10月19日(水) 相撲解説で活躍した神風正一が香川県大川郡三本松町で誕生。本名赤沢正一。二所ノ関部屋で関脇に進むが引退。1953(昭和38)5月場所~1986(昭和61)3月場所に渡り,NHKテレビの大相撲中継の解説者を務める。独特の語り口が人気に。1990(平成2)肺炎で没,享年68。

相撲解説で活躍した神風正一かみかぜしょういちが香川県大川郡三本松町(現在の東かがわ市)で誕生しました。本名赤沢正一でした。小学生時代から朝日新聞社の健康優良児に選ばれたほど壮健でありました。新聞報道でその少年の存在を知った横綱玉錦が勧誘に訪れ、二所ノ関部屋に入門することになりました。

1937(昭和12)年に旧制東京市立上野中学校(現在の都立上野高校)を卒業し、5月場所で初土俵を踏みました。1942(昭和17)年1月場所で新入幕。関脇に昇進しましたが、1950(昭和25)年1月場所を最後に引退しました。

1953(昭和28)年5月場所にNHKテレビの大相撲中継が始まると、相撲解説者として玉の海梅吉とともに活躍することとなりました。独特の語り口が人気となり、昭和の大相撲ブームに貢献しました。大相撲解説は1986(昭和61)年3月場所まで33年間にわたり務めました。

1990(平成2)年5月15日に肺炎で死去し、享年は68歳でした。

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