エミー賞を7回受賞した米国の女優ベティ・ホワイト（Betty Marion White）がイリノイ州オークパークで誕生しました。父は旅回りのセールスマンでした。1929年にはじまる大恐慌に際して、一家は職を求めてカリフォルニア州ロサンゼルスに移りました。

ベティはホーレス・マン高校、のちビバリーヒルズ高校に転向し、卒業後すぐに女優となりました。テレビの普及期にコメディ番組で活躍し、その後はクイズ番組のレギュラー出演でも有名になりました。1950年代から60年代にかけては「クイズの女王」(First Lady of Game Shows)とも呼ばれました。

ベティは100歳を迎える17日前、2021年12月31日に99歳で惜しくも亡くなりました。ベティ・ホワイトの生誕100周年を記念し、1月17日（GST）から24時間、Googleで彼女の名前（英語で"Betty White"）を検索すると画面にバラの花びらが舞い、「友達でいてくれてありがとう（Thank you for being a friend）」という特別な表示がなされました。