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【百年ニュース】1921(大正10)10月2日(日) 人類初マッハ2を突破した米国のパイロット,アルバート・スコット・クロスフィールドがカリフォルニア州バークレーで誕生。大戦中に海軍に入隊,戦闘機の搭乗員となる。1953年マッハ2達成。生涯現役パイロットで2006に墜落死,享年84。

世界で初めてマッハ2を突破した米国のパイロット,アルバート・スコット・クロスフィールド(Albert Scott Crossfield)がカリフォルニア州バークレーで誕生しました。1940年にワシントン大学の工学部に進みますが、翌年12月の真珠湾攻撃で太平洋戦争が始まると、ワシントン大学を休学。海軍に志願し入隊しました。戦闘機のパイロットや飛行訓練教官などを務め、大戦後に大学に復帰。大学院に進み航空工学の修士号を取得しました。

1950年にNASAの前身である、NACA、アメリカ航空諮問委員会に加わり、エドワーズ空軍基地でテストパイロットとなりました。高速飛行実験に参加し、パイロットであるだけでなく、飛行機開発にも携わりました。そして1953年11月20日、人類初のマッハ2を達成。1959年にはマッハ2.53を記録しました。

アルバート・スコット・クロスフィールドは老年に達しても生涯現役パイロットでありました。そして2006年4月19日84歳だったクロスフィールドは自らセスナ機を操縦し、アラバマ州プラットビルからヴァージニア州ハーンドンに向いましたが、雷雨の中でジョージア州ゴードン郡で機体が墜落し、死亡しました。

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