ケンゾー・JG

東京でサラリーマンとして働いている30代後半、HIV+のゲイです。パートナーと同棲中。…

ケンゾー・JG

東京でサラリーマンとして働いている30代後半、HIV+のゲイです。パートナーと同棲中。中年サラリーマンとしての日々、パートナーとの同棲生活、病気のことなど、日々思うことを書いていきたいと思います。 #ゲイ #HIV https://twitter.com/kenzo_gj05

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    他のマガジンに分類できなかった、日々思ったことを書いている記事をまとめました

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    HIVのことや、そのほかの病気についての記事をまとめました。

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自己紹介(HIV+のゲイサラリーマン)

こんにちは。 僕は30代後半のゲイです。 長いこと同性のパートナーと一緒に暮らしています。 5年以上前にHIVに感染していることが発覚して、治療を続けています。今は体調は安定しています。 仕事はメーカー勤務の技術系。ゲイであることや病気のことは伏せて働いています。 自分がゲイかもしれないと考えだした高校生の頃、今後の人生に漠然として不安を感じました。 自分がHIVに感染したかもしれないと思った時、強烈な不安を感じました。 幸せな生活を送るイメージが出来ず、自暴自棄になるよう

    • 久しぶりの投稿

      またもや久しぶりの投稿となってしまいました。 2023年は色々と変化が激しく、忙しかったという言い訳もあるのですが、 noteを書く時間が一切取れないほどの時間を過ごしていたかというと、そんなことはなく。ただの怠慢であったと思います。 *** 2023年は大きな変化が多い年だった。 興味をもった分野の勉強をするために学校に通い始めたり、 自分で事業をやっていくための準備をしたり、 振り返ってみると、本業の仕事もあるなかでよくも色々なことをやったな、と思う。 本当はもっと

      • 精肉店のコロッケは裏切らない

        僕はコロッケが好きだ。 特に精肉店のコロッケが好きだ。 僕はパートナーと二人でGWの旅行に出かけている。 昨日、乗換えの駅で、ご当地の和牛を使ったコロッケが売られているのを見つけた。 この後、1時間ほど列車に揺られることになる。 小腹も空くだろう。 いや、小腹が空くとか空かないとか、そういうことではなく、ご当地の和牛を使ったコロッケというものは大抵美味いものなのだから、買わないわけにはいかないだろう。 そう考えた僕は、プラスチックのパックに1つずつうやうやしく詰められ並

        • 高熱を出して死にかけていました。

          毎週1つは記事を書きたいと思っていましたが、 先週は全く記事を投稿できませんでした。 というのも、 先週末から高熱を出して寝込んでおり、 noteを開くことができませんでした。 ”死にかけていた”はさすがに大袈裟ですが、 久しぶりに40℃近い高熱が出たので、少し命の危険を感じました。 発熱した日の朝は「ちょっと怠いな」という程度だったのですが、 昼にかけて座っているのも辛くなってきたので午後は休みをもらい、 布団に横になって様子をみようと思っていましたら、あれよあれよと

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          嘘をつくゲイ:10年ぶりの同僚との飲み会

          数か月前に、前々職の同僚から約10年ぶりに突然連絡がありました。 何となく今何しているか気になった、とのこと。 そして、先週かつての同僚4人で飲み会をしました。 10年という時の流れ 元同僚の内訳は、5歳くらい上のAさんと、8歳くらい上のBさん、 同い年のCさんというメンバーでした。 Aさんが連絡をくれて、Aさんとは前もって「Bさんも呼ぶ」と聞いていたので、複数人の飲み会であるとは知っていましたが、 Cさんがいるとは知りませんでした。 お店に着くとCさんだけ先に付いて

          嘘をつくゲイ:10年ぶりの同僚との飲み会

          私と乳首~ヤル気スイッチ~

          わたしのヤル気スイッチはどこにあるんだろう。 乳首にあるのだろう。 間違いない。間違いないのだ。 男性の乳首の存在意義 以下のサイトでは、 ”男性の乳首は積極的に存在しているわけではない”、”結局、男性の乳首は遺伝的に生じた女性の胸の副産物ってことだね。”と解説されています。 男性の乳首って、無くてもいいけど、発生の過程で残っているものなのですね。 しかし、せっかく付いているものを何にも活用しなくて良いのでしょうか。日本語には世界に誇る美しい概念があります。 M

          私と乳首~ヤル気スイッチ~

          さくら味が美味しくなっている気がする

          もうすぐ春ですね。 さくら味のお菓子をスーパーやコンビニで見る機会が増えました。 僕は春のおとずれを感じることができる”さくら味”のお菓子が好きです。 ピンク色なのがおいしそうに見えますよね。ピンク色の食べ物ってだいたいおいしいと思っています。 桜餅だけでなく、チョコレートや、クッキーなどの洋菓子も多いですよね。 昨日はさくら味のバームクーヘンをコンビニで買って食べました。 今日もミスタードーナッツで”桜もちっとドーナツ 満開”を買って食べたのですが、めちゃくちゃ美味し

          さくら味が美味しくなっている気がする

          映画「BLUE GIANT」を見たら自分のカッコ悪さに変な汗が出た

          2回連続で映画感想文となりますが、 映画「BLUE GIANT」を見た感想を書きたいと思います。 結論から言うと、とても良い映画でした。 どんな点がとても良かったかまとめると、以下の3つです。 青春の熱さや勢い 音楽 内省につながるストーリー 青春の熱さや勢い 僕は学生時代に、ジャズではないのですが、音楽サークルに所属していたこともあり、 あの若さ溢れる勢い、無鉄砲でありながら、ものすごいスピードで成長する感じ、 少し過去の思い出と重ねてみたりして、胸が熱くなりま

