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薬の飲み忘れ問題

前回の記事で書いた通り、服薬を開始してからなかなかウイルスの値が検出限界(血液検査で検出できなくなる値)以下という目標をクリアできなかったのですが、その理由は薬の飲み忘れだったのではないかと思っています。

https://note.com/yoshy661/n/n7f3e96463bb0

ウイルスがなかなか減らない

投薬開始から数か月で、CD4はまったく正常な値になったのですが、ウイルス量だけずっと低い値でウロウロして消えてくれませんでした。
ウイルスが検出限界以下に抑えることが目標なのですが、低いながらも検出限界以下にはならない、という状態が続きました。

僕が飲んでいる薬は一日一回服用で、いつ飲んでもいいのですが、僕は毎朝飲むようにしています。PTPシートではなくて、30日分が1つのボトルに入っています。
始めのうちは飲み忘れはしないだろうと思っていたのですが、数回、会社に出勤してから「あれ、そういえば今日薬飲んでない!」と気づき、夜家に帰ってから飲むようなことがあって、飲み忘れ防止のスマホのアプリを使うようにしました。

アプリでの飲み忘れ防止の問題点

アプリは毎朝アラームで薬を飲むように知らせてくれて、飲んだらチェックを入れるという単純なものなのでした。
しかし、毎朝それをやっていると、飲み忘れたのか、チェックを入れ忘れたのか分からない、ということがちょくちょく起こりました。

本来、薬を飲んだらその場でアプリを開いてチェックを入れるべきなのですが、朝のバタバタした時間の中で、食後の流れで薬を飲んで、あとでアプリでチェックを入れていたのが悪かったと思います。

アプリにチェックが無いと「あれ、薬飲んだはずだよな、いや、飲んでないのか、もう一回飲んでたら一日に倍量飲むことになって危ないし、でも飲んでなかったら…」とモヤモヤしてしまい、薬のボトルをひっくり返して残りの錠剤の数えたりしたこともありました。しかし、そもそもあと何錠残っているのが正解なのか、だいたいは把握していても確信は持てず、モヤモヤしながらも「飲んだはずだから大丈夫」と言い聞かせて過ごすこともありました。

ピルケースでの管理

アプリでの管理がうまくいかなくてストレスだったので、次に↓のような1週間分の薬をいれるピルケースを使うようになりました。
これであれば、毎週月曜日にすべての曜日の分の薬をピルケースにセットしておけば、薬を飲み忘れたかどうかは一目瞭然になります。

このピルケースでの管理を始めて気づいたのが、全くの無意識で薬を飲み忘れている日が意外とあるということです。

会社で大事な会議がある日とか、いつもよりちょっと早く出社しないといけない日とか、いつもと少し違う行動をとったり、考え事していたりする日に多いのですが、夜にピルケースを見て「あれ、今日の分飲んでなかったんだ!やば!」ってなって慌てて飲むことが、月に1回くらいはあったりするのです。

自分の記憶のあてにならなさ

薬の飲み忘れ防止のピルケースって、お年寄りが使っているイメージで、自分は飲み忘れたりしないと思っていましたし、飲み忘れても気づけると思っていました。
しかし、ピルケースを使って思いのほかに自分の記憶があてにならないということに気づきました。命に関わるような薬だから緊張感をもって飲み続けられると思っていましたが、毎日のことになると緊張感が薄れて意外と抜けてしまっていました。

もっとキッチリと管理できるマメな性格だったら、記録とかもしっかり付けられるのでしょうけど、自分みたいなマメさの欠片も無いタイプの人は、忘れてはいけないことは、1週間のピルケースみたいに一目瞭然に分かるような管理の方法をしたほうがよいと気づきました。

そして、ピルケースでの管理を始めて、たまに朝飲み忘れた日は夜に飲んでリカバリーするようになってから、検査でウイルスの量が検出限界以下になったのでした。
本当のところはどうかは分からないのですが、かつては自分が気づいていないだけでちょくちょく薬を飲み忘れていて、それでウイルスの量が下がり切らなかったのではないかと思っています。

HIVに限らず、毎日薬を飲まないといけない人もいらっしゃると思うので、
僕の経験が参考になれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

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