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【千葉・幕張】幕張のウォーキングコース2選、公園+水辺の風景と、歴史巡り+フレンチうどんと

「悩み事は、散歩して忘れるのが一番。まあちょっと外へ出てみたまえ。ほら、悩みごとなんか、翼が生えて飛んで行ってしまう。」(Dale Breckenridge Carnegie)

 地元近くのウォーキング、前回の以下の記事ではJR総武線津田沼駅→京成線実籾駅についてご紹介しました。

 今回はJR総武線の幕張本郷駅→京成線の大神宮下駅、そして幕張駅→八千代台駅のコースをご紹介します。
 前者は途中の公園が気持ちよく、後者は神社や城跡を巡った後に八千代台駅にてフレンチうどんを食べるという風変わりな特徴があるので、是非お読みください。



緑と水に囲まれて、幕張本郷~ららぽーとの爽快ウォーキング

 幕張本郷駅の南には京葉道路があり、これに沿って公園が整備されているんですよね。ここを歩いてみようというのが今回のコースです。

当日のウォーキングルートを水色で示しています

 まず最初に入るのは習志野市香澄公園。小川が流れていたり、鬱蒼と気が生い茂る別世界のような小径があったり。かと思うとスポーツ施設があったりと、様々な風景を観ることができるんです。
 お隣には谷津干潟公園があり、こちらは渡り鳥の飛来地となっているラムサール条約登録地。自然観察センターには水性生物の展示やカフェがあり、軽く食事をすることもできるようになっています。
 こんなところを通過してららぽーとTOKYO-BAYに到着する、というのがこのコース、トータルで10kmくらいでしょうかね。


幕張から花見川沿い、史跡を訪ねながらのウォーキング

 上記とは別の日に歩いた幕張駅→八千代台駅のコースがこちら。これもトータル10km弱あります。

上と同じく、水色がウォーキングコースです

 幕張駅近くには昆陽神社というのがあるんですけど、昆陽が青木昆陽という江戸時代の幕臣であるというのはほとんどの方がご存知ないでしょうね。サツマイモの栽培を関東にも広めた人で、天明の大飢饉(1782~1788年)ではサツマイモのおかげで多くの人命が救われたんだそう。試作地の一つがここ幕張(馬加村)にあり、餓死者を一人も出さなかったという功績があるんだそうです。
 お次は三代王神社・真蔵院に。この近辺にあった武石城に関連があるものらしく、近辺の馬加城・実籾城と連携した城だった、という説もあるんだとか。
 以降は自然の風景が残る花見川沿いをひたすら歩き、途中で八千代台駅に向かって北上する、というルートです。


フレンチなのにうどん? これが意外に美味かった

 この日のランチはフレンチの『ぐるめや』。ピュアなフレンチを食べたかった訳ではなく、「フレンチうどん」に惹かれたんですよね。オーナーシェフが帝国ホテルご出身の方だとのことで、こういった柔軟な発想に繋がるのでしょう。
 サラダのレタスや水菜はパリッパリ、酸味のしっかりとしたドレッシングが素晴らしい味。ネギの入ったコンソメスープも奥深い味で美味。
 フレンチうどんはホワイトソース具材はシメジにベーコン、人参に白菜に小松菜。ホワイトソースのコク、パスタより明らかに存在感を消しているうどんのほのかな旨味。ベーコンと野菜はホワイトソースとのバランスが絶妙で、うどんの繊細さを活かす味付けに仕上がっていました。


 以上、近場であっても知らないところ、美味しいものはあるもの。折をみて、今後も開拓していきたいと思います。

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