          映画「BLUE GIANT」を見たら自分のカッコ悪さに変な汗が出た

          映画「RRR」を見てきたけど良さが分からなかった

          タイトルの通りなのですが、映画「RRR」を見てきました。 僕の周囲で見ている人が多く、面白かったという話をよく聞いていたので、 インド映画であること、3時間という長い映画であることくらいしか前情報を知らない状態で見に行きました。 知人から、 「あれはIMAXで見たほうが良い。友情に関するストーリーで、ストーリーの良さもあるが、、、とにかく”インドの勢い”を感じた。」と言われたので、 なぜ、”友情もの”の映画をIMAXで見る必要があるのか腑に落ちないながらも、 わざわざIMA

          映画「RRR」を見てきたけど良さが分からなかった

          UAに憧れるオジサン(ゲイ)

          新幹線の車内チャイムがTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」から、 UAの「会いに行こう」という曲に変わるというニュースを見ました。 TOKIOのAMBITIOUS JAPANが約20年前の曲であるということに恐怖を感じますが、 UAに白羽の矢が立つとは!嬉しさと驚きでいっぱいです。 UA熱が再燃 僕の中高生時代の女性歌手と言えば、宇多田ヒカルとか、浜崎あゆみとか、椎名林檎あたりがドンピシャ世代で、全員大好きな歌手なのですが、 ちょっと通好みな感じがする女性歌

          UAに憧れるオジサン(ゲイ)

          悪い優しさ

          僕は昔から「優しい人」と言われることが多いです。 ”優しい自分”のことも好きなので、”優しい自分”像に合わせた言動をしている部分もあると思います。 「本当の優しさではないよね」 就職して、東京に出てきてすぐの頃、 ゲイの出会いアプリで知り合った年下のT君とたまに遊んでいました。 ”セフレ”というほど淡泊な関係ではなく、一緒に居酒屋で飲んだり、街に遊びに行ったりするような仲で、友達以上、恋人未満的な存在でした。 T君は年下ではあるものの、ゲイとして目覚めが早く、かなり早い

          悪い優しさ

          知らない間に空き家の所有者になっていた件

          僕の父親には兄と姉、つまり僕にとって叔父と叔母がいました。 どちらも仕事もしないで父の実家に引きこもって暮らしていました。 今でいうニート的な存在だったのか、もしくは何か病気や障害があったのか、僕には説明されることもなかったので分かりませんでした。 何度か会ってはいるのですが、ほとんど会話した記憶がありません。 父方の叔父さんと叔母さん 叔父さんは、2,3回しか顔を合わせたことが無いのではないかと思います。かなりの変わり者の空気を醸し出していて、僕は会話らしい会話をした記

          知らない間に空き家の所有者になっていた件

          時事ニュース関連:変わらないことについて

          ニュースで我が国の偉い人達が同性婚についての発言が話題になっています。 ”社会が変わってしまう”ことは悪いことなんでしょうか。 変えてはいけない価値観 確かに、変えてはいけない価値観、というものもあると思います。 会社で言えば、ビジョンとかミッションとかいう、そういう芯となる価値観はそう簡単に変えてはいけないと思います。 国において、芯となる価値観とは何でしょうか。 その価値観を守るために”男女でしか結婚できない”ことが必須なことなのでしょうか。 例えば、「国民が平和

          時事ニュース関連:変わらないことについて

          エゴン・シーレ展に行ってきました。

          上野の東京都美術館で開催されているエゴン・シーレ展に行ってきました。 僕は美術展にはごくたまに行く程度で、 知識もないので、何となく解説などを読んでわかったような、わからないような気持ちになりつつ、 少し高尚な趣味を持っているような気持ちになって楽しむような人間です。 全く知識が無い門外漢ですのでご容赦ください。 なぜ、エゴン・シーレ展に行ったのか 今年の目標に美術展に行くことを掲げました。 動機は、アートが分かる人っぽくなりたい、という不純なものです。 お正月休み

          エゴン・シーレ展に行ってきました。

          老化と感情のコントロール

          この間、久しぶりに実家に帰省してきました。 感染症が流行る前に帰ったのが最後だったので、数年ぶりの帰省です。 少し前までは、東京に住んでいる人間が帰ってくることを酷く恐れていた両親は、「まだ帰ってこないでいい」と言っていましたが、 自分たちがワクチンを5回打って、世間の雰囲気の緩まりも感じたのか、 今年の年末には「いつになったら帰ってくるのか」と連絡をするようになりました。 地元に帰ってもやることが無く、「良い人はいないのか」といまだに聞かれるし、帰省は僕にとって、どちら

          老化と感情のコントロール

          給食のパンを美味しく食べるために古代の人になりきってみる

          ここ最近、少し忙しい日々が続いており、 心身共にお疲れモードです。 気分転換に散歩しているときに、建築中の超高層ビルを見上げて、 「こんなものが作られる世界って、現実感ないよな」と思いました。 建築業界で高層ビルの建設に携わっている方からしたらリアリティのあることのなのかもしれませんが、 全く門外漢の僕からすると、何がどうなってこんなドデカイものが建てられるのか、想像もつかないです。 よく考えてみると、超高層ビルに限らず周囲にある人工物って、 ほとんどどうやって作られて

